女ザコ・敵女・悪女情報wiki - 幽霊(ザ・モモタロウ)

キャラクター名

No.832 幽霊

登場作品基本情報

「THE MOMOTAROH(ザ・モモタロウ)」

漫画

 にわのまこと/集英社/1987〜1989年

登場シーン詳細情報

漫画

 闘(バトル)その95,96(第95,96話)「夏合宿でトライアスロン!!の巻」(前・後編)

外見

 典型的な和風の幽霊といった風貌。1話目では裸だったが2話目では和服を着用。

概要

 にわのまこと氏原作のプロレスコミック作品。桃太郎の子孫である主人公がプロレスラーとなり、金太郎や浦島太郎、牛若丸など数々の物語をベースにした対戦相手と対決を繰り広げ、大暴れしていく。コミカルなギャグとスリリングな試合シーンの融合が強烈な印象を残した。
 もちろんこの項目で取り上げるのは対象外となるプロレスの対戦相手ではない。モモタロウと彼が所属するプロレス団体「太平プロレス」一行が夏合宿のため鹿児島を訪れたことから事は始まる。その夜一行は強化トレーニングの一環として優勝者に金一封が出るトライアスロン競技大会を開催するのだがスタート後、宿主のキャプテンB・O(B・Oとは『バイシクル・オショー』とのこと)は不気味な話をしだす。コースにはこの辺で筋肉質の男にふられたのを苦に自殺した女の地縛霊が現れるというのだ。彼女はその恨みから訪れる男性客にばかりとりつくらしい。
 そしてついに彼女は自転車コースにて出没。目撃し驚いた選手数名ははずみでコースを外れ海に転落。
 次に彼女はマラソンコースにも現れる。コース内は都合よく墓地。先頭を走っていた若手レスラー宮川三郎太は背後から声をかけてきた彼女におびえるあまり失神。意気揚々とする幽霊。ところが彼女にとって思わぬ相手が立ちふさがった。モモタロウの分身体「もんがー」である。彼女は一度ひるむも脅かそうとする。しかしもんがーは「ゲッゲッゲッ」と異様な笑い声をあげながら生えてきた頭髪を彼女の体に絡みつかせる。逆に狼狽する彼女。最後は「関東一のモチ肌男」もんがーに抱きつかれたことで昇天、成仏させられた。

見どころなど

 風により服をはだけさせるなどなかなかかわいらしさとセクシーさを合わせ持っており、後に「お肉作家」を自称するほど色気のある女性キャラデザインに定評のある原作者のその後の作品に通じる要素があったりする。