女ザコ・敵女・悪女情報wiki - 日光のバケガニの姫(仮面ライダー響鬼)

「鬼めぇ...」


キャラクター名

No.660 日光のバケガニの姫 

登場作品基本情報

「仮面ライダー響鬼」

特撮

 東映/2005〜2006年

登場シーン詳細情報

 十五之巻「鈍る雷」

役者

人間態:芦名星(CV.村田充)
妖姫時:橋本恵子(CV.村田充)

外見

 萌葱色のノースリープの上着とショール、ハーフパンツとルーズソックスと革靴の軽装
 髪は後ろに一本で纏めてある。
右の頬には蟹の鋏の様な模様がある。
 怪人体である妖姫になると衣服が首元に纏まってマフラー状になり、全身の肌が鎧のような装甲で覆われ、目元と口元だけ露出する。
 左手は蟹の鋏に変化し、武器として扱う。
 なお怪人体は鬼と同じく衣服を排除し、表皮が変化した姿であるため設定上は「全裸」である。
 姫の共通設定として、男の声でしゃべる(童子は逆に女の声)。
 ヒビキ曰く「かわいい」。

概要

作品の概要

 2005年に放送された「平成仮面ライダーシリーズ」の第6作目。
 『魔化魍』*1と呼ばれる人間を食らう怪物と古来より戦ってきた、鍛錬によって超人的な力を持った「鬼」と呼ばれる人間達と、それを取り巻く人々の物語。
 西暦2005年、高校受験を控えた平凡な少年の安達明日夢は母の実家の屋久島に向かう途中で船上から転落した子供を超人的な運動能力で救助する男を目撃する。彼は明日夢に気付くと一言「鍛えてますから」と言い残して去っていった。
 その後、島を散策していた明日夢は原生林の中で謎の男女に襲われる。窮地に陥った明日夢を救ったのは船上で会った男、「ヒビキ」であった。
 ヒビキは鬼の姿である「響鬼」に変身すると、魔化魍の世話係である男女「童子と姫」に立ち向かっていく…

キャラクターの概要

 バケガニとその姫は複数体存在しており、この個体は日光に現れた淡水性のタイプ。
 バケガニを童子と共に育てており、餌となる人間に抱きつき、分泌する溶解液で溶かしてから与える。
 日光の山奥で家族とはぐれた少年を襲おうとするが、斬鬼と戸田山に阻止される。

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 童子と共に怪人体に変身して襲い掛かってくるが、斬鬼たちの変身時の雷の余波を食らい吹っ飛ばされる。
 戦闘が始まると姫は出会い頭に斬鬼に腹や顔を殴られて吹っ飛ばされる。
 仕切り直すと童子は斬鬼、姫は戸田山に立ち向かう。
 左手の鋏を振るって攻撃するも、鋏を受け止められた挙句、間接を怪力でヘシ折られてしまい、悲痛な声を上げる。
 その後、戸田山からジャイアントスイングを食らい、烈雷を構えた斬鬼の下へ投げ飛ばされる。

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 あわやそのまま叩き切られてしまう…と思いきや、斬鬼は膝の故障によって怯んで一度はしくじる。
 姫は着地に成功するも、不屈の闘志で再び烈雷を振う斬鬼から逃れることはできずに、腹を横に切り裂かれる。 

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 悲鳴を上げながら傷口から乳白色の体液を撒き散らし、苦しみ悶えながら体液を流し尽くすと、全身が萎んで爆発四散するという悲惨な最期を迎えた。
 姫が惨死している間に逃走した童子と育てていたバケガニも後に斬鬼に倒された。

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見どころなど

 人間体に比べると無骨な怪人体ではあるが、目元口元の露出や変身時に一瞬裸になること(序盤でしか描写されないが)、比較的体のラインが強調されたデザイン、スーツアクターを女性が務めることなどから中々妄想の捗る怪人。
 声は童子役の村田充氏(逆に童子の声は芦名星氏)なのが少々惜しいが、どこか色気のある声色なので呻き声主体の怪人体ではそこまで気にならないはず。

 何と言っても体液を噴出しながら苦しみ悶える姿が非常に色っぽい。
 断末魔は苦悶の声であるはずなのだが、まるで絶頂を感じているかのような喘ぎ声を上げているようにも聞こえる。
 それが白色の体液噴出と相まって非常にエロティックである。
 しかし魔化魍は基本的に捕食のためだけに人間を襲うので、自分達の子供であるバケガニに餌を持ってきてやることもできずに敵に無残に殺されてしまったと考えると割と可哀想ではある。

 なお、5・19・26話に彼女の同型怪人が登場。
 しかしどれもあっさり気味なやられ方で、日光のバケガニの姫には見劣りする。

関連項目