闇狩人は現代版必殺仕事人で、このシリーズは闇狩人の外伝に相当する。
立花技研は会長自ら陣頭指揮を執って、法規制に縛られない域での究極のバイク「D型」の開発を行っており、これに対応するどんな衝撃にも耐えられるライダースーツも合わせて開発を行っていた。
清河はプロジェクトチームにもぐりこんだヘッドハンダーであり、産業スパイである。
彼女の目的はD型ではなく、ライダースーツの方で、これを永田重工に依頼されて開発者ごと持ち出すことであった。
永田重工はこのライダースーツの軍事転用をねらっており、清河は性能テストも兼ねてD型の部品を抜き取ってわざと事故を起こさせるなど汚れ仕事でも平気で行うという冷酷な女である。
しかし抜き取った部品を立花の会長に見られたことから、これを殺害、放火して技術者・浦沢と共に永田重工に向かった。
会長は今わの際にテストライダーの飛高に「闇狩人」を探して、敵討ちをするように頼むが、飛高は自ら「一夜限りの闇狩人」となり、清河と浦沢の車の前に立ちふさがった。
皮肉にも浦沢の開発したスーツは完璧であったために、清河の銃撃も一切飛高に通用せず、飛高がすれ違いざまに工具をフロントガラスに放り込むと、清河の胸に工具がつき刺さり、清河は死亡した。
尚、浦沢は車と共に高架下に転落して死亡した。