表紙 タイトル | |
作者 | 上原春男 |
発行日 | 2005年2月1日 |
レビュー | 水のようにしなやかに成長したい、そう思う人には、読んで損なし。 |
心に残ったフレーズ | 人間というのは本来、成長するようにできています。成長がおぼつかないとしたら、それは外的要因ではなく、自分自身の姿勢や考え方に原因があるようです。 停滞や現状維持は「悪」であり、成長なくしては生き残れない。 心地よさこそが利益の源泉であり、成長を実現させるための大きなキーワードなのです。 「一に百の力を込める」姿勢が大きく人を伸ばし成長させていくのです。 このやり方ではダメだった、あの方法は通用しないと言う否定的情報はじつは宝の山だといえます。 成長力は創造性と忍耐力をかけたものである。 教えることは二度学ぶことだ。 人間はエネルギーを使うことで能力を高め、頭脳も「成長」させていくのです。 企業が提供すべき付加価値とは、お客様の心地よさのことです。 会社の心地よさとは、社員に明確な目標があり、適度な緊張感を感じさせると同時に、のびのびと明るく積極的な社風。そういう環境が必要なのです。 水のような素直さが成長をもたらす 伸びる人間には、イヤな仕事も進んで引き受ける「度量」があるものです。 水の流れは、層流、波流、乱流の順に変化していくのですが、このことは物事と言うのは、発達すればするほど、その乱れ度、デタラメ度が大きくなっていくことを示しています。 なるほど競争がなければ敗者は生まれないかもしれない。しかし負けた経験のない人は、また勝つ方法を発見する努力をしないものです。 仕事ができる人、できない人、成長していく人、いかない人。この両者を分ける一つの尺度が、「忙しくても忙しそうに見せない」事なのです。 行動すると想像できる。 条件適応のための行動をすみやかにとるか、とらないか。それが私たちの盛衰を分かるのです。 人を動かすには、自分の好みではなく人の好みを優先させること。内的条件を外的条件を合わせることが重要だと言う教訓です。 想像的人間に共通して見られる特徴は「人によく会う」という点です。 成長したいなら人に会え、それも多くの人に会え。 |
読了日 | 2005年 |
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