表紙 タイトル | |
作者 | 五木寛之 |
発行日 | 1999年11月11日 |
レビュー | 『私たちが生きている上で、とても大きな力を持つものは、将来への希望だけではありません。過去の貴重な思い出というものが私たちの日常を支えてくれます。思いでなんて言いますと、うしろむきのような気がしますが、決してそんなものではありません。郷愁にふけるとか、思い出にひたって現実逃避するとか、そんなことではなくて、私たちはため息をついたり、むかしのことを思い出したり、自分にとっての貴重な記憶をまさぐることによっても、このなんとも言えない凄絶な時代を生きていく上でのかすかな力というものを得ることができるのではないでしょうか。』 前半部は、五木さんが「人生の目的」「肉親」「金銭」「信仰」についての考察が書かれている。 後半部は、五木さんの生い立ちや学生時代のことなど自伝的なことが書かれている。 確かに「人生の目的」を探し続けることが「人生の目的」なのかもしれない。そしてそれを探す糸口は、今までの歩みの中にあるのかもしれない。そんなことを思いながら、この本読み終えました。 |
心に残ったフレーズ | |
読了日 | 2005年8月13日 |
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