女ザコ・敵女・悪女情報wiki - 戦闘員(バロムワン)



「クッソォ…! 道連れだァ!!」

キャラクター名

No.205 不明(ここでは便宜上「戦闘員」とする)

登場作品基本情報

「バロムワン」

アニメ

E&G FILMS/2002-2003年

登場シーン詳細情報

9話、10話、11話、13話
(10話はラストシーンのみ)

CV

未公表

外見

 濃紺の全身タイツの上から、赤紫色の強化アーマー(メタルファイターミク似)を着用した女性。鼻より下は露出している。両腕に二連装マシンガン、脚に小型ミサイルポッド、背中にジェットエンジンを装備している。

概要

 かつて大人気を博したさいとう・たかを原作の特撮ドラマ「超人バロム・1」をSF作品としてリメイクしたアニメ。近未来、ゴーモンと呼ばれる宇宙生命体が地球を支配するために、生き物やゴミなどに憑りつき悪事を働いた。それを危惧したもう一つの宇宙生命体・コプーは、日本の中学生・白鳥健太郎と城戸猛の二人を『正義の代理人』に選び、スーパーヒーロー・バロムワンに変身する能力を与えた。二人は腕を重ねることでバロムワンに合体変身し、ゴーモンの手下どもを叩き潰す。

9話

ボス(中央)とその部下(右)
 健太郎と猛の幼なじみ・優子が何者かに誘拐された。その犯人は外国人とみられる三人の女で、人質を解放するために警視庁(猛の父親の職場)に10億円を要求してきた。自分たちが呼んだせいで優子が…と危惧した健太郎と猛は、10億円を渡す役を引き受け、運転手と共に車に乗り込んで指定された廃ビルに向かう。しかし、そこで待っていたのは冒頭のようにフルアーマーで武装した三人の女だった。身代金を要求する三人に、猛と健太郎は優子を解放する方が先だと息巻くが、女のうちの一人が発砲し車を爆破。情け無用の攻撃に腹をくくった二人は10億円入りのアタッシェケースを投げ渡す。しかし女たちは二人を殴り倒し、時限爆弾を仕掛けて逃走。研究所からゴーモンの細胞を盗み出した彼女たちは、自分たちの素顔を見た優子を生かして帰す気など更々無かったのである。
 健太郎と猛は、優子に正体を明かしてバロムワンに変身。爆弾を剥ぎ取って壁をぶち破り、優子と共に屋上を目指す。そこでは女たちが警察の特殊部隊と戦闘を行っていた。女たちはバロムワンに気づき、ミサイルで攻撃するがバロムワンは華麗に回避、二人をたちまち殴り倒すと、リーダー格の女の元に詰め寄り顎を抱えて投げ飛ばした。救援に別の女兵士がヘリで駆けつけ、身代金とゴーモンの細胞の収められたカプセルを受け取り逃走を図るが、時限爆弾のタイムリミットがあと少ししかないことに気が付いたバロムワンが時限爆弾を投げつけたため、ヘリは大破する。リーダー格の女は道連れにアーマーを起爆させるも、バロムワンは優子を抱え間一髪逃走に成功した。

10話・11話

 警視庁でゴーモン事件の担当をしていた男・東が裏切った。東はバロムワンを球戯場におびき寄せ、空中から女兵士7人を降下させてバロムワンを始末させようと目論む。(ここまで10話)
 女たちはバロムワンを取り囲み、一斉に射撃を開始。バロムワンはガードしつつ脱出、「ふふん」と鼻で笑う女に飛び蹴りを食らわせ、殴り掛かってきた二人目の女にカウンターパンチを食らわせて吹き飛ばす。
バロムキック!バロムパンチ!
 その隙をついて背後に忍び寄った女兵士がバロムワンを羽交い絞めにし、もう一人がバロムワンのむき出しの顔面を殴打するが、回し蹴りを放とうとした瞬間にバロムワンは腰を落とし、後ろで締め上げていた女兵士にその蹴りを命中させる。驚いた瞬間、バロムワンは膝蹴りを浴びせて前方の兵士を蹴り倒して脱出。
戦いは頭でするものだ!バカめスキだらけだ!
 残り三人も一斉攻撃を仕掛けるが、バロムワンは球戯場の壁を利用して反動をつけ、三人をいっぺんに殴り倒す。ドサドサドサと小麦袋のように落下する三人の女兵士。こうしてバロムワンの戦いは終了し、女たちは駆け付けた警察によって捕縛された。
 しかし、彼女たちは、バロムワンの戦術をアナライズするためのモルモットにすぎなかった。
ふん、口ほどにもない

13話

 いよいよ本性を現した東は、優子や健太郎と猛の家族・担任教師などを誘拐し、ゴーモンの宿主にしようと目論む。健太郎と猛はそれを阻止しようとするが、そこに無数の女兵士たちが現れ、東は「手を引け。さもなくばこの場にいる全員を射殺する(人質の代わりなどいくらでもいる)」と命令する。唇をかみしめる二人だったが、そこに猛の父・城戸刑事が特殊部隊を率いて参上。女兵士たちの相手は警察がするから、お前たちはバロムワンになってゴーモンと東をやっつけてくれ、と頼む。
 二人はバロムワンに変身し、ゴーモンと融合し鬼神となった東に挑む。バロムワンが、自らの意志でゴーモンの精神支配を打ち破った優子たちの声援を胸に東を倒した時には、女兵士たちは全員捕縛されていた。9話で散々な目にあった特殊部隊員たちにとっては、雪辱を晴らしたことになる。

見どころなど

 まあ、その噛ませ犬っぷりだろう。自らの攻撃を逆利用され、自爆覚悟の特攻からは逃げられ、挙句特殊部隊に完敗してお縄になるというヘタレっぷりは見事なものである。ヤラレボイスも「あァッ!」「ギャアアッ!」となかなかエロい。また、全身装甲だらけなのにもかかわらず、胸の緩衝材がご丁寧にもその双丘をくっきりと浮き上がらせており、女性的なフォルムが感じられる。
 

余談

 なんで全員女なのかは最終話を見ればわかると思うよ。

参考動画