1-104 無題

104 名前:学士[sage] 投稿日:2008/08/02(土) 23:17:15 ID:lTQUeETW
生徒会長のSSから部活→筋トレと妄想

最近歯に問題あるのが多いから逆にいいのかもしれんが
甘さ控えめかもしれんのを一本投下しようw

エロシーンはこのあと書くかも…





「にじゅうー!にじゅういーち!にじゅうにー!」

俺の後頭部らへんから聞こえるノーテンキな声。

「く…ふっ、にじゅう……、っ、にじゅう、いち……」

次いで遅れて発せられる俺の震えた声。
筋トレしてるんだからしょうがない………ってわけでもない。
大体腕立て二十くらいでこんなになるはずがない。

「ほらほら〜私の声に遅れてるよ〜?」
「それは、五十キロ超の……物体Mを背負ってたら、くっ、こうもなる……」

実際もう腕なんてプルプルしちゃってるし。
いや腕だけじゃねえ。体もだ。筋トレのやりすぎは……よくない。

「むーっ!失礼な!私そんなに重くないもん!!」
「じゃあ譲歩して四十後半としとくが、それでもっ……俺の上腕二頭筋に百キロくらいかかってるだろ」

っていうかなんでそんなところにいる。人の邪魔をして楽しいか!?
傍から見れば俺は女の子に扱かれている野郎に見えるだろう。
そう。こいつは俺の背中に跨るように乗っている。しかも全体重がかかるように足を地面につけていない。
ちなみにコイツは物心が付いた時には既に傍にいたという、所謂幼馴染の麻惟。
幼稚園から十年来いつもに俺の横にいる女の子だ………いまは上にいるがな。
で、なんで麻惟が俺の上に乗ってるのかと言うとまぁ………

「〜♪」

ご機嫌に鼻歌なんて歌っちゃってるし。
その下で俺は鼻息を荒くしてるというのによ。
本気で下りてくれないと困る。これでは筋トレの目的も違う。

「あのな麻惟……俺は有酸素運動をしようとしてるんだ」
「…だから?」
「だから、そんな激しい運動はしなくていいんだ。軽快な運動こそが、有酸素運動というものなんだよ」

たぶん。っていうか話すのもツライ。……早く下りてくれーーー!

「もう……わかんないかな侑真くんは。私のこの愛情表現が……見守るだけが恋人ではないのだよ♪」
「いまは黙って見守っててください……」

っていうか筋トレを見守っててくれって頼んだ覚えはねぇ。


「それに私がこんなにボディタッチに走るのも、昨日侑真くんが膝の上に座らせてくれなかったからだもん!」
「いや、確かにそうだけどな……」

麻惟にとって俺の膝上は指定席らしい。猫が座っててもどかして自分が座るくらいだ。
それを昨日。風呂上りに麻惟がいつものように俺の膝上に座ろうとしたところ、ゲームをしていた俺が回避したのがよほど気に入らなかったらしい。
そのまま麻惟は不貞寝してしまった。
……俺のベットで。おかげで昨日の俺はとある拘束力が働き、極めて寝返りの少ない夜を過ごさなければならないことに……。

いやだってWiiだぞ?あの腕とかブンブン振り回すあれだぞ?
危ないだろ?俺は麻惟のことを思っての行動だったんだが……
麻惟いわくそう言うのが『ハイリスクハイリターン』らしい。普段はリスクなんてないと思うんだが……
っていうか自分の家で寝なさい!………とは言えなかった。
麻惟にとって俺の部屋の半分は自分の部屋のようなものらしい。
俺の両親も麻惟の両親も認めてるらしく、もはやどこからも反対が来ない。
最初から反対などなかったんだがな……

「そ、そうだ!汗掻いてベタベタした背中に乗るのも気持ち悪いだろ?」
「そんなことないよ♪今夜だってお互い汗まみれになるんだし♪」

俺の迎撃はあっと言う間に返されてしまった。
まぁそりゃそうですけど……

「あの時といまは違うだろ!いまは服着てるし……」
「でも最近半脱ぎが多いし……ま、私も好きだけどね♪」

……そういう問題じゃない。世の中にはTPOというのがありましてね……
と、俺が博識を利用してなんとか麻惟を下ろしに掛かろうとした。
が………

「でもそうだよね。邪魔ばっかりしてたら彼女失格だもんね」

以外にも結構あっさりと下りてくれた。
普段なら俺が暴れてロデオ状態になってもしがみ付いて離れないのに。
まぁ筋トレの最中に乗ってくるなんてかなり稀だが。

「おぉ!やっとわかってくれたか!……っておい」

麻惟はそのまま一階に移動。俺の下に陣取った。
じっと見つめてくるその瞳がやけにキラキラしている。
……何を企んでいる?

「ほら、筋トレ筋トレ!」
「あ、あぁ……にじゅう…」

!……ちょっと待て。
俺はいま腕立て伏せをしている。で、その俺の下に麻惟がいる。
俺の顔の真下に麻惟がいる。
このまま顔を下げると……
麻惟の唇が腕立てのカウンター代わりになってしまう。
どうやらそれを企んでいたらしい。

「わくわく♪」

当の麻惟はこのあり様だ。
っていうか『わくわく』は口に出して言う言葉じゃないんだがな。
まぁいい。それよりだ。

「なぁ麻…」
「いいの!」
「……なにがだ?」

ため息を一つして麻惟に聞く。
……わかってるけどな。
すると麻惟が首に腕を回して引き寄せてきた。
………二頭筋が悲鳴を上げる。
だがいまは麻惟の吸い込まれそうな目を凝視しているわけで。

「このまま……ひたすら、して?」

さらには麻惟の艶やかな甘えた声で脳が痺れてしまい。

「んちゅ……」

そのままお互い半開きになった唇を合わさったが、俺の心に抵抗なんて考えは出てこなかった。
筋繊維の悲鳴もどこかへとんでいってしまった。

「ん、くちゅ…ぷちゅ……は、ぁん…ちゅ……」

唇が合わさるなり最初から舌を差し出してきて激しく絡める麻惟。
序盤が激しいことはいつも通りだ。
だが少しMっ気な麻惟は自分の激しさを制圧されるのがお好きなようで、俺もいつもの様に麻惟よりもさらに激しく舌を絡ませる。

「んふぅ…くっ…んぁっ……はぷっ……ちゅ……ぷはぁ…」
「んぐっ……相変わらず激しいよな」

お互いの唾液で濡れた口を拭いながら恍惚とした表情の麻惟に話しかける。

「だって…控えめなのより、激しい方が『大好き』って感じがするんだもん…♪」
「にしてもベタベタ……」
「そうだね……下の方も…///」

そう言いながら麻惟は『確かめて』と言わんばかりに俺の手を取って自らの女の子の所に導く。
キスだけですでに準備が出来た敏感な体をこのまま弄り回したい衝動に駆られるが……

「…よっと」
「うひゃあ!?」

素早く麻惟の横に移動して背中と両膝の下に手を入れて持ち上げる。

「風呂、行こうぜ?」
「あ……うん!そうだね上も下も中もベタベタだもんね♪」
「中って?」
「体。ほら、侑真くんの汗で私もベタベタじゃない?」

確かに上と下ほどベタベタではないが、汗で濡れていることは確かだ。

「ねぇ、侑真くん」
「うん?」
「お風呂ではちゃんと膝の上に座らせてね?♪」
「はいはい……」

とりあえず風呂で汗掻き過ぎないようにしなければ……

この後もまた汗掻くことになるんだし……


END
2008年09月03日(水) 13:34:04 Modified by amae_girl




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