[目次]
ソーソルミア大公国東部に建設された大公が代表を務める大規模研究施設。
他国の魔法研究所はほとんどが高い素質を持った魔導士主導で高等な魔法の研究を行う為の純粋な研究施設です。無論この研究所でもそのような研究は行っていますがそれ以上に力を入れているのは魔導士になる素質のない人が魔法を使えるようにすることや低級の魔法で高等な魔法と同等の結果を出すことです。その研究の結果、一般人でも使用可能な魔法アイテムや魔法アイテムを組み合わせて動く複雑な魔法機械とそれを動かす為の魔法技術士育成プログラムなどを作成、それらを製造、販売、派遣する企業を併設することで多くの人に利用していただき魔法技術を利用した明るい社会の実現に貢献しています。*1
他国の魔法研究所はほとんどが高い素質を持った魔導士主導で高等な魔法の研究を行う為の純粋な研究施設です。無論この研究所でもそのような研究は行っていますがそれ以上に力を入れているのは魔導士になる素質のない人が魔法を使えるようにすることや低級の魔法で高等な魔法と同等の結果を出すことです。その研究の結果、一般人でも使用可能な魔法アイテムや魔法アイテムを組み合わせて動く複雑な魔法機械とそれを動かす為の魔法技術士育成プログラムなどを作成、それらを製造、販売、派遣する企業を併設することで多くの人に利用していただき魔法技術を利用した明るい社会の実現に貢献しています。*1
チュナム地方北部を治める王国の王子であったセスタは宮廷魔導士から学んだ魔法理論を元に自分で独自の研究を行っていた。
研究の結果魔法素子の原型を生み出し魔法素子を使用した初の魔法機械である風魔法式集塵機を開発した。
これを魔法の心得があるという清掃担当の従者の一人に渡したところ暴走させ突風で王宮内を滅茶苦茶にしてしまった。
結局この機械を使える者は王宮には見つからず宮廷魔導士からは「自分で魔法を使ったほうが早い」と言われてしまう。
王子はこの機械を封印して一般的な魔法を学び、ミディシチア皇国の魔導士との出会いからミディシチア皇国へ留学した。
三年後、ミディシチア皇国から帰国したセスタによってソルミア魔法研究所として設立された。
研究所の設立にあたり、必要な人員を留学していたミディシチア皇国の魔法大学校に依頼した。
魔法大学校はこれ快く受け入れ、発狂寸前の白コート10名、*2
素質の限界で茶ジャケットから抜けられない者10名、赤ベストで挫折してしまった者30名を送り込んだ。
セスタは主に白コートの者を中心にし、やや腐ってしまい言われたことをやるだけのイエスマンとなっていた茶ジャケットの者達を助手として、
魔導士としての素質がほとんど無い赤ベストの者達を雑用係として研究所は動き出した。
高等な魔法の研究に勤しむ傍ら目新しい物はないかと考えていた時、雑用係の一人であるアッシュが掃除中、風魔法式集塵機を発見する。
いい加減未練を捨てて駄目なら捨てようと考え試しに使わせてみたところなんの説明もなしに適切な風量で周囲の埃や塵を吸引する。
これを見て魔力をアイテムに依存する魔法機械の使用は従来の魔導士とは別の能力が必要なのではないかと考えたセスタは、
すぐに彼女に機械の使用のために使ったスキル等をまとめさせ、雑用係だった者達に展開するように命じる。
研究者達にもこの話を伝えたところこれまで助手扱いだったイエスマンたちが自発的に行動し研究を進めるようになる。
そして、魔法機械と魔法技術士という2つの柱が生まれそこから生まれた成果物を販売することで収入が生まれ企業化。
研究所としても企業としても拡大した結果領内の経済の中心となり大勢の所員と関連組織を抱える様になる。
ソーソルミア大公国の建国と共にソルミア魔法研究所及びそこに関連する施設をソーソルミア国立魔法研究所と改め現在に至る。
研究の結果魔法素子の原型を生み出し魔法素子を使用した初の魔法機械である風魔法式集塵機を開発した。
これを魔法の心得があるという清掃担当の従者の一人に渡したところ暴走させ突風で王宮内を滅茶苦茶にしてしまった。
結局この機械を使える者は王宮には見つからず宮廷魔導士からは「自分で魔法を使ったほうが早い」と言われてしまう。
王子はこの機械を封印して一般的な魔法を学び、ミディシチア皇国の魔導士との出会いからミディシチア皇国へ留学した。
三年後、ミディシチア皇国から帰国したセスタによってソルミア魔法研究所として設立された。
研究所の設立にあたり、必要な人員を留学していたミディシチア皇国の魔法大学校に依頼した。
魔法大学校はこれ快く受け入れ、発狂寸前の白コート10名、*2
素質の限界で茶ジャケットから抜けられない者10名、赤ベストで挫折してしまった者30名を送り込んだ。
セスタは主に白コートの者を中心にし、やや腐ってしまい言われたことをやるだけのイエスマンとなっていた茶ジャケットの者達を助手として、
魔導士としての素質がほとんど無い赤ベストの者達を雑用係として研究所は動き出した。
高等な魔法の研究に勤しむ傍ら目新しい物はないかと考えていた時、雑用係の一人であるアッシュが掃除中、風魔法式集塵機を発見する。
いい加減未練を捨てて駄目なら捨てようと考え試しに使わせてみたところなんの説明もなしに適切な風量で周囲の埃や塵を吸引する。
これを見て魔力をアイテムに依存する魔法機械の使用は従来の魔導士とは別の能力が必要なのではないかと考えたセスタは、
すぐに彼女に機械の使用のために使ったスキル等をまとめさせ、雑用係だった者達に展開するように命じる。
研究者達にもこの話を伝えたところこれまで助手扱いだったイエスマンたちが自発的に行動し研究を進めるようになる。
そして、魔法機械と魔法技術士という2つの柱が生まれそこから生まれた成果物を販売することで収入が生まれ企業化。
研究所としても企業としても拡大した結果領内の経済の中心となり大勢の所員と関連組織を抱える様になる。
ソーソルミア大公国の建国と共にソルミア魔法研究所及びそこに関連する施設をソーソルミア国立魔法研究所と改め現在に至る。
この国で作られる魔法アイテムは主に四種類に分けられる。さらにそれらの素材も製造している。
一般向けのアイテムには靴のロゴを彫り『グラスリッパー』*3ブランドとして販売している。
一般向けのアイテムには靴のロゴを彫り『グラスリッパー』*3ブランドとして販売している。
より高度な魔法付与装備の開発の為に生み出された試作品。剣など非魔法職用の武器の形をとっているが魔導士用アイテムに近い性質で使用者の魔力を増幅し魔法を使用できる。
その為、魔法の素質があり且つ元になった武器のスキルがなくては使えない。非売品だが使える者には無償で提供され、さらにその使用データを提出することで報酬を受けられるようになっている。
このデータは制式採用型である魔法付与装備の魔法攻撃バリエーションの開発に使用される。
その為、魔法の素質があり且つ元になった武器のスキルがなくては使えない。非売品だが使える者には無償で提供され、さらにその使用データを提出することで報酬を受けられるようになっている。
このデータは制式採用型である魔法付与装備の魔法攻撃バリエーションの開発に使用される。
全長30mを超える人型の魔法機械。魔法使い3名と魔法技術士2名が乗り込み制御を行う。
研究所北部地域に現れた魔物の大群を迎え撃つ形で出撃。内蔵魔導砲と格闘武器で次々に魔物を撃退したが最後の敵と戦闘中に転倒し起き上がれなくなる。
転倒に巻き込み全ての魔物を撃退したがそのまま立ち上がることは不可能になりその場で解体して各パーツは北部防衛の為の砲台として設置された。
研究所北部地域に現れた魔物の大群を迎え撃つ形で出撃。内蔵魔導砲と格闘武器で次々に魔物を撃退したが最後の敵と戦闘中に転倒し起き上がれなくなる。
転倒に巻き込み全ての魔物を撃退したがそのまま立ち上がることは不可能になりその場で解体して各パーツは北部防衛の為の砲台として設置された。
粒子レベルの大きさの魔導石を素材に作った極小プリントストーンの粒子を列車砲で射出しそれぞれの粒子が魔法を発生させる装置。
初期案では粒子に火魔法を発生させることで高熱の粒子を飛ばして敵に当てることを主な使用法と想定して作られた。
試作品が完成に近づいた段階で開発者の一人が「テストは火よりも光の魔法の方が綺麗でいいと思いませんか」と提案が出た為光属性の粒子が使用された。
そして試し撃ちの当日列車砲には大量の魔導セルとプリントストーン粒子が積まれ発進。東の空に高エネルギーの粒子を発射した。
発射された粒子は上空で魔法の反応を見せた後一気に溶解や拡散し消滅するはずであった。
しかし、元々溶解、拡散は火のエネルギーに依存している部分があったことや列車砲の性能が思いのほか良く粒子の拡散率が少なかった事などがあり
大砲から発射された粒子は予定通り上空で魔法の反応が始まり発光するが拡散することなくそのまま東に直進していった。
開発陣の想定から離れた粒子はそのまま眩い虹色の線を空に残しながら大陸を横断していった。
通過した地域の人々からは「夜に虹が出た」「空が裂けたのかと思った」などと言い不吉な兆しと考える者もいた。
上空に砲を撃ったことに各国から抗議が入り他国への直接攻撃が可能なこの砲は存在自体が国際問題としてすぐに封印され初代大公が各国に対し謝罪した。
ただし初代大公の謝罪は形だけであり陰ではこの事を笑っていたようである。
列車砲が撤去された後の鉄道は都市開発部の管轄になり旅客、貨物列車の分野で研究が進められる事になる。
開発を引き継ぐ為、軍事開発部の列車砲担当が数名列車開発に回された。彼らは旅客列車が完成するとこの地方では使われない文字を使い「裂空」と名付けた。
なお、試し撃ちの結果から長射程は直進を前提としたものであり、曲射を行うと極端に粒子が拡散することが分かった。
つまり、地平線の向こうの地上を狙ってもほぼ効果はなく、他国の主用都市に対する直接攻撃は完全な杞憂であった。
初期案では粒子に火魔法を発生させることで高熱の粒子を飛ばして敵に当てることを主な使用法と想定して作られた。
試作品が完成に近づいた段階で開発者の一人が「テストは火よりも光の魔法の方が綺麗でいいと思いませんか」と提案が出た為光属性の粒子が使用された。
そして試し撃ちの当日列車砲には大量の魔導セルとプリントストーン粒子が積まれ発進。東の空に高エネルギーの粒子を発射した。
発射された粒子は上空で魔法の反応を見せた後一気に溶解や拡散し消滅するはずであった。
しかし、元々溶解、拡散は火のエネルギーに依存している部分があったことや列車砲の性能が思いのほか良く粒子の拡散率が少なかった事などがあり
大砲から発射された粒子は予定通り上空で魔法の反応が始まり発光するが拡散することなくそのまま東に直進していった。
開発陣の想定から離れた粒子はそのまま眩い虹色の線を空に残しながら大陸を横断していった。
通過した地域の人々からは「夜に虹が出た」「空が裂けたのかと思った」などと言い不吉な兆しと考える者もいた。
上空に砲を撃ったことに各国から抗議が入り他国への直接攻撃が可能なこの砲は存在自体が国際問題としてすぐに封印され初代大公が各国に対し謝罪した。
ただし初代大公の謝罪は形だけであり陰ではこの事を笑っていたようである。
列車砲が撤去された後の鉄道は都市開発部の管轄になり旅客、貨物列車の分野で研究が進められる事になる。
開発を引き継ぐ為、軍事開発部の列車砲担当が数名列車開発に回された。彼らは旅客列車が完成するとこの地方では使われない文字を使い「裂空」と名付けた。
なお、試し撃ちの結果から長射程は直進を前提としたものであり、曲射を行うと極端に粒子が拡散することが分かった。
つまり、地平線の向こうの地上を狙ってもほぼ効果はなく、他国の主用都市に対する直接攻撃は完全な杞憂であった。
軍事開発部、都市開発部、製品開発部の共同開発で生まれたパワードスーツ。通称『ねこ大公』。
一見すると猫のきぐるみだが研究所の技術の粋を集め防御性能に特化させたスーツで特殊合金により作られた堅牢な構造物の内外に魔法障壁を展開するシステムを使い
外部への障壁で飛来物の直撃を防ぎ内部の障壁により中の人を直接スーツに接触させず浮遊させることで衝撃が中の人に伝わらないようにした。
このシステムの効果は高く実験では一般的な大砲による砲撃に255発まで耐えた後内部の魔導セルがエネルギー切れを起こした。
外部の情報は各部に取り付けられたセンサーを使って内部に映し出される様になっている。
最新鋭のセンサーにより通常の映像と生命反応感知、温度感知の3つのモードを使うことが出来るがエネルギーが切れると一気に視界が悪くなる。
また、救命キットも内蔵しており負傷者の回復などが出来る。ただし、エネルギー供給ラインが一部共通なので防御システムを遮断しなければ救命キットは使えない。
現在都市開発部から各地の工事現場に配備され活躍している。
ただ現場の作業者の一部は仕事が終わるとセンサーの電源を落として帰ろうとするため視界の狭さにより道に迷いダンジョンに入り込んでしまい問題になっている。
デザインは二代目大公によるものである。
一見すると猫のきぐるみだが研究所の技術の粋を集め防御性能に特化させたスーツで特殊合金により作られた堅牢な構造物の内外に魔法障壁を展開するシステムを使い
外部への障壁で飛来物の直撃を防ぎ内部の障壁により中の人を直接スーツに接触させず浮遊させることで衝撃が中の人に伝わらないようにした。
このシステムの効果は高く実験では一般的な大砲による砲撃に255発まで耐えた後内部の魔導セルがエネルギー切れを起こした。
外部の情報は各部に取り付けられたセンサーを使って内部に映し出される様になっている。
最新鋭のセンサーにより通常の映像と生命反応感知、温度感知の3つのモードを使うことが出来るがエネルギーが切れると一気に視界が悪くなる。
また、救命キットも内蔵しており負傷者の回復などが出来る。ただし、エネルギー供給ラインが一部共通なので防御システムを遮断しなければ救命キットは使えない。
現在都市開発部から各地の工事現場に配備され活躍している。
ただ現場の作業者の一部は仕事が終わるとセンサーの電源を落として帰ろうとするため視界の狭さにより道に迷いダンジョンに入り込んでしまい問題になっている。
デザインは二代目大公によるものである。
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