バーチャルキャストから生まれた、創作系 RPG シェアワールド

スライムは、世界各地に生息する魔物である。

[目次]


概要

スライムとは特定の形状を持たず這い回る粘液状の生物である。
身体はほぼ水分でできており高い魔力を有している。わずかに不純物のようなものもあるが一般的な生物に見られるような
器官は存在しない為、体内の魔力そのものによって様々な活動を行っているのではないかと思われる。

行動

一般的なスライムは水・魔力・その他エネルギー源の三要素が存在する場所に生まれる。
生まれた後は周囲のエネルギーを吸収して魔力に変換しながら周囲を這い回った後溶けるように消滅する。
寿命は大体1〜2日程度とされているが後述のように周囲のエネルギー源や環境により亜種となった場合や寄生を行った場合はこの限りではない。

エネルギー源

スライムの誕生には魔力が必須である。
しかしその後の生命維持は他のエネルギー源で代用できる。それは周囲の熱であったり我々人間のように他の生物から摂取するなど幅広く。
これらのエネルギーは体内で魔力に変換され活動に消費、余剰分は蓄積される。

環境との関係

スライムの存在は環境に大きな影響を与える。
彼らは活動する為に体内で魔力を発生させるがその殆どは体内に蓄積され移動時や消滅時に高い魔力を含んだ体液を周囲に残留させる。
この魔力を含んだ土地は魔物の生息に適しており周囲から低級な魔物が集まりそれを狙って強力な魔物が訪れ魔力の生物濃縮の末に周囲を支配する
強力なボスが誕生しダンジョンとなる。専門家の中にはダンジョンの発生はスライムの誕生から始まると言う者もいる。
スライム自身も当然ながら周囲の環境に影響を受ける。エネルギー源により属性や特性などが変化し水分量によってパラメーターが変化し魔力が極端に高くなると知能を持ったり特殊な形状を取るなどして亜種が誕生する。また、原生生物に入り凶暴化させたり岩やアイテムに染み込む、内部に張り付くなどして動かすなど周囲の物に寄生する個体も存在する。

人間との関係

魔力を利用した技術や産業が確立されているこの世界ではスライムは人間にとっても重要な資源である。
聖職者による浄化で市街地周辺の魔力濃度を調節することで力をセーブされたスライムを駆け出しの冒険者達が狩りドロップした魔石を売る姿が各地で見られる。
駆け出し冒険者に狩られているイメージの多いスライムだが逆に駆け出し冒険者が最初に痛めつけられるのもスライムである事が多い。
その理由はスライムは弱いという先入観とバリエーションの多さである。特にバリエーションの多さは驚異で誕生したバイオームが違うだけでも特性が大きく変化し、
乾燥した地域で生まれたスライムは魔力濃度が高いため各種パラメーターや耐性が高いため魔法が効きづらく物理によるゴリ押しが定石となっているが
湿潤した地域で生まれたスライムはほぼ液状なので物理攻撃は無効である。これを知らずに乾燥スライムに魔法職のみで挑む、湿潤スライムに物理職のみで挑むと
絶望的な戦いを強いられることになる。亜種ともなれば中級、上級魔物なので市街地周辺のスライムと混同するのは極めて危険である。

関連

デミヨトゥン、スラッグ…起源や外見は異なるが性質が似ている。





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