新未来創世機関アヴァルダが作り上げた巨大ロボット ダンガイオー(弾劾凰)が宇宙からの侵略者などと戦いを繰り広げるロボットアニメ。80年代に作られたOVA『破邪大星ダンガイオー』の続編に当たる作品。
緑川夫人は第7話に登場する悪役。人身売買を生業にする某国の工作員で、女子高生失踪事件の犯人であった。作中では、部下(本人は娘と呼んでいた)である
アンドロイドメイドを使い、メインキャラの1人地堂仁美を助け出し(誘い出し)、豪華客船ダイダロス号の自室まで案内させる。そして、飲み物に薬を盛り拉致することに成功する。
緑川夫人とメイドは仁美を船内の別な場所に移し拘束する。しかし、直後にアヴァルダが派遣したSPたちが船内に乗り込んできて、船室の扉を破りなだれ込んでくる。銃を向けられた緑川夫人であったが、直後にアンドロイドがSPたちに攻撃を加え、その隙にその場から脱出する。
その後、彼女は船から脱出しようとする仁美の前にボンデージファッションに着替えて姿を現す。仁美に悪趣味だといわれた彼女は、彼女をムチで攻撃し片腕を絡めとり、胸から放つレーザーで攻撃しようとするが、直後に仲間がダンガイオーで援護に駆けつける。彼女は、その場から再び逃げ出すと、ダイダロス号を人型ロボット・変型巨艦ダイダロスXV世に変形させ襲いかかってくる。
ダイダロスXV世は、ダンガイオーのビームアローこそ、錨状の武器を飛ばすことで防ぐも、その後に放つミサイル攻撃はすべてかわされてしまう。その後、錨上の武器を再度ダンガイオーに飛ばすが、今度は受け止められてしまい、逆にこれをダイダロスXV世の額に突き立てられてしまう。最後は、ダンガイオーのクロストルネードによって上半身を吹き飛ばされてダイダロスXV世は爆発炎上。緑川夫人はこの爆発の中で、炎上し死亡した。
なお、最後の描写を見ると、肌の下に銀色の素体が見えることから、彼女自身もアンドロイドであったと思われる。