過労死した一流ビジネスマン尾崎達郎が、家族の生活のためサイボーグ山崎宅郎として蘇り、さまざまな企業に派遣され関係する人々や会社を救っていくという物語。登場する架空の商品/サービスの中には、その後似たようなものが実現したものもある。また、お約束として物語の終盤にライバル企業のサイボーグ
*1が登場し戦闘になる。
石野小織は、山崎が電機メーカー“カオス電気”に派遣され、食品の瞬間冷凍を行う冷凍レンジの開発に関わった物語に登場する。カオス電気の優秀な技術者であるが、潔癖症で会社に不満を持つ技術者河合に近づき、自分が所属するミカエル電気へのヘッドハンティングを持ちかける。
しかし、山崎が河合を説得しようとしたため、それを阻止するために現れ山崎を「インパットダイオード発振砲」で攻撃する。山崎は
鮎川蘭?の時と同じように女性相手に戦うことが出来ず一方的に攻撃され追い詰められる。
しかし、その時山崎の説得に心を動かされた河合が山崎をかばう。「山崎の話をもっと聞きたい」という河合であったが、石野は冷たく「お前は我々の管理のもとで知識と技術を活用さすればよい」旨を述べる。怒った河合は、山崎にとどめを刺そうとした彼女を突き飛ばす。そして、池に落ちた石野はショートして顔面の人工皮膚がはがれてしまう。
かくして山崎は「そのザマでは“女”以前に“人間”として通用しまい!」と戦闘モードに切り替わり、石野の攻撃を回避し必殺「ヤマザキ仕置きハンド」を繰り出す。そして、石野小織は胸を貫かれ心臓部を破壊されて、爆発した。