アナカリスには垂直ジャンプがなく、代わりに真上入力でピョコンと垂直に浮く。そのまま数秒経つか下入力で着地する。
この垂直浮きは1フレームで空中判定になれるので、投げ回避や
空中食らいで安く済ませる防御手段として非常に重要。
ただしアナカリスには通常投げがないので、地上復帰後に状況が振り出しに戻る場合も多い。有効な場面で使うこと。
1フレ空中判定ということで、ガロンの中足キャンセルビーストを避けるといった他キャラでは不可能な回避が可能になることもある。
垂直浮きからは左右移動も可能。歩きより速く間合い調整に使えなくもない。斜め入力でも移動するので空中ガード待ちは不可能。
浮きからの攻撃は中Pがリーチの長い中段として有効。中Pは戻りも早いので、連発すると戸惑った相手が連続で食らうことも。
近い間合いでは浮き小Pを使うが、出が遅くチェーンもないのであまり意味がない。近間での浮きはあくまで回避手段とする。
K攻撃はジャンプ時と同様中段ではないので殆ど機能しない。足先が対空になることもあるが、無論相手は空中ガードは可能。
こちらが空中ガードをするとすぐに着地してしまうので、空中技での反撃はできない。
垂直浮きからもう一度真上入力をすると、もう一段階高く浮くことができる。滞垂直浮き同様、下入力で地上に降りる。
二段目では垂直浮きで取れる行動に加えて下降中に攻撃を出せるようになり、空中ガード→反撃を狙うことも可能。
下降中に技を出すと停止し、数回は技を出せる。上手く使えば防御壁になり有効。
また二段浮き中はピラを出せないが、空中ガード後は通常ジャンプでのそれと同じ状態であるらしく、出せるようになる。
空中ガードの強いこのゲームでは意外と強力な待ち状態となる。ただしやはり斜め入力で下がってしまうので、ガード待ちは不可能。
垂直浮きを使うことで、王家の裁き・空中棺の舞を地上状態から出すことが出来る。
棺の舞は地上版もあるので無意味に思えるが、浮きからだと下半身の判定が消えるので、ガロンのビースト等を避けつつ出せる。
空中状態なので、相手のジャンプとかち合った時も安く済む。可能であれば地上棺は常にこれで出せると強い。
入力は228+ボタン。この際、技後にアナカリスが即着地する。技後に↓入力をしてないのに着地する原因は不明。
低空王家の裁きは、23687+Pといった難しい入力が必要(この入力がベストかは不明)。この際も技後に何故か即着地する。
発射後も浮いたままでいいのなら、普通に8236+Pで簡単に出せる。
王家の裁きは斜め下に吐くので地上では使い難いが、出せれば動きの幅が広がる。またES版は最後の削り技としてかなり有効。