女ザコ・敵女・悪女情報wiki - 麻倉路子(ヴァンパイア・サバイバー)
「この身が滅びようとも… わが魂は未来永劫キング様のお側にィー!!」

キャラクター名

No.993 麻倉路子 

登場作品基本情報

「ヴァンパイア・サバイバー」

マンガ

 今野直樹/集英社/2017年

登場シーン詳細情報

マンガ

 第1巻・第4話〜6話に登場

外見

 和服姿の美女。髪も日本髪。ただし、初登場時は長髪にミニスカート姿であった。本性を現すと口が耳元まで裂けて牙が生える。

概要

 現代日本を舞台に、ヴァンパイアと特務部隊VAT(Vampire Assault Team)の戦いを描いたアクションホラーマンガ。ちなみに、ヴァンパイア・サバイバーとは、吸血鬼に噛まれた人間で、自分自身の手で感染源の吸血鬼を殺害した者のことである。本作では、このような人間の体内には、吸血鬼のウィルスが人間のDNAに取り込まれ驚異的な身体能力を獲得するという設定である。

 麻倉路子は第4話から6話に登場する吸血鬼。個体の特殊能力としては、長い黒髪を自在に操り刃物のようにして攻撃したり、縛ったりする能力を持っている。

 なお、作中で詳細は明らかにされていないが、幕末のころから貿易で栄えた麻倉家の当主として、代替わりしたように見せかけて生きてきた模様。そのためか、重松という人間の部下(執事)もいる。また、自宅の窓ガラスは液晶シャッターにより、太陽光線を遮っている。

 作中のエピソードは麻倉路子が、獲物を襲う際に油断して薬を盛られてしまうところから始まる。彼女は自分に薬を盛ったヤクザの二代目を殺害し、同席していた若頭を吸血鬼化させ、自分の部下にすると、元の事務所を襲撃させ皆殺しにする*1。また、自分の家を探っていたヤクザ子飼いの警察官も拉致する(ちなみにその後殺害している)。

 ところが、一連の活動により、麻倉路子の存在はVATに気が付かれてしまう。結果、主人公の矢島とその仲間・工藤が彼女の屋敷に乗り込み、彼女がヴァンパイアであると指摘する。さらに、その直後に彼女の部下も倒されてしまう*2

 しかし、麻倉路子は動じることもなく、部下である重松に矢島と工藤を攻撃させ、結果として工藤に重傷を負わせる*3
    
 その後、彼女は残った矢島と戦いになり、自由自在に動く髪の毛で彼を縛り上げ追い詰める。すると、ここで銃を持った重松が加勢してくるが、矢島はその隙をつくと重松を攻撃して、誤射をするように仕向ける。結果、彼女は重松の銃に撃たれ、負傷する。

 怒った彼女は、矢島の足を髪の毛で絡めとり、とどめを刺そうとするが、ここで矢島が近くにあったコンセントにナイフを突き立て、停電を誘発する。その結果、液晶シャッターが機能しなくなり、太陽光にさらされた麻倉路子は、上司であるキングの名を叫びながら灰となって死亡した。

見どころなど

 初登場時の色っぽい姿が印象的な女性悪役。正体を現してもそこまで怖くない。味方に誤射され、それがきっかけになって倒されてしまうというのは、女主人系悪役の典型的な倒され方といえるかもしれない。上司の名前を叫ぶという断末魔もポイントが高い。

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関連項目