ヴァンパイアセイヴァーの攻略wikiです。アーケードを前提としています。家庭用機限定のネタは判別できるように書いてください。

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中足天雷

下中Kから天雷破を出す連係を「中足天雷」と呼ぶ。天雷破へのキャンセルが最速であれば下中Kから天雷破がコンボになる。
また、コンボにならなくとも、下段の下中Kから中段の天雷破への連係となり優秀。

最速キャンセルとは?

「中足天雷は猶予0だから最速のみつながる」というような言われ方をするが、これはどういうことか?
天雷は強制キャンセル可能なのでいつでもキャンセル可能と思っている人が多いと思いますが、
ヒットストップ中はキャンセルすることができません。これは天雷以外のどの技でもそうです。

キャンセルは「通常技を出す → ヒット → ヒットストップ → フォロースルー → 必殺技」という流れになります。
このフォロースルーの部分が長いとキャンセル猶予が長いというわけです。
ですので、最速でキャンセルというのは、フォロースルーを0にしてヒットストップ→必殺技の流れにすることです。

必殺技のコマンドはあらゆる状態で受け付けているので、通常技を押す前にコマンドが含まれていても問題ありません。いつまで受け付けるかは技によって違いますが、順押し系の天雷破は、通常技のフォロースルー中でもキャンセルで出すことができます。すなわち、ヒットストップの間にコマンドが成立すれば、ヒットストップが終わった瞬間に天雷破に移行します。これが「最速で天雷を出す」ということです。つまり最速天雷の最速とは「ヒットストップから最速で天雷を出す」ということを意味してます。
余談:中技から必殺技へのキャンセル可能時間は最速と最遅で約2F差があります。小技からのキャンセルにはそれなりの猶予幅があり、技によってはキャンセルが遅いとコンボにならないということも起こります。すべてを調べきれていませんが技によって違うようです。

必殺技の成立

必殺技が成立するのが速すぎて必殺技が出ないということはありません。
必殺技が成立=キャンセルが成立と同じことです。

例えば、
  • 通常技を出す→通常技ヒット→必殺技成立→ヒットストップ→必殺技
  • 通常技を出す→通常技ヒット→ヒットストップ(ヒットストップ中に必殺技成立)→必殺技
この両者はキャンセル成立タイミングは違いますが同じ速さで必殺技が出て共に最速と言えます。

よって通常技を出してから天雷破を入力する場合「通常技の発生+ヒットストップ時間=天雷の入力猶予」になります。
技によって違いますが実質的には12〜16Fぐらいです。


↑これがヒットストップから最速の天雷(中足天雷つながる)
数値は中足の最初のモーションを1としてます。ターボ3なので目安にしてください。



↑こっちはヒットストップから1F遅れの天雷(中足天雷つながらない)

入力方法(根性)

中足を押した後に天雷破を入力する方法。いわゆる根性入力。基本的にはコレ。
ターボ3の場合、中足を押してから13~14フレーム以内の入力完了でコンボになる。

天雷破は「小K」「大K」「中P押し」「中P放し」「中P押し」「上」の6コマンドが必要で最速で6Fで成立します。
これを13~14フレーム以内に入力するわけなので、まぁ相当速いわけです。

入力方法チェック(ファイティングコレクション使用)

家庭用カプコンファイティングコレクションでは、コマンド入力のフレームが表示されるので、これを使ってチェックするのがよいでしょう。

天雷破ワンボタン使用

コマンド入力の見方ですが、説明のためにワンボタンコマンドに天雷破を設定してみます。
このワンボタンコマンドは、ボタンを押すと天雷破コマンドを均一に自動入力してくれます。


コマンドは「小K2F」+「大K2F」+「中P2F」+「ニュートラル2F」+「中P押し2F」+「上2F」の合計12フレームで、最後の上の時点で完成するので11F天雷破入力となっています。天雷破はボタン押しのみ認識されるので、1,3,5,9,11F目が有効なコマンドとなっています。

このワンボタンを使えば簡単に中足天雷ができ........ない...
実際軽くやってみるとコンボにならないのです。なぜかというと天雷破に11フレーム要するため、中足押してから2~3フレーム以内にワンボタンを押さないと成立しないのです。ワンボタンを駆使してもなお難しい中足天雷。



中足を押してから小Kまでが「2〜3フレーム以内」でないとコンボにならない。
2〜3フレームである説明はターボ3の話なのでここでは割愛します(詳しくは【共通】ノーマル/ターボ/フレームを参照)。

天雷破ワンボタン未使用

ワンボタンを使ってのチェックが終わったら、自力入力にチャレンジしましょう。
これは当然個人差あるのですが、「中足から小Kを押すまで」「中P×2」の箇所が速くできるポイントだと言われています。
また中足後のレバーはニュートラルにしておく方が好ましいです。

入力方法(仕込み)

仕込みによる中足天雷は入力猶予がキビシイのでほとんど使われていない。
現実的なとこだと1回目の中Pと2回目の中Pの間に中足を挟むぐらい(レバー上の前にもってくると空キャンになりやすいため)。


仕込み中足天雷。図のフレームは雰囲気なので目安程度に。
まず、小K大K中Pまでを入力。続いて中足(2中K)を中Pずらし押し、最後に上を入れる。
中足を入れることで赤矢印部分の入力猶予が途切れやすい。1回目中Pから中Kと2回目中Pをかなり速く入力する。
中Kと中Pはずらし押しする感覚。ただDF暴発につながりやすいのが難点。

仕込み部分はどこで入力してもよいが、基本的には起きせめで使うを想定している。
小K空振り → 中足天雷 を仕掛けることができる。中足からのキャンセルが最速レベルなので、入力成功していれば100%つながる中足天雷になる。
中足天雷がつながらない人は、こっちの仕込み法を練習した方が近道かもしれない。
https://twitter.com/XXin73XX/status/15546959024972...

その他の亜種

小K仕込み



少し現実的な例。小Kは硬直中に押します。(ジャンプ攻撃から着地までの間とか)
一見すると、小K→下中Kをチェーンにして天雷が出せそうですが、小中チェーンにするとコマンド成立の受付時間が過ぎて天雷は出ません。

小中天雷



小中をチェーンにする例。小技の後に大技を押してから中技を押した場合原則として小中チェーンは成立しません。
ですが、チェーンに認識されるのは技が当たってからのため、小Kが当たる前に大Kを押すことで、チェーン認識させずに天雷の大K入力を終えることができます。
(小Kから大Kをズラし押しのようにする)この入力法だと小Kの後に下中Kがチェーンで出て天雷まで出ます。小Kが大K同時押しになると天雷は出ません。
これは人間でも可能な範囲ですが、安定させるにはかなり速く押さないと出来ません。
  • 仕込み 小中天雷の入力猶予

立中K天雷



中足天雷ではなく立中K天雷。立中Kの発生が遅いので「通常技を出す→通常技ヒット」までの時間が約4F長くなります。
ここで時間を稼げるので中足天雷は無理でも立中K天雷なら繋がる可能性が高まります。
中足天雷の練習時の目安になり、もしこれで繋がらないなら中足天雷には全然足りてないということです。
立中K天雷は連係としてはあまり役立たちませんが、飛び込みでヒット確認できた時や、相手の隙に当てる場合なら中足より簡単なので、
コンボ用途として使い分けることができます。これは小中チェーン天雷の際も同じです。まぁそれでも使う頻度は低いです。

練習方法

基本的に中足天雷は相手を立ちガードさせて練習すればよいだけですが、どれぐらい入力出来ているかの目安があります。

おすすめなのは立中K天雷を試すこと。立中Kは下中Kより4フレーム発生が遅いです。この4フレーム分入力猶予が長くなるわけです。
中足天雷はコンボにならないが、立中K天雷はコンボになる場合、あと1〜4フレーム入力速度が足りてないことになります。
体感するとわかりますが、あと数フレーム速くするのが非常に難しいのですね。
他の通常技でも試せますが、押し方が変わるのであまり目安にはならないと思います。

さらに精度を調べる方法に、大暗器→中足天雷(orESドラ→中足天雷)があります。
1F足りなくてコンボが成立しないなかった場合、直前のコンボ数表示は長く画面上に残ります。
暗器中足の2ヒット表示が長く表示されたら1F足りない。すぐ消えたら1F以上足りてないということがわかります。

もちろん中足→暗器→天雷になっては意味がないので、暗器ヒットを見てから中足天雷を開始します。
しゃがませると、つながっていない天雷も当たってしまいヒット数が上書きされてしまいます。
かといって立ガードだと暗器もガードしてしまうので、立ガード(Autoガード)させながら挑発させるなどのひと工夫が必要です。

攻撃判定


中足天雷のヒットにキャラの姿勢は関係ない。分銅が上から降ってくるため、背の高いキャラの方がヒットしやすいと勘違いしやすい。分銅は絵的には徐々に降ってくるが出始めの絵に攻撃判定はなく、最初の攻撃判定から縦長の形をしている。よって、立ちアナカリスでもしゃがみキュービーでもヒットするタイミングは同じである。




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