女囚たちが気を失ってからどれほど時間がたったのだろうか。昆虫軍団は東京をはじめとする日本全国を一斉に襲撃し、計測不可能なほどの死者を出していった。そしてその魔の手は研究所にも襲い掛かる。
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美学で飯は食えませぬ |
いち早く目を覚ましたリーダーは羽虫の大軍が研究所を襲撃している光景を目の当たりにして絶叫、残る部下たちも尻に帆をかけて部屋の奥まで逃げ出す。マナブは銃を投げ渡し、「それでも持ってりゃクソ度胸がつくだろうよ」と言って見張りを建てようとするが、女囚たちはガタガタとビビりまくり(顔をヒョータンツギにしたコマまであるw)、マナブが棒で脅してようやく見張りに付く始末。見事なまでの醜態、いやある意味美態である。
さて、ホームレスたちが虫に襲われない理由を突き止めるために、美土路博士は女二人とホームレスを連れて車でミクロイドSの隠れ家に向かおうとし、護衛としてもう一台の車に残りの女と息子(コイツが運転するのだ)を乗せた。しかし隠れ家に向かう途中、マナブの車はガソリンが切れてしまい立ち往生することになる。そこに現れたのが、昆虫軍団の幹部・ジガーだった。ジガーは「ヤンマの居所を教えてくれたら、俺はあのホームレス共が昆虫軍団に襲われなかった理由を教えてやる」とマナブに交渉する。マナブは条件をのみ、ジガーを瓶の中にかくまった。
しかしそこで女囚たちはジガーが昆虫軍団を操っていることを悟り、瓶の中に煙を入れてジガーを窒息死させようとする。激怒したジガーは光線を放ってベッコウを射殺、逃げ出した三人もたちどころに虫に襲われ、崖から落ちて死亡した。
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無駄死に呼ばわりされてやんの |
ちなみに、美土路博士の車に乗ってた二人は生存している。