SOUL大臣の「雑学講座」

（グラハム・セントラル・ステイション）

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ラリー・グラハムが結成した超ファンク・バンド。ラリー・グラハムはスライ＆ザ・ファミリーストーンのベーシストであり、チョッパー奏法の生みの親といわれる。

ファンクの名産地であるベイ・エリアを拠点にを拠点に、ロックやゴスペル、ブルースまでをも融合したこの上ないファンク・サウンドを生み出した。

１st『Graham Central Station』（73年）の、リズム・ボックスを大胆に導入した「Tell Me What It Is」や「Why？」、２nd『Release Yourself』（74年）のタワー・オブ・パワー・ホーン・セクションが客演したタイトル・ソングなど、名曲を連発。暴走するチョッパー・ベース、重圧なリズム・セクション、パトリースのワイルドな歌唱といった聴き所も多い。

その後『Ain't No 'bout-A-Doubt It』（75年）、『Mirror』（76年）、『Now Do U Wanna Dance』（77年）とコンスタントなリリースを重ねたが、1980年にラリーはソロとして独立。

また2000年にプリンスのバックアップのもとグループは復活。アルバム１枚を残している。