武器関係の情報（機動兵器）

ＡＳ、ＭＳ、ＫＭＦが混在。
MSは基本的にバッテリー駆動を採用している。

戦術機

SS-01D ジャン

日本製戦術機激震をベースとし対戦術機用に再設計、開発した機体。
第一世代戦術機の特徴である重装甲による高い防御力を引き継ぎつつ16ｍ前後の小型化、滞空時間の強化が主な改修点である。
第二世代以降に見られる内蔵武装は見られず、内蔵機構を極力排することで構造のシンプル化を徹底、
駆動系も従来のような複雑な可動部分を減らし、油圧系を追加することで運動性は低下したもののパワーや防御力が格段に向上した。
更に各部を増加装甲で覆い、頭部はセンサー系が集約するため装甲化が行われてヘルメット状になっている。
低下した運動性を補うため腰の跳躍ユニットは双発式へと強引に出力強化することで重くなった機体を強引に機動制御をする。
また肩部の推進機は推力の大部分が脚部に集中していることから肩部はペイロードユニットとして用いられる。
武装は背部のアームに保持された90㎜ガトリングガン2基、両腕下部のブレイドユニット、肩部にペイロードユニットを持ち最大４丁の突撃銃及び熱長刀などをマウントできる。
また、中隊支援用の誘導弾コンテナを肩・脚、フロントアーマーに追加できる。

スペック

種別：攻撃機/第一世代機
全高：16.5ｍ
重量：32ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：大容量コンデンサ
総出力：2900ｋｗ
推進力：プラズマジェット

標準武装

90ｍｍガトリングガン×２
腕部ブレイド×２
対艦滑空砲

追加装備

前腰部短距離誘導弾コンテナ×２
脚部中距離誘導弾コンテナ×２

SS-01S ジャーハイ

海中から接近して上陸を行い、後続の揚陸部隊の橋頭堡を確保するため、潜航状態から陸上形態への変形を可能とした水中可変型戦術機である。
設計に余裕があり信頼性も高いジャンの基本フレームを流用しているため生産ラインを共用化できコスト削減に一躍買っている。
潜航形態では流線型の装甲を展開し全身を覆うことで抵抗を減衰し水中行動を行う。陸上形態では潜航ユニットを背部に折り畳むが、砲撃時などには耐圧用の装甲を生かした盾や機体固定用の腕としても使用される。
大きく張り出た胸部に90mm機関砲・120mm滑空砲、同じく張り出た脚部はペイロードとなっておりジャンと共通規格の突撃銃、魚雷や大型目標破壊用のミサイルを格納する。

スペック

種別：攻撃機/第一世代機
全高：18.5ｍ
重量：42ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：大容量コンデンサ
総出力：3100ｋｗ
推進力：プラズマジェット＋スケイルモーター

標準武装

胸部90ｍｍガトリングガン×２
胸部120mm対艦滑空砲×2
近接スパイクアーマー
対艦ミサイル
中隊支援用機関砲

SS-02S シャオヤン

ソ連製第三世代戦術機チェルミナートルを再設計した機体。
ジャンが対ＭＳ用の掃討・攻撃機ならば、こちらは高い瞬発力を生かし敵陣に斬り込みジャンの展開を阻害する機体及び設備の除去を目的とした遊撃機となる。
第三世代機らしいスリムな外観が特徴だが例によって内臓武装は撤去、センサー系も頭部付近に集約する。
また、頭部のアンテナ及びメインカメラは頭部装甲内部に格納することで近接戦での破損を避けている。
肩部をペイロードとする方式はこちらにも採用されており肩部には武装懸架用のレールを追加、推進機をオミットし純粋な装甲ユニットとなっている。
その代りに背部に追加の固定式跳躍ユニットが装備されており４基の跳躍ユニットを用いた多段加速機動はまさに立体機動に相応しい機動性を発揮する。
武装は腕部にモーターブレードと機銃の複合ユニット、尾翼の役割も兼ねるブレードベーンを肩部に固定装備とし、長刀、突撃銃、ナックルシールドなどで武装、膝部ラックに予備弾薬を格納する。

スペック

種別：遊撃機/第三世代機
全高：17.5ｍ
重量：27ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：大容量コンデンサ
総出力：3100ｋｗ
推進力：プラズマジェット

標準武装

腕部複合ユニット（ﾓｰﾀｰﾌﾞﾚｲﾄﾞ+65㎜滑空砲）
90㎜突撃銃/120㎜滑空砲×２
ブレードベーン×２
ナックルシールド
長刀

SS-02T ワイソン

シャオヤンにジャンの設計思想を反映させた対MS制圧機。別称シャオヤン強襲型
全身に火器を搭載し遊撃機が戦端を開いた地域へと突入後、機動力を生かした弾幕展開によって掃討する。
大型火器の運用が前提となっているため一部フレームと各部アクチェーターを強化増設、更にジェネレーターを大型化している。
また、重装化による運動性低下を防ぐため推進機出力を強化するほか、装甲を削減することで完全装備の状態でも原型機とほぼ同様の機動力を発揮する。
反面、半ば強引に要求スペックを達成したため稼働時間・防御力が犠牲になっており運用が難しい。
肩、腰、脚部に取り付けられた中距離誘導弾コンテナ、腕部複合ユニットを固定装備とし、
ジャンのガトリングガンを手持ち式に改装した75mmガトリングガンを携行する。

スペック

種別：遊撃機/第三世代機
全高：17.5ｍ
重量：27ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：大容量コンデンサ
総出力：3100ｋｗ
推進力：プラズマジェット

標準武装

腕部複合ユニット（ﾓｰﾀｰﾌﾞﾚｲﾄﾞ+30mm機銃）
脇部30mmチェーンガン×２
各部誘導弾コンテナ×６
突撃銃×２
75mmガトリングガン

SS-03S ウーグェイ

シャオヤン、ジャンで得られたデータを生かして開発された機体。
その意味では木星帝国初の純国産機と言える。本機は対戦術機及びMSの近接格闘に主眼を置いている。
突撃ユニットなどの運用を前提にしているため跳躍ユニットと肩部には武装懸架レールのほか大型武装の追加のためのハードポイントを増設した。
また、頭、腕、腰、肩にブレードベーン、脚部跳躍ユニットに格納式のブレードが増設されており単なる機動に必殺の威力を持たせるほか、高速移動時の機動制御の役割も兼ねる。
顎、腹部、股間部、腕部内側、脛部分の特徴的なウロコ状の装甲は展開することで内部機構を開放し機体を強制冷却する。
この冷却システムの導入によってウーグェイは推進機の連続使用時間の延長や高出力なアクチェーターやジェネレータの導入が可能となり
機動性能及び機体出力が大幅に向上、リニアライフルの運用まで可能となった。
武装は腕部にリニアガンとブレードの複合ユニット、肘、膝に「隠し爪」ともいえる格納式短剣を装備する。また出力と冷却性能の向上によって各部のブレードはヒートブレードとなっている。
大型化された膝装甲は立体掃討爆雷「ブリューゲル」を内蔵しており運用時には膝の装甲が展開する。
その他、リニアライフルの運用のため肘部には電力供給用のコードを格納し武装への電力供給が可能である。
全身のヒートブレードとシャオヤン以上の機動力を持ち最早動くだけで周囲の物を斬り裂く抜身の刃の如き強力な機体だが、
反面整備及び局地運用が劇的に難しく、衛士にも相応の技量が求められるため正式採用は見送られている。

スペック

種別：遊撃機/第三世代機
全高：18.5ｍ
重量：29ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：大容量コンデンサ
総出力：3700ｋｗ
推進力：プラズマジェット

標準武装

腕部複合ユニット（ﾋｰﾄﾌﾞﾚｲﾄﾞ+30mmリニアガン）
各部ヒートブレード×9
肘・膝部格納式短剣×４
膝部四連爆雷投射機×２
大型爆弾
90㎜突撃銃/120㎜滑空砲
リニアライフル

SS-03ST シーヘイ

SS－03をベースに隠密性と機動力を高めたステルス試作機。
索敵率を低くするため装甲表面には赤外線吸収皮膜とPS装甲の過渡技術を利用した順次迷彩パターンを変更できる特殊装甲を採用する。
アクティブステルスとしてM粒子散布機を搭載するため肩部は大型化、推進系・排熱系には開閉式ノズルカバー、脚部付近には対地センサー及び消音装備などが設けられており人型兵器と思えぬほどの静粛性を確保している。
跳躍ユニットは超高速巡行が可能な高性能タイプの物が採用されている。また、冷却はM粒子に排熱を持たせ放出することで粒子散布と放熱を同時に行うことが可能。
本機は高い隠密性を持つもののあくまで同系の人型機と比べての話であり従来の隠密戦闘機ほどのステルス性能は持ち合わせていない。
本機の真価は索敵及び照準を撹乱することで少しでも接近すること、被弾率を低下させること、そして近接戦闘において挙動を悟られないことによる優位性にある。
武装は肩部アーマーに格納式ブレード、腕部複合ユニット、脚部にブリューゲルを収納する。

スペック

種別：次世代試作機/第3.5世代機
全高：17.5ｍ
重量：27ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：大容量コンデンサ
総出力：3100ｋｗ
推進力：プラズマジェット

標準武装

腕部複合ユニット（ﾓｰﾀｰﾌﾞﾚｲﾄﾞ+30mm滑空砲）×2
脚部爆雷投射機×2
突撃銃×２

SS-04STシェイフー

スペック

種別：強襲機/第四世代機
全高：？？
重量：？？
装甲材質：Eカーボン
主動力：大容量コンデンサ
総出力：？？
推進力：プラズマジェット

標準武装

MS

EMS-19 アロータ

アラナに続く木星軍駆逐ＭＳ
小型高出力MSとしてはとりあえず完成していたアラナをベースにした出力強化型。
ビーム兵器がもはや決定力を持たないほどに対ビーム兵器技術が向上したため、
ビーム兵器関連の装備を殆ど取り払うことで整備性及びコストダウン、出力強化に成功した。
また、出力に余裕があるためメインジェネレーターを60%に抑えても戦闘機動が行えるため、高機動と小柄な機体とあいまって高いステルス性を発揮する。
固定武装は持たないが、肩部に懸架レールが装備されており本体のハイパワーも相俟って大型武装の運用が可能。
携行武装としては大型滑空砲をＭＳ用に改造した大口径滑空砲、腕部装着型の３連マシンガン、実体シールド、対ビーム処理された金槌付の大鉈ことハンマーチョッパー、シュツルムファウストなどをウェポンラックに装備する。
また、対ビーム兵器装備として各部にビームかく乱幕投射機を装備する。

標準武装

ハンマーチョッパー
大型滑空砲
腕部三連マシンガン
シールド
シュツルム・ファウスト×２
多目的投射機×２

バウラ・トーガ

木星軍攻撃MS
重MSのトトゥガをベースに整備性・出力強化を行った機体。
アロータと同様に先祖還りを行う他、背面装備のユニット化により作戦目的に柔軟に対応可能となっている。
ビーム兵器及び硬化ガスは整備性の面から採用は見送られているが、重厚な正面装甲は健在。むしろ装甲やスラスターのの適正配置により機動力・可動域は向上しているため装備によっては格闘戦も可能。
腕部は汎用性の高いマニュピュレーターへと換装されており、多機種の装備も使用可能。
肩武の多目的ランチャーはアロータよりも大型のものが装備されており多数のビームかく乱幕が装填されている。
固定武装は持たないものの腰部に大型のヒートソード、バックパックのユニット化により対ＭＳ用の三連ガトリングガンまたはカノン砲（実弾）と対艦ミサイルコンテナなどを作戦に応じて選択装備する。

武装（換装式）

三連ガトリングガン×２（選択式）
対艦カノン砲×２（選択式）
ミサイルコンテナ（マイクロミサイル/対艦ミサイル）
大型多目的投射機×２
ハンマーチョッパー

エレファルケ

拠点防衛用ＭＡエレファンテのフレーム及び生産ラインを流用した量産型ＭＡ。
旧式化が深刻化しているカングリジョ、ノーティラスに変わる新型対艦ＭＡとして設計されており相応の火力と従来機にはなかった速力が特徴。
設計思想としてはジオンのビグロが近く、大出力ジェネレーターとそれに直結する格納式のフレキシブル・ノーズキャノン、大型ブースターから構成されるシンプルな構造なため整備性は良好。
Ｉフィールドこそ搭載していないが前方投影面積を抑えることで被弾率を低下、ビーム砲の射程まで接近しやすくなっている。
武装は自在に稼動するフレキシブル・ビームカノン及び対艦ロケットのみ。ただし、多間接アームに接続されたビーム砲にはほぼ死角が無く対艦・対MSからミサイル迎撃まで行える万能装備となっている。

武装

フレキシブル・ビームカノン
対艦ロケット管×8

エレファルケ・リーゼ

戦艦の絶対数の不足を補うため、本来攻撃力を持たない商船、補給艦などをＭＡ化した機体。
大型コンテナを持つ商船に推進装置をジェネレーターに換装したエレファルケを接続したＭＡで主に最前線での補給、火力支援を行う。
コンテナ内にはＭＳ用の補給装置や武装が満載されており、エレファルケの火力で迎撃を行っている隙に友軍への補給を行う。
ジェネレーターを増設したことでＩフィールドの運用が可能となりビーム兵器に対しては強力な耐性を持つ。
また、対空ＣＩＷＳを内蔵した腕を増設しており強化された出力とあいまって高火力を誇る。
反面、機動力は壊滅的であり、緊急離脱用のブースターによって戦域の離脱・急行は可能なものの殆ど動くことはできない。

武装

ノーズ・ビームキャノン
CIWS内臓大型クロー×２
Ｉフィールド
対艦ロケット砲発射管×８

MS-29J　ベアトリス

アナザーミラージュ制式量産型。フェイズ３にて完成を見たアナザーミラージュをベースに小型化及びステルス性等の付加を行った機体。
内部フレームの簡略化、一部のＰＳフレーム化による構造の簡素化及び火器運用能力をバックパックに集中するなど各部位を役割に特化させることで構造をスリム化させ機体の運動性の向上と小型化を行った。
また、熱探知を避けるためジェネレーターはメイン・サブの2基に分割されており、サブのみでの起動も可能なため、放熱を抑え、モーター駆動の静粛性も相まってある程度の隠密性も発揮する。
反面、サブジェネレーターのみの起動ではフレームのＰＳ装甲化が行えないため運動性能にリミッターがかかった状態となる。また、内装の単純化により腕部等からの火器への電力供給能力は失われたため、バックパックのサブアームに電力供給能力が付加されることとなった。
バックパックはストライカー化されており陸戦用のものと空間戦用のものが用意されている。陸戦型は大型の稼働時間延長用パック、サブアーム２基とプロペラントから構成され陸戦・潜入任務などに使用される。
空間戦用のものはフレキスブルスラスタ３基、汎用ウェイポンベイ２基と吶喊衝角１基を持ち、高い運動性能と速力を併せ持つ。
可変機構も無論継承されており、隠密行動、高速接近能力により特化した蜘蛛型へと可変する。アナザーミラージュ・フェイズ３ではこの携帯専用の武装として大出力サーベルとビーム砲が用意されていたが、本機はＭＳ形態時の武装をサブアームで保持することでＭＳ・ＭＡ時の武装の共用化を図っている。また、ＭＡ時に四肢を折りたたむことで輸送形態となり戦術機の背部に背負うことで輸送を行うことができる。

スペック

全高：11ｍ
重量：24ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉
総出力：2700+1200ｋｗ
推進力：プラズマジェット

固定武装

ネイルブレイド

脚部・指部に装備された鉤爪。緊急時用の武装。

携行武装

リニアライフル

アナザーブルーで運用されていたレールガンの制式仕様。
バレルの着脱が可能で、バレル交換によって即座に各レンジに適した能力を獲得できる。
また、通常時は単射モードで使用されるがベルト給弾装備を施すことで毎分数千発もの連射速度で砲撃を行え、ＰＳ装甲ですらただではすまない。

サブマシンガン

使い勝手の良い小口径火器。
グリップは折りたたみ式で後部にサブアームを接続しメインアームを介さず使用が可能。
また、口径は従来のヘッドバルカンと同口径で対ＭＳよりもミサイル迎撃、対人攻撃などが主な用途。
バレル下部には滑空砲またはビームサーベルをオプションで装備する。
頭部バルカンを持たないベアトリスにとってのバルカンにあたる装備。

ロング・スピアライフル

長距離狙撃用のロングバレル・ビームライフル。
長射程に加えてベアトリスの携行武装としては珍しくビーム兵器なので高い火力を誇る。
ジェネレーター内蔵型であるため本体出力に左右されず使用可能で後部からはビームサーベルを出力しスピアとしても使用可能である。

リストブレイド

腕部に装備する鉤爪状の大型クロー
通常時は格納されているが、使用時に伸縮し大型クローを形成する。

アトラクター・エッジ

細身の実体剣。刀身は分割機構を有しワイヤーでパーツ同士が接続されており、外観よりも遥かに長いリーチを持つ。
所謂、蛇腹剣。刀剣としての使用の他、対象の捕縛など鞭のような運用が可能。反面、純粋な打ち合いには向いておらず攻撃には秀でているが防御はからきしな装備。

陸戦型ストライカー「ライア・ライト」

陸戦及び潜入任務に使用される装備。大型バッテリーユニット、補助用のサブアーム、プロペラントに偽装した隠し腕から構成される。

隠し腕

プロペラントタンクに偽装した格闘用クローアーム。
通常のプロペラントと選択で装備される。
バックパック下部に装備されており死角からの奇襲、機体の固定などに使用される。

空間戦型ストライカー「ケストレル」

フレキスブルスラスタ３基、汎用ウェイポンベイ２基と吶喊衝角１基を持ち、高い運動性能と速力を併せ持つ。

吶喊衝角ショットガンホーン

ストライカー後方に格納される大型衝角。大出力ビームサーベルとその加速器から構成され推進機の収斂と併用することで戦艦の装甲すら貫通可能な突撃を行える。

強襲型ストライカー「ヴァイラス」

小隊規模のＭＳ部隊を強襲・奇襲によって撃破・突破するための装備。
火力向上、突破力に主眼を置く。大型フライトユニット１基、肩部サブジェネレーターユニット及び多数の実体刃を懸架するシース４基、更に本体腰部・肩部に放熱板兼用の4枚翼型追加バッテリー、大口径ビーム・カノンを装備する。
長距離からの砲撃により部隊を撹乱・分断しつつ、ブースターの推力にものを言わせて吶喊、ブレードによる確固撃破という戦術を単機で可能とする装備である。
また、単機突入に合わせてフライトユニットの両翼にはゲシュマイディッヒ・パンツァーが装備されておりビーム兵器による射撃をほぼ無効化する。更にフライトユニット本体もビーム偏向機能をより柔軟に運用するため大型アームへと可変可能で、格闘戦時には第３の腕として活用できる。

大型アーム

ビーム偏向機能を持つ大型アーム。バックパックが可変したものでＭＳ大の大きさを持つため不用意に接近した機体を捕獲し握りつぶすといった芸当が可能。
また、フライトユニットの大推力を生かして殴りつけることである種の質量兵器として使用される。この際はＴＰ装甲が発動しユニット本体を衝撃・反動から防護する。

ブレード・シース

大量の実体刃を格納した鞘。前腕部に装備されたグリップユニットにブレードを接続することで実体剣として使用される。
熱兵器でなく純粋に質量と硬度で装甲を切り裂く装備のため強度・攻撃力こそビームに及ばないが、エネルギー消費は少ない。

追加バッテリー・ユニット

稼働時間及び大出力ビーム兵器運用用の追加バッテリー。冷却ユニットも兼ねており、機体冷却時には扇状に展開し放熱を効率よく行う。

大口径ビーム・キャノン＜スペル・ヘリクス＞

携行用の大口径ビーム砲。
追加バッテリーユニットとの連携が前提だが、長射程、大火力に加えある程度の連射性能を併せ持つ。
シンプルな構造であるため意外と丈夫。

ミサイルポッド

機体背面に装備されたテール状のミサイルポッド
左右合わせて2基装備される。

フルアーマー・フライト

攻撃力・機動力に特化したベアトリスだが、その分耐久・防御力は低く航続距離も短い。この点を補うため全身を整流カバーも兼ねた増加装甲で覆い、腰部にウイング、背部ユニットに６基のフレキシブル・スラスタ、2基のプロペラントを追加した高速戦闘仕様のベアトリス。
この装備により地上であっても飛行が可能となり多数のスラスタによる高い運動性能を発揮する。
反面、全身に増加装甲を装備するに当たりペイロードが圧迫されており武装はリニアライフル及び対装甲刀とスタンダートなものとなる。

MS-30GN　ウァラク

キュリオスをベースとしたGNドライブ・τ搭載型の高級量産機
高機動を生かした先制攻撃、支援砲撃に特化しつつ、ＧＮドライブの恩恵により有り余るエネルギーを生かして友軍機へのパワー供給を行い作戦時間の延長を図ることができる。
基本フレーム自体に大きな変更はないが、後部に接続型のテールユニットは推進機、サブジェネレーター、パワーパックを兼ねた補助ユニットとなっており前述の友軍機支援の目的を達成する要の装備となっている。
武装は基本装備のシールド、サーベルに加え大口径ビームライフル２丁、背部にミサイルコンテナ２基を装備する。
ビームライフルは高機動モード時や未使用時は後部コンテナにマウントされ高速でエネルギー補給が行われる。

スペック

全高：18ｍ
重量：27ｔ
装甲材質：Eカーボン
主動力：GNドライブ
推進力：GNバーニア

固定武装

ビームサーベル

原型機と同様の装備

シールド

可変機構を備えた装備。原型機と同様。

携行武装

大口径ビームライフル

大容量粒子タンクに加速用バレルを組み合わせたシンプルな構造のビームライフル
開放型バレルを採用しておりＧＮフィールドとの併用でビームソードとしても機能する。
テールユニット接続時はより安定したエネルギー供給が行われるため連射性能、射程ともに強化される。

テールユニット

パワー供給ユニット兼用の大型ブースター。
内部にサブGNドライブを備えているため単体でエネルギー生成が可能であり、その豊富なエネルギーを友軍へと供給するためのケーブルを内蔵する。

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