女ザコ・敵女・悪女情報wiki - 蜘蛛女(妖獣都市)
アニメ版実写版

キャラクター名

No.349 蜘蛛女 

登場作品基本情報

「妖獣都市」 

小説(原作)

 菊池秀行/徳間文庫など/1988年〜

アニメ

 川尻義昭(監督)/ジャパンホームビデオ/1987年 

映画(『妖獣都市 〜香港魔界篇〜』)

 マック・タイ・キット監督/1992年/ツイ・ハーク製作(日本での配給は東宝)

登場シーン詳細情報

小説(原作)

 原作未読につき登場するか不明 加筆希望

アニメ

 作品冒頭〜1時間過ぎまで登場

映画

 物語冒頭に登場。

演者

アニメ(CV)

 横尾まり

映画(演)

 葉山レイコ

外見

 長い黒髪と切れ長の目を持つ美女。本性を表すと手足が異様な長さになり、先端がとがる。また股間にあたる部分に牙が生えた口が開いている。実写版もほぼ同じ外見だが、手足の先端は3本指の爪のようになっている。

概要

 人間界と魔界が休戦条約を結んでいるという世界で、その2つの世界の共存を妨害しようとする過激派と戦う闇ガードを描いた作品。菊池秀行得意のバイオレンスとエロティシズムが全開の作品である。この記事で紹介するのは、1987年に製作されたOVAおよび1992年に香港で製作された実写映画である。

アニメ

 こちらは、比較的原作に忠実な内容で、人間界の闇ガード 滝蓮三郎と魔界側の闇ガード 麻紀絵が、条約締結のキーマンであるジュゼッペ・マイヤートを護衛するという内容。

 蜘蛛女は本作に登場する刺客の一人。作中の冒頭では主人公のなじみのバーで、彼が言い寄っていた女性店員を眠らせた上で成り代わり主人公にハニートラップをしかける。そして、セックス後*1に本性を表し彼に襲いかかるが、気づかれたため撤退する。

 その後、物語が中盤を過ぎたあたりで再登場。本作のラスボスであるMr.影の命令をうけて、自動車で移動中の主人公たちを狙う。最初は、トンネル内に蜘蛛の糸を張り巡らせ自動車を止め、滝蓮三郎と麻紀絵を糸で絡めとる。そして、高笑いをあげながら拷問を開始する。

 しかし、直後に彼女がぶら下がっていた糸を伝い電撃が襲い掛かってくる*2。不意を撃たれた蜘蛛女は回避できず地面に落ち手足をばたつかせ痙攣する。そして、そこに容赦なく追撃が加えられ、彼女は絶命する。
      

映画

 こちらは原作と異なり、香港に蔓延する麻薬”ハピネス”をめぐり、魔界からの侵入を防ぐために組織された“闇ガード”と妖獣の戦いを描いた内容となっている。

 蜘蛛女はアニメ版と同じく、物語冒頭で主人公の一人・滝とホテルに向かう風俗嬢として登場する(普通に主人公が客として彼女を誘ったと思われる。)。しかし、その正体は、風俗嬢を殺して成り代わっていた妖獣であった。

 彼女は物語冒頭に滝をベッドに誘い、抱きつくと同時に正体を現し襲い掛かろうとする*3。しかし、最初から彼女のことを狙っていた滝は彼女を振りほどくと、銃によって攻撃を加える。

 しかし、蜘蛛女は銃撃を回避すると、天井に張り付いた後、主人公の不意をついて攻撃し、噛みつこうとする。滝は再度彼女を振りほどくが弾が切れてしまう。

 チャンスと見た蜘蛛女は主人公に躍りかかってくる。しかし、突如窓ガラスをやぶり乱入してきたもう一人の主人公・ケンによって片足(手かも)を切り落とされたうえ、投げナイフで斬首されホテルの窓から落ちていった。

見どころなど

  • アニメ版
 本作には複数の女悪役が登場するが、もっとも出番が多いのが彼女である。セックスシーンもあるほか、瀕死の状態にもかかわらず追撃を食らうという壮絶なやられが見られる。

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  • 映画版
 時代と規制のせいか乳首などは見えないが、演者のAV女優が色っぽい艶技を見せている。また、物語の都合上冒頭で倒される咬ませ犬になっているところが哀れみを誘う。

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その他 

 原作についての情報を加筆希望します。

関連項目