最終更新:ID:jeEp2GztNA 2022年08月31日(水) 19:37:40履歴

地球連邦/連合等統合政府が崩壊して久しい今日、地球圏における国際社会に存在する組織の中で最も広範かつ一般的な権限と普遍性を有する組織として、旧国際連合を元に設立されたのがNUN…新国際連合共同体である。
地球上の四大連合国(AFTA、EPAC、CSAT、PEU)新しく南太平洋に出現したユージア大陸国、そしてテラフォーミングされた月及び火星国家群、及びスペースコロニーを含めたセツルメント(入植地)自治区が参加し
各国が国際平和やそれを実現する国際協力体制構築、その友好関係を維持する事を目的とした組織であり、基本的な組織の指標に関しては旧国連と殆ど変わりはない。
その為列強各国(現在で言えば四大連合体等)の発言権が強い等欠点も踏襲してしまっており、肝心の国際平和維持に関してもあまり上手くいってはいない模様。
ただし旧国連時代から運営されている月面都市国家アンサリヴァンを含む国際中立地帯や人類敵対異種族出現地点の制定も並行して行われており、そうした中立地帯や治安維持が必要な地帯は後述のUPEOが活動を行う。

国連常設軍及びSDF(セツルメントディフェンスフロント…入植地防衛軍)を統合、再編しNUN平和委員会直属の治安維持機構。当然それなりの軍事力を有しているが、主に四大国家連合体同士の軋轢による政治的問題
組織としての中立性の維持等の理由により、国家間戦争や組織間紛争には現状殆ど介入していない。その一方で火星における新種ネウロイの大規模な侵攻や、地球上においてもDDS(深海棲艦)EILD、降魔、ヒュージ等
人類敵対異種族の散発的侵攻が相次いでおり、之に対処する為UPEOはかつての世界華撃団構想やウィッチによる統合戦闘団構想を継承したWLT(UPEO華撃団)WJFW(ウィッチ統合戦闘団航空団)
等の特務部隊を結成し人類敵対異種族に対する対応に関してのみUPEO本来の役割を果たしていると言える。本来であれば之に加え騒動の発端たりえるロストテック遺跡や、アーティファクトの確保及び隔離
ILW(インキュベーター契約型ウィッチ)の保護等、押し進めた活動を行いたい様だがこれには各魔術・オカルトサイド組織の思惑が複雑に入り乱れている為、現状UPEOの活動は「対処療法」のみに留まっている。
尚任務中確保したアーティファクトやロストテックに関しては、基本的に"財団"に管理を一任している。GOC(世界オカルト連合)で無いのは信用の問題とも財団による多額の資金提供とも言われているが真偽の程は不明。
人材に関しては基本的に各国及び各組織から派遣された人員で構成されるが、UPEO自身でも人材募集を行っておりその為敵対する国家や組織の人間同士が同じ部隊に所属すると言ったケースも多い。
武装や兵器に関しても人材同様各国及び各組織から提供された物を運用しているが、一部は独自開発や独自生産を行った物を運用している。
通称「国連軍」国連軍である事を示すUNブルーと呼ばれるブルーヘルメットや大きく書かれた「UN」の文字が特徴。
各国が特定の作戦等に際して、国連指揮下に自国指揮権を従属させ兵力を提供する非常時編成軍。
次に各国から一時的に国連軍直属として派遣される準常設軍。指揮権は完全に国連軍が有し、
装備も後述する常備軍と共通の物を使用する。またこの部隊の形式は国連カラーを各種兵装に使用し、国連旗を掲げて作戦に参加する。
最後に存在するのが純国連軍。第三国(非プレイヤー国家)を中心とした退避軍で構成されており、
本来であれば極少数しか存在しなかった筈だが、近年次元戦争やアレイスター事変を経て、急激に規模を拡張。指揮権や軍備を拡大しその数を増やしている。
現在は先述のUPEOに実戦部隊の大半が統合された。
各国が特定の作戦等に際して、国連指揮下に自国指揮権を従属させ兵力を提供する非常時編成軍。
次に各国から一時的に国連軍直属として派遣される準常設軍。指揮権は完全に国連軍が有し、
装備も後述する常備軍と共通の物を使用する。またこの部隊の形式は国連カラーを各種兵装に使用し、国連旗を掲げて作戦に参加する。
最後に存在するのが純国連軍。第三国(非プレイヤー国家)を中心とした退避軍で構成されており、
本来であれば極少数しか存在しなかった筈だが、近年次元戦争やアレイスター事変を経て、急激に規模を拡張。指揮権や軍備を拡大しその数を増やしている。
現在は先述のUPEOに実戦部隊の大半が統合された。

旧UN(国際連合)のWHO(世界保健機関)を母体として発展したNUN(新国際連合共同体)内に存在する傘下機関の一つ、通称WPhO。
大戦や紛争などで齎された生物兵器や人為的な伝染疾患、異常気象や環境汚染の結果発生した疫病や健康被害、そして少なからず
公になっている異常現象由来の異常疾患に対する情報収集・予防・治療・根絶を従来の世界的な指標目的に加えて活動している。
組織名の(超保健機関)の意としてはかつてのWHO時代に具体的な対応策の実行に対して遅れが出ていたり国家・企業間の利害関係など
が悪い方向に作用して上手く機能出来なかった点を反省し、NUN内に於いても比較的独立性の高い機関として成立した点を表している
点と、所謂超常的事象由来の異常疾患への医療面に於ける対応能力を有しているという意味も含まれている。
この点には設立時に旧UN(国際連合)時代に制定されていた国際正常性維持条約に基づいた各種パラテックの供与(この点はGOCや財団の
他、旧プロメテウス・コーポレーションなどが多分に関与している)や其処から発展したWPhO独自の超常医療技術から齎されている。
無論、パラテック以外での保有医療技術・資産もまた応用ナノバイオロジーを初めとする最先端且つ高度なモノを有している。
こういった組織基盤を支える資金源に関しては、NUN内での基本分担金以外では製薬企業連盟やMCF(マナによる慈善財団)からの寄付や義
援金が過半を占めている。広域に於ける大規模生物災害、主に人為的なバイオテロなどでの対応時に同じくNUN内の実働部門の一つである
BSAAとは密接な関係を有しており隔離・除染などの衛生面での支援や新種の生物学的脅威の分析及び無力化の研究なども行う。
国際的な非政府系人道支援組織であるIDPAやMCF、テラセイブ等とも組織の性質上、関係は深い。
またWPhO自体もAMU(強襲医療部隊)と呼称される独自の実力部隊を有している。元々は紛争地などでの活動に於いて当事国・地域の軍やU
PEOやBSAAの部隊による支援、もしくはPMSCsや現地民兵の雇用が困難な場合の自衛戦力として設立された…というのが表向きの理由で有る
が、独自の試料確保や(武力を要する医療行為)が必要となる場合が多い(超常的事象由来の異常疾患への対応)が実際の主な主任務となる。
メスの代わりに銃を掲げた医者とでも形容すべき特異な出自の部隊だが練度や士気は高く(擬似現象数式)などの独自の強力なパラテック・邪
径技術も駆使する為単純な戦闘能力・対応能力に関しては相当なモノとされる。(基本的にハイテク云々という名目でこれらの超常技術に関し
ては公にはしていない※現象数式そのものは魔術や呪術とも系統が違う代物故、ある種誤魔化しは効いているとも言える)
近年の主な活動としてはA.C.I.S(後天性体細胞硬化症候群)の封じ込め・抑制法の手順構築。E.L.I.D(広域性低放射感染症)の被爆初期及び中期
に於ける抑制・対症療法の開発。(現状は初期状態であれば適切な除染及びナノマシンを用いた症状進行の大幅な抑制が可能となっている他、体
内組織に対する悪影響の無力化や完全な除去に関しての研究も進められている。)北アフリカから中東のMEA(旧MEC)共同体内の新興都市ハランで
発生している新種のウイルス(通称ハランウイルス)アウトブレイクに対する医療・検疫支援を行っている。