地球を侵略しに現れた『蟲』と呼ばれる知的生命体との戦争後の世界を舞台にしたアクションマンガ。人類は『蟲』との戦いに勝利したものの、『蟲』の死骸から発生するウィルスにより、男性(とオス)が太陽光を浴びることが出来なくなってしまったため、地下で生活しているという設定。文明も崩壊している。
本作品の主要な敵組織は、糞蝮学園という名の臓器売買組織であり、無理やり男性を拉致し、解体し売買している。また、全員が女性によって構成されている。
主人公は元は糞蝮学園の幹部”臓器姫”の1人B・B
*1であり、自分の体液(血液や汗)を、他人の体液と接触させ爆発を起こす能力を持っている。
本記事で紹介するのは、LL
*2は第2巻に登場する臓器姫である。彼女は肺を強化した改造人間であり、人間離れをした肺活量を持ち、舌から空気を弾丸のように発射したり、肥大化した羽状の肺から空気を噴出し飛行するなどの能力を持っている。また、いわゆる僕っ子である。
作中では、主人公が訪れた村を部下とともに襲撃する。彼女は主人公が能力を発揮できない水場に誘い込み戦いを優位に進める。しかし、一計を案じた主人公に閉鎖空間に誘い込まれ顔面を殴られてしまう。
激昂したLLは自らの細胞をまき散らす攻撃を繰り出し、主人公を水の中に追いこんだ上、渦潮を作り出し拘束する。このまま主人公を窒息死させようとするLLであったが主人公による血液の温度を上げて水を沸騰させるという反撃にあい、水中から逃げ出す。そして、外で待機していた主人公の仲間たちによって銃撃される。
最後は主人公によって一刀両断された上、主人公の血液=爆弾を投げつけられて爆死した。