中国に伝わる妖怪キョンシーを題材に80年代後半に、日本でも流行となったシリーズの第3作。
序盤に登場する女妖怪。主人公であるゴクウ道士が引き連れているキョンシー
*1に目をつけエサにするため奪おうとする。初めは、白い布でキョンシーを絡み取り、樹上でエサにしようとするが、すぐにゴクウ道士に気が付かれ戦闘になる。イロギツネは空中と飛び回りつつ、道士に攻撃を仕掛けるが、実力差は歴然であり、すこしの手合わせの後、顔面に蹴りを入れられてしまい吹っ飛ばされる。
そこで、彼女は空中に飛び上がると上着を脱ぎ捨て、太ももを露わにした姿で着地、さらに口からシャボン玉のようなものを吐き出し、道士を誘惑する(妖術か何か?)。ゴクウ道士は彼女を見ないように目をそらし、地面に座り込むが、彼女が手招きをすると引きずられるように彼女の方に向かっていき、ついに誘惑に抗い切れず、彼女に抱きついてしまう。
そこで、彼女は半狐半人の怪物としての本性を現し、道士に攻撃を仕掛けるが、実際には気づかれていた。次の瞬間、道士は彼女を投げ飛ばし、目から光線を放ち攻撃する。イロギツネは何とかその攻撃を回避し、同時に空中に飛び逃げ出そうとする。が、即座に道士が投げた剣に胸を貫かれて死亡する。ちなみに、この時はなぜか美しい女性の姿に戻っていた。そして、道士が剣を引き抜くとと、死体はその後、改めて狐としての本性を露わにした。