最早説明の必要もない超有名特撮番組「仮面ライダー」に初めて登場した女性怪人。
彼女の役割は毒ガス製造に必要な人員をかき集めることで、眼鏡屋の眼鏡に超音波受信機を付け、購入した客を無差別で洗脳して捕まえるというセコい作戦を立てた。
仮面ライダー1号=本郷猛はこれを調査してショッカーに捕まってしまったヒロインの緑川るり子を助け出すために単身ショッカー基地に乗り込む。しかし蜂女は、奴隷の女を人質にして本郷に抵抗しないように迫り、彼を麻酔毒で気絶させてしまう。なすすべもなく捕まる本郷だが、目を覚ますや否や拘束具を破壊して脱出。更に戦闘員を倒して短剣を奪い、この戦闘員を脅しつつ人質を全員解放。それを目撃した蜂女は戦闘員部隊を率いて襲い掛かるが、本郷は短剣を蜂女に投げつけて怯ませる。腹に短剣が刺さってしまった蜂女はちょっとえっちぃ声を出しながらも落とし穴を作動させて本郷を取り押さえようとするも、ベルトに風圧を受けて本郷は仮面ライダーに変身
*1)。余計強くなってしまい、アッサリ脱走されてしまう。
怒り心頭に達した蜂女は本郷に人質にされたおマヌケ戦闘員を八つ当たり的に処刑、次いでるり子にこっそり付けておいたイヤリングに超音波を放ち本郷を殺そうとするもあえなく失敗。本郷は再び仮面ライダーに変身し、超音波を逆探知していつもの採石場
*2にたどり着く。
蜂女はサーベル戦闘員部隊を使って本郷を攻撃するが、敵うわけもなくたちまち全滅。戦闘員から奪ったサーベルを振り回す
*3ライダーに蜂女は果敢に挑み、激しい剣戟の果てに剣を叩き落される。そしてライダーはたかだかと飛び上がり、蜂女にライダーキックを一閃。まともに衝撃を食らった蜂女は崖下へと転がり落ち、絶命した。その死体は山吹色の液体に代わり、やがて地面へと吸収されていった。