本作は、リーダー”間抜作”を中心とする「怪盗とんちんかん」のしょうもない活躍を描く往年のジャンプギャグ漫画。
怪盗とんちんかんは殺し屋組織に目をつけられており、1億ドルの賞金首となっていた。組織はとんちんかん殺害のため間抜作の恋人である吉沢先生を人質にとり、殺し屋最強メンバーを揃えた塔に彼らをおびき寄せる。5階建ての塔には一つの階に一人ずつ殺し屋が待ち構え、全員を倒さないと人質を救えないという「死亡遊戯」または「マッスルタワー」的な闘いが始まるのだった。
魔女の登場は塔の3階。自己紹介もそこそこに、最初の攻撃ターンでいきなりとんちんかんメンバー全員を魔法で動物に変えてしまう。犬にされた”レッド”とネズミにされた”グリン”、白鳥にされたリーダー抜作は攻撃不能に陥り、攻撃可能な力を持つのは猫にされた超能力少女”シロン”のみに。しかし彼女の念動力も魔女は片手で簡単にはね返してしまう。
その後いったん元の人間の姿に戻すものの、今度は魔法で全員の足を石化させる。そして逃げられないとんちんかんを炎の槍でまとめて串刺しにして殺そうとするのだった。
しかし窮地に追い込まれたとんちんかんは、メンバーのレッドがシロンのおっぱいを揉むという手段で超能力の大爆発を起こさせる。その強烈な爆風に巻き込まれた魔女は夜空の彼方に吹き飛ばされてしまった。出番はそこで終わり、その後の彼女の安否は不明。登場はわずか4ページである。