女ザコ・敵女・悪女情報wiki - GOGO夕張(キル・ビル)

キャラクター名

No.334 GOGO夕張 

登場作品基本情報

「キル・ビル」 

映画

 ア・バンド・アパート制作/監督:クエンティン・タランティーノ/2003年

演者

登場シーン詳細情報

映画

 中盤以降に登場。やられ1時間18分あたりから

外見

 黒髪にブレザーの制服を着た)。鎖付きの鉄球を保持している。 

概要

 暗殺稼業から足を洗ったものの、かつての仕事仲間たちによって、夫と妊娠していた子供を殺された主人公”ザ・ブライド”が、(明らかに外人の勘違いしたイメージバリバリの)日本で復讐のため戦いを繰り広げる物語。クエンティン・タランティーノ得意のバイオレンス描写が随所に盛り込まれたアクション映画である。

 GOGO夕張は、主人公の敵の一人で、東京のヤクザを仕切る女親分となっていたオーレン・イシイのボディガードの一人。外見は普通の女子高生であるが、鎖付きの鉄球を自在に使いこなし、高い身体能力を誇る。

 作中では、イシイたちが宴会を開いていた青葉屋に主人公が乗り込み、敵のボディガードを一通り退けた後に、階段の上から現われる。彼女は主人公に笑顔で挨拶をすると、短い会話を交わした後に戦闘になる。
 GOGO夕張は鎖付き鉄球のリーチの長さを生かし、途中で刀を絡めとり手放させるなど主人公に対して優勢に戦いを進める。主人公は、釘が飛び出た木片を手にとり反撃し、一度は倒れたGOGO夕張を追い込むが、蹴りによって吹っ飛ばされる。GOGO夕張はその隙を突いて、態勢を立て直すと、鎖付きの鉄球から刃を出し、主人公の首を絡めとる。そして、主人公絞め殺すべく力をこめながら近づいていく。
 
 しかし、一瞬の隙をついて主人公は地面に落ちていた釘が飛び出した木片を蹴り上げ、それを手にとりGOGO夕張の足に突き刺す。そして、痛みのあまりのけぞる夕張の即頭部に力いっぱい突き立てる。この一撃は致命傷となり、GOGO夕張は目から血の涙を流しながら、木片が突き刺さった状態で地面に倒れ絶命した。

見どころなど

 演じる栗山千明の凶暴な演技が光る悪役。バイオレンス映画だけのことはあり、死に際もなかなかすさまじいものがある。このユマ・サーマンとの戦闘シーンは『The MTV Movie Awards 2004』にて「ベストファイト賞」を受賞するなど、世界中で高く評価された。    

余談

 オーレン・イシイの手下であるクレイジー88は戦闘員のような扱いであるが、メンバーに数名女性が混ざっている。

クリックで開きます。

 また、柳田理科雄の『空想科学映画読本』(扶桑社)でもこの武器の実用性に関して考察がなされている。