熊野市立鰊中学の教諭であり、主人公「世界の孫」甘栗甘水の担任教師。
しかしその正体は女の武器とイカを使って学校を支配使用と企む凶暴な極悪人であり、気に入らない生徒を生きては帰れないという反省房送りにして抹殺したり、生徒に攻撃するのもまったく気にしないような人物である。
異常にイカを愛し、体内に大量にイカを常備しているほか、生きているイカを自由に操れる能力をも持つ。
一巻では、「みんなの妹」日蓮尚和や甘水を恨む安西マリアをけしかけて甘水抹殺を企むが、いずれも失敗、この責任をそれぞれに押し付けて反省房に送り自分は知らんぷりを決め込んだ。
二巻前半では、反省房から奇跡の生還を果たした日蓮と安西に恨まれ襲撃される。
これを見越していたイカ子は「子連れオオカミごっこ」にはまっていた甘水を刺客に雇い撃退させようとした。
2人は甘水の相方である委員長・伝法寺破矢子が「猛虎委員長」に覚醒して撃退されるが、戦闘により鰊中学地下に眠っていた地下水脈が破裂し、学校は水没して甘水は行方不明となった。
この際にイカ子はダイオウイカと地下水脈内で出会い、これを従えて生徒たちを救助すると共にクーデターを起こして支配下に起き、念願の鰊中学支配を確立する。
「中学は義務教育です!そして鰊町にはここしか中学はありません!お前達は逃れられんのだぁ〜!卒業したくばこの女王の言いなりになるしかないのだ!」
二巻後半では、鰊中をイカ中と改名して生徒を奴隷のように使って再建、まるでイカ水族館のような学校を築かせ、女王を称した。
しかし、帰還した甘水と委員長がレジスタンスに参加、さらに日蓮と安西も合流したことで様相は様変わりし、ザコの特務イカ警察やゲソタポ(秘密イカ警察)は撃破されてしまう。
イカ子は自らダイオウイカに搭乗して出陣し、レジスタンス連合を圧倒して見せたが「みんなでダイオウイカの足に捕らえられれば攻撃できなくなる作戦」によって動きを封じられてしまう。
そして最後に残った甘水の攻撃がダイオウイカの弱点にクリーンヒットしたことで、ダイオウイカは崩れ落ち、イカ子はその下敷きになって血反吐を吐いて倒れ、ここにイカ子政権は打倒された。