女ザコ・敵女・悪女情報wiki - 妃魅魂/那主華(変幻戦忍アスカ)
妃魅魂(ひみこ)那主華(なすか)

キャラクター名

No.432 妃魅魂(ひみこ)/那主華(なすか)

登場作品基本情報

「変幻戦忍アスカ」

マンガ

 黒岩よしひろ/集英社/1988年
 ※ 集英社の単行本の他、竹書房から復刻版(2005年)がある。いずれも上下巻の構成。

登場シーン詳細情報

 妃魅魂:全編を通じ登場
 那主華:下巻の書き下ろしエピソードに登場。

外見

妃魅魂
 和服のような衣装を着た平安眉の女性。髪の毛は長い金髪(白黒なので詳細は不明)。横笛を持っており、しばしば打撃武器としても使用する。
那主華
 浅黒い肌をした少女。肌の色以外は主人公である飛鳥にそっくりであり、ショートカットの髪にいわゆる触手が生えている。服装は金属聖の胸当てから細い布が下に降りており、そのままレオタードのように股間を覆うものになっている(ハイレグ水着の極端なバージョンのようになっている。かなりきわどい)。

概要

 魔王復活をたくらむ森蘭丸ら魔導忍邪衆と、主人公・本能寺飛鳥たち本能寺一族の闘いを描いた現代忍者アクションマンガ。主人公である飛鳥が特殊なプロテクターで変身するため、変身ヒロインものとしての要素もある。

 作品自体は途中で打ち切りとなってしまったが、単行本下巻では大幅な書下ろしが付け加えられており、物語としては一応の完結を見ている。元々、本作品の基本的なストーリーは、蘭丸の側近たちの復活を阻止すべく、封印の地をめぐり飛鳥たちが戦うというものであった。

 連載時は、第3の封印を巡る戦いが最終決戦になり、アスカが蘭丸に戦いを挑むところで終わっていた。一方、書下ろしエピソードは、連載時の最終回の一部が改変され、第3の封印の地で主人公たちが事実上敗北し、その後も蘭丸に側近の復活を次々と許してしまうも、数年後に飛鳥が魔王復活を企む蘭丸の本拠地に直接乗り込み彼を倒すという内容であった。

 本作品には、敵の首領である森蘭丸に仕える女幹部(側近)として妃魅魂/那主華というキャラクターが登場する。ちなみに、那主華は書き下ろしエピソードのみの登場となる*1

妃魅魂

 主人公の兄的存在である魔風*2が本能寺一族を裏切って最初によみがえらせた存在。配下として魔導忍邪衆四鬼王を従えている。

 初登場時は全裸で復活し、その美しさで魔風の心を奪った。その後、魔風を配下として蘭丸や側近たちをよみがえらせるために暗躍する。物語の序盤では、魔導忍邪衆の頭領である森蘭丸をよみがえらせることに成功している。

 最終決戦時は、魔王と一体化しようとして儀式を行っている森蘭丸を守り飛鳥の前に立ちはだかる。最初は、那主華や他の側近との合体技で、飛鳥たちに大ダメージを与える。しかし、とどめを刺そうとした際に、死んだと思われていた飛鳥の兄・大地*3が登場*4、飛鳥にプロテクターの最終形態であるヴァニテクターを手渡す。そして、飛鳥は最終変身であるヴァニテーションを遂げる。

 妃魅魂は変身したアスカを食い止めようとするが、飛鳥の仲間である服部半蔵によって羽交い締めにされる。

那主華

 単行本書き下ろしの最終エピソードに登場。本編では出番がなかったが、最終エピソードでは復活を遂げており、魔王復活を阻止しようと現れた飛鳥の前に立ちはだかった。すでに述べた通り、最初は妃魅魂をはじめとする側近たちとの合体技で、飛鳥に大ダメージを負わせるも、その後飛鳥は最終変身であるヴァニテーションを果たす。

 彼女はアスカに襲いかかるが、「あなたは私の影なので勝てない」(大意)と言われ、一瞬の交差のあと肩口を切り裂かれる。それでもアスカに襲いかかろうとする那主華であったが、直後に飛鳥の兄・大地に羽交い締めにされる。

その後

 最終的に森蘭丸は魔王との合体を果たすも不完全で、アスカによって心臓を串刺しにされて倒される。
 
 まばゆい光の描写の後、蘭丸の側近たち(当記事の2人も含む)の復活と引き換えに石化してしまっていた飛鳥の仲間たち*5が復活する場面の後、アスカたちの後ろ姿が描かれラストシーンとなっている。

 2人については、明確なやられ描写はないものの(前記の羽交い絞めにされるシーンが最後の登場)、アスカの仲間たちが全員復活していたことから2人とも死亡、ないし封印されたものと推測される。

見どころなど

 2人とも魅力的な女幹部。妃魅魂は初登場が全裸というサービス描写があり、登場シーンも多い。那主華は出番は少ないものの、ヒロインと同じ顔にもかかわらず、ヒロイン以上に過激な衣装が印象的である。それだけに、最終決戦でやられシーンがないのがものすごく惜しいキャラクター。

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関連項目