No.995　名無しの吸血鬼　

｢ヴァンパイアハンター｣

　夜の音／キルタイム・コミュニケーション／2008年
　短編集『非限定境界』に収録。Dlsite.comなどで電子版も入手可能。

　短編作品

　ボンデージ衣装に巨乳の吸血鬼。髪の毛はショートカット。

　本作は変身ヒロインや女戦士の凌辱展開をメインにした、成人向けアンソロジーに収録された短編作品。魔物を退治する剣を持つ少女が、吸血鬼と戦う中で凌辱されるという展開である。

　吸血鬼は本作の悪役であり、主人公の弟を体内に取り込んでいる。最初は配下の怪物を主人公の少女に差し向けるが、次々と撃退されてしまう。そこで、彼女は主人公の前に現れると、胸を開き体内に取り込んだ弟の顔を見せる。

　そして、戦うことを躊躇した少女を部下にした人間たちに犯させ、主人公から剣の秘密を聞き出そうとする。しかし、主人公は口を割らなかったため、吸血鬼は自ら肉棒を生やすと、自分自身の手で主人公を凌辱する。

　ところが、その最中主人公が弟の命を救うように懇願した際に、吸血鬼は弟がすでに死んでいることを伝えてしまう。これによって主人公は激高。場面が転換すると吸血鬼は生首だけの状態になって死亡していた。

　いわゆる凌辱役の女悪役。やられシーンがないのが残念。

• 吸血鬼