SOUL大臣の「雑学講座」

［ニューヨリカンソウル・ヒューチャリング・インディア］

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India
1969年プエルトリコ生まれ。幼い頃から美少女の彼女は、インディアンの酋長の娘イメージして“インディア”と呼ばれていた。彼女が育った70年代はニューヨーク・サルサの全盛期だったが80年代に入ると急速に活気を失っていた。

16歳でバンドデビューしたインディアは、88年にラテン・ヒップ・ホップのフリースタイル・ブームに乗ってソロ・デビューを果たした。その後90年のシングル“Right From The Start”がダンス・チャートで大ヒットして、一躍フリースタイル系の女性シンガーとして注目されるようになった。

その後90年代ニューヨークのラテン界における回帰の兆し、そして夫ルイ・ヴェガの影響もあって、いち早くサルサへの転向を図り、新世代のサルサ・アーティストとして活躍するようになった。

Nuyorican Soul　は96年に離婚したルイ・ヴェガとのプロジェクト。ガラージ・ハウスの傑作“Runaway”（サルソウル・オーケストラによる70年代のディスコ・ヒット、のカバー）でもリード・ボーカルを担当。ここ日本でもクラブを中心に爆発的な大ヒットとなった。

サルサの世界では有力な女性シンガーが殆ど現れなかった。現在でも、インディア以外に目立った活躍をしている女性シンガーは非常に少ない。80年代以降、すっかり時代遅れとなったサルサを見事に再生させた功績は非常に大きい。


♯SOUL大臣では♯…インディアのヴァージョンとロリータ・ハロウェイ（オリジナル）のヴァージョンの美味しいとこ取りをして演奏してまーす。



Runaway（歌詞）