「ヤケに概要が短いな」と読者の皆様は感じるかもしれないが、これ以上に
何も書くことが無いのである。「瑪瑙二門結界」という仰々しいチーム名まで出ておきながら、登場した
次のページでいきなり敗北し、二度と登場しないという凄まじくあっさりとした展開なのだ(この行を書いている私は、あまりに早く倒されてしまったので
落丁かと思ってしまったほどである)。
まがりなりにもくノ一であるはずなのに、(同じく忍者である)美琴はともかく、普通の高校生である番長にさえあっさりと倒されるという弱さが、逆に愛おしいキャラ。
ちなみに瑪瑙は戦闘中サスケが「仲間がもうすぐ来る」といった際には、「こんなこともあろうかと結界を張ってある」と余裕を見せていた。これだけだと
それなりに二人に信頼を置いていたようにも見えるが、その後美琴と番長が屋上に来た際にも「見事ね」といいつつも余裕の態度を崩さなかったことから
大して期待していなかったようにも見えたりする。