6-986 朝

こういう文章書くの初めてで、読みにくかったらスマソ
そして、女の子があまり甘くない・・・かも

「ねー、起きてーもう朝だよ」
やわらかくて、甘い匂いのする物体がのしかかってきた。
布団をはがされ、さらさらの長い髪が頬にかかる。
上半身を起こすと、満面の笑顔を浮かべた彼女が視界に飛び込んでくる。
「おはよう。シャワー浴びてきて?その間に朝ごはん作ってあげる」
「ん・・・」
のっそりと緩慢な動作で風呂場に向かい、シャワーを浴びる。
戻ってくると、ローテーブルには2人分の朝食が並び、その匂いとシャワーの相乗効果でだいぶ頭がすっきりしてきた。

「どうぞ、召し上がれ」
「いただきます。」
甘いフレンチトーストと半熟のベーコンエッグ、彼女の得意なトマトのスープが並んでいる。
「相変わらず、料理上手いな」
「15分で出来るような料理ほめられてもね〜」
そう言いながらも、嬉しそうな表情を浮かべる。
ふと、彼女口元にパンのかけらがついているのに気づく。
彼女の後頭部に手を伸ばし引き押せると、すっと舌で掠め取る。
目を大きく見開いてこちらを向くと、色白な彼女が見る見る真っ赤になっていく。
「っ!口で教えてくれればいいのに・・・恥ずかしい」
こういう顔もやっぱり可愛い。

「そういえば、なんで朝から家に来たんだ?」
「やっぱり、忘れてるー友達オススメの敷きパッドとかカバーがあってね。
だけど、シングルが売り切れで、ダブルのを買うからこっちで使わせてってお願いしたのにーすっごく気持ちいいんだよ。」
「ああ、思い出した。おまけに、色もピンクしかなかったって言うんだろ」
「うん、アタシ以外の人部屋に呼べないね。というわけでごはん食べたら掛け替えるの手伝ってね。」
アタシ以外の人、か・・・彼女以外の女性を入れるつもりは無いが、友達呼ぶときは気をつけよう。

シングルより大きいとはいえ、2人がかりなら作業もすぐ終わる。
「えへへーやっぱり、気持ちいいー」
そう言いながら、ベッドに横たわり頬ずりをする彼女。
たしかに、今まで使っていたものよりも、ずっとなめらかな肌触りがする。
そのまま手を滑らせて彼女の頬をなぜると、嬉しそうに俺の腕をつかんだ。
「一緒にお昼寝する?」
「昼どころか、朝飯食べたばかりだろーが。
俺の家で寝るために、わざわざ早起きしたんですか、お嬢さん?」
「だって、せっかく買ったから早く試してみたくて。ね、お昼寝しよ?」
そんな風におねだりされては断る理由も無く、彼女の隣に体を沈めぎゅっと抱きしめる。

すぐに眠くなってきたのか、とろんとした目をしている。
鼻の頭に噛み付くようなキスをすると、お返しとばかりに鎖骨の辺りに柔らかい唇が触れた。
彼女の長い髪に手を差し入れとかすように撫ぜると、もっととねだるように顔をすり寄せてくる。
「昼寝が終わったら、どっか出かけようか」
「うんっ」
腕の中のとろけるような彼女の笑顔に満足しながら、再び訪れた睡魔に身をゆだねることにした。

―完―
2009年10月28日(水) 21:44:44 Modified by amae_girl




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