表紙 タイトル | |
作者 | 美輪明宏,斎藤孝 |
発行日 | 2004年5月1日 |
レビュー | 僕の好きな二人による対談。 「ありのまま」を否定し、基本を身に付けてこそ自由になれるという主張は、なるほどと思った。 |
心に残ったフレーズ | 「ありのままでいい」というのはちっとも美しくないんです。まず何であれ、型、基本を身につけなければ、どうしようもない。「ありのままの私」でいいというのは、怠け者が基本を身につける努力をしないと言うことの別の表現なんですね。 学校は「文化を継承する場所」 知力、胆力、精神力、義侠心を持ちつづけて、自分の力量を発揮できる人が、世界の中で尊敬されている日本人像なんです。 ほんとうの知力とは、状況の中で自分の位置がていかくにわかる、自分で何をできるのかが説明できることだと思います。 自分が今どのぐらいの力があって、どういう状況だから、今どうすればいいか これからの日本の生きる道はアイディア力と美意識と言うことになります。 パワーをもらおうとするのではなく人にあげようと思うと、エネルギーは泉のように湧いてきます。それはどんなに疲れていると思えるときでも、与えようと思えば湧いてくるんです。 |
読了日 | 2006年8月17日 |
関連本 |
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