ザ掲示板・円板で合計400スレ以上続いている「CRP雑談(旧・アニキャラになりきって雑談)」に関するWikiです。

セレーネ共和国


元々は月面入植計画「フロンティア共同宣言」によって国連主導で建設された月の南極に位置する月面都市。
当初は精力的に入植が進められ太陽系内でもっとも発展した都市の一つとも言われる程であったが、次第に人類が火星へ木星へと徐々に太陽系内での入植地を増やしていき
ついには太陽系外や異世界へと進む間に取り残されていった。その状況を打開するためセレーネ自治区(当時)は無作為ともいえる大掛かりな入植計画を行う。
そこに集まったのは米国純粋種組織エンクレイヴの残党や米国東部BOSの分派アウトキャスト、更には秘密結社ロゴスの残党軍
極め付けにはビッグマウンテンや異世界ミッドチルダのイかした科学者グループ等まさに玉石混合状態であった。彼等の大半は何らかの理由で故郷にいられなくなった者達であり
この為「現代の流刑地」「月の人材廃棄場」等と呼ばれ各国はこぞってこの宇宙の刑務所に地元の面倒な手合いの連中を捨てていった。
治安への貢献その引き換えにセレーネ自治区は手厚い支援を受けられた為、表面的に見れば人口は倍増し自治区はその規模を大幅に拡大。国と呼べるまでに発展する。
無論当初から危ない連中をかき集めて放り込んだのだから何か馬鹿なことをするのではないか。という心配はなされたもののビッグマウンテンの科学者グループリーダー
Dr.モビウスがフォースフィールドを設置して事実上外界から「隔離」する事、そして入植者にロボトミー化を義務付ける事で安全性を確立。
しばらくは外界も適宜物資支援と引き換えに棄民を捨てていったが、その内に交流も途絶え忘れられていき時代の流れに取り残される様にセレーネはただ月に蒼く輝くだけであった。
しかしその中にあって彼等は独自の進化を遂げていた。元々人道と倫理に欠けた連中だったがそのテクノロジーだけは本物であり、
遥かに進んだサイバネティック、生物学、物理学、効率機械学、ナノ治金学etc…それ等すべて惜しみなくあらゆる点でセレーネの発展に用いられた。
大型の核融合炉が完全無公害反応炉や量子変換炉へと変わり、大半の物体をナノ縮小化技術で裸眼では確認出来ない程の小ささに収め
フォトンを制御する事等でファスト・トラベル所謂テレポート技術まで実用化した。工場は完全に自動化され超人類AIを搭載したロボットが家庭のメイドにまでなる。
サイバネティックや遺伝子改良によって、人々は脆く不完全な肉体や遺伝子その物を遥かに優れた物へと置換し一世紀を超える寿命や普遍の体を持つに至る。
その「進みすぎたテクノロジー」はセレーネの人々自身が追いつけず、科学者達が次々と生み出すあまりに魅力的な「果実」の味を知ると
今まで掲げていた主義、主張、倫理観、宗教観等を一気に「陳腐化」させ有象無象の棄民達を「セレーネ人」へとある意味で「進化」させたのだ。
しかしテクノロジーの恩恵を腹いっぱい食べたセレーネ人達は同時に人間性を喪失していき、生物としての活力を失っていってしまった。
之を危惧した自治政府のリーダー達は打開策として「聖地・地球の奪回と復興」をスローガンを掲げた軍事政権による「セレーネ共和国」の独立を宣言。
愚かな事と知りながらも「人間性の回復」という史上類を見ない理由によって歴史の表舞台に立つ事を決めたのだ。
尚この本来の目的は一部指導者層のみの認識であり、大多数のセレーネ人は掲げられたスローガンを信じきっている。
セレーネ国旗
セレーネ共和国情報
構成領土月面南極(本土)南米アマゾン川流域等
通貨スタンプ
首都月面都市セレーネ
軍事聖地奪還軍・防衛軍の全二軍
政治少数独裁制集産主義
宗教科学傾聴気味

セレーネ共和国政治

セレーネ共和国は自らを軍事政権だと主張するが実際は軍国主義に移行した寡頭制所謂「少数独裁制集産主義」のイデオロギーで成り立っている。
しかもそのトップに立つのは人間ではなく自ら人間同様「予想」し「学習」する繰り返しのプロセスを持った超人類AIである。
もっともこのSHAIは普遍するロボットに搭載された物より遥かに高度でかつ自治共和国時代からその繰り返しを行い成長した物であり、
セレーネ共和国を恒久的に存続、発展させる事を基本原理としている。尚ホログラフィックによって人間の姿を映し出している為、
ごく一部を除いてセレーネ人は彼等を人間だと思っている。また「外向き」にも機械より人間として扱われた方がいいだろうという考えをある。
人間も幾らか政治に携わっているが重要部分には関与出来ない。と言うより関与する気もない。何故なら今の所セレーネ内で生きていくだけなら全く不満が無いからだ。
最も之は「不満と言う概念が無い」というのも大きい

セレーネ共和国の社会

セレーネ人は通常の国家同様家や家族を持ち労働に従事し、休日は仕事をせず休暇を満喫する。
仕事はその人に最も見合ったものが自動的に選ばれ、それに従事する。最も一次産業は全て自動化されている為二次、三次産業が主である。
と言っても内容は「ドラム缶を押しては元の位置に戻す」「コンベアを流れる食品に造花を乗せる」といった極めて非生産的な物が大半である。
之は政治型SHAIが当初重要な仕事の大半を機械任せにしていた為、どうでもいい仕事をわざわざ作って人間に割り当てた為。
現在は著しい人間性の欠如を受けて、娯楽や芸術等人間性を高める職に力を入れている。それでも「セレーネに相応しくない」と判断されると大幅に検閲と修正が入る。
また新たに創設された軍隊は人間が占める割合が最も大きい。之は本来の目的の為である。

セレーネの住人

セレーネの人間は例外なくロボトミー化されている。ただ理由は不明だがロボトミーと言う言葉は正しく無い。
正確にはマインド・マシン・インターフェイス化が施されている。あえて「ロボトミー」という単語を使っているのは
一種住人に去勢手術を施したと当時の支援国家を安心させる為の方便であるとも言われているが定かでは無い。
確かにやっている事は脳の一部を機械化して制御すると言う事なので、切り取るのと大して変わらないかもしれない。
だが思考や精神すらも制御される事になるが、一方で脳の機能を拡大化させ機械との完全な融和を実現したのだ。
更に生身の部分を排除して所謂義体に脳だけを移植する者。あるいはシンク・タンクと呼ばれる脳だけで居る者も存在する。
しかしこれ等の効率化の追求は人間性の喪失にも繋がり、現在は人工物を脊髄や心臓等重要器官のみに留め、遺伝子工学で肉体事態を強化する方向へシフトした。
尚脳事態を持たない者もいる。彼等は脳を取り外し代わりにテスラコイルを内蔵して肉体等の補助と合わせ脳の代行を行っている。
「頭が妙にふわつく感じがする」以外特に問題は無いらしく、それどころかなんと取り外した自分の脳と対話する事すら実現した。
しかしなぜこうなっているか分からない等致命的な問題点も数多く存在する為、之は極めて特殊かつ稀な例である。

キャラ紹介

白銀武

出典マブラヴ
CV保志総一朗
茶色がかかった短い髪と少し高めの身長に鍛えられた肉体と極めて優良かつ健康的なそして飾らない程度に良いルックスを持つ。
性格は一見いい加減でめんどくさがり屋ながら男らしさや親分肌な一面を持ち、ちょっと自己中心的な楽天家。食って寝て遊ぶが心情。
ある時を境にただの男子高校生としての平凡な人生が激変することとなる。目覚めた場所は見慣れた故郷…によく似たエイリアンに侵略された世界。
所謂並行世界へ何らかの理由により移ってしまった彼は180度違う環境に戸惑いそして嗚咽をあげながら何とか適応しようと努力しそして死んだ。
筈だったのだが運命は彼のイレギュラーな死を許さず死ねば死んだだけ何度も時間を巻き戻されるループに囚われたのだった。
あまりにも長く続き過ぎたリスタートは軟弱な平成の男子学生だった彼を一人前の男そして鍛え上げられた兵士へと変えていくも精神面でやや不調を来す事に。
最終的に彼はこのループする世界にケリをつける事に成功した。しかし"この"白銀武が放り出された世界。そこは元いた世界とは似ても似つかない全く新しい世界であった。
所謂機動兵器と呼ばえる二足歩行兵器の操縦に関しては彼は当初から並々ならぬ才能を持ち今はそれに経験が加わり、所謂「天才パイロット」としてのスキルとして彼を助ける
だが彼のスキルはそれだけではない。彼にはもう一つ最初から備わっていたものがある。それは周囲の女性から無条件に好意的に見られ、彼に引き寄せられる。
彼の恩師はそれを「恋愛原子核」と呼んだ。彼という原子にとって女性は分子であり引き寄せられるのは当然なのだと。
この二つの固有能力そして人間一人が到底なし得ない何百年分という蓄えられた経験と知識と肉体を持って、彼という″白銀武″はこの世界への適応を始めた
パイロットであるが生身の状態ではお世辞にも高いスキルを持っているとは言えない。武器兵器の取り扱いに関しても"使える"と言う決して低くは無いが高くも無いライン。
彼の真価は機動兵器に搭乗した時に発揮される。尚機動戦闘を好む点は生身も搭乗時も変わらず、パルクールやジャンプキットを用いた立体機動は得意。
基本装備はバックアップにネルフでも採用実績のあるUSP。メインにP-90。あくまで自己防衛用の装備で57を使わないのはUSPの方が慣れているかららしい。

ドラグノフ

出典メタルスラッグアタック
元プトレマイックアーミー女性強襲部隊長。凄まじい筋力でダネルNT-W等のアンチマテリアルライフルを軽々と片手で扱い
卓越した操縦センスと体力を持ってして飛行兵器を巧みに操る。現在はリコンカスターズの"パイロット"で階級は特尉。
金髪碧眼の白人女性で端的に見ても美人に分類されるだろう。しかし実際は並みの男性を超える長身に大きく刻まれた顔の傷痕と隻眼に合わせその筋骨隆々の逞しい肉体。
そして腕を中心に刻み込まれた無数の傷痕が厳つい戦士としての威厳を醸し出しており、また本人が規律に厳しい軍人気質な為余計に恐れられている。
そんな彼女だが「部下に恐れられても嫌われたくない」という子供っぽい理由で、非常に露出の多い水着に近い格好(流石にズボンは履いている)を常にしており
之は本人曰くセクシーな衣装でポイント稼ぎ…つまり媚を売っているつもりらしい。PM軍のシンボルであった紅いスカーフをシュシュに改造してポニーテール留めにしたり、
童顔なのを気にしていたりとゴツイ外見とは裏腹にかなり乙女チック。戦場でも愛機と共にこの薄着で出るが、彼女の肉体は防衛軍司令のフランク・ホリガン特佐同様
FEVを筆頭としたウィルスと遺伝子操作等によって強化されており素肌でも拳銃弾程度なら傷一つつかない等
身体と知能でチグハグな面が見られる事から、一説にはBOW「タイラント」の女性型ではないかとも言われている。
専用機体であるマニューバクラフト形態ドラグノフガーランドに跨り、何らかの理由が無い限り足で移動しない。その為ジャンプキットの類の装備も無い。
ただし専用スーツは身に纏っていないがスーツ無しでも一般パイロットと殆ど変らぬ能力を持つ。大抵の問題は彼女の筋力によって解決されるのだ。
武装はドラグノフ専用にカスタマイズされたダネルNT-WとZVIファルコンOP96の二丁の他、ガーランドの武装を使用。之等を全て拳銃の様に軽々と扱うのだから驚かされる。
またその外見から分かる通り白兵戦も得意であり、成人男性の頭蓋骨を砕く程度の事は軽くやってのける。
操縦技術も高く機動兵器を巧みに乗りこなす反面、大型機や専用コクピットを備えた機体で無いと乗れないと言う欠点がある。

ハンク

出典バイオハザードシリーズ
CVてらそままさき
元アンブレラ特殊工作部隊(U.S.S.)に所属していた特殊工作員。格闘技や暗殺術を含む戦闘技能全般に精通しロックフォート島訓練学校を僅か2年で卒業。
特に素早く繰り出される首折りはその鮮やかさ等から「処刑」と呼ばれており、ナイフによる刺突や人間を吹き飛ばす程の蹴り技等近接戦闘術の方が長けているのかもしれない。
性格は無慈悲かつ冷静沈着で任務達成を何よりも優先するプロ。その為限りなく生還率の低い任務でも一人生き残って達成する事からいつしか「死神」
「Mr.death」等とまで呼ばれる様になった。任務遂行の為に私情を挟む事は無いが部下や仲間を無下に扱う事は無く、また散って逝った仲間達を「貴重な人的資源の損失」
と評価する一方「任務達成の為なら仕方ない」としている。肌は愚か素顔を見せる事すら殆ど無く、過去の経歴等も一切不明だが茶色で短髪の白人男性である事は確認されている。
セレーネ共和国に属しているが、軍に入隊したのか一時的に契約でいるのかは不明。
黒い戦闘服はU.S.S.の標準的なスニーキングスーツを改良した物で、スーツに人工筋肉が内蔵されており腕力や脚力と言った身体機能を補助、強化する。
従来型は大型のバッテリーパックを背負う形だったが、セレーネにおいてフュージョンパック式に変更された為かさばらず軽量化に成功。
同時に胸部や肩部等運動の妨げにならない場所や急所に当たる部分へ、部分的にパッドやアーマーが取り付けられている。
旧式に見えるガスマスクもIRやCSS等を標準装備するハイテク装備であり視界に関しても、肉眼とほぼ変わらぬ状態で視覚する事が可能。同時にガスマスク以上の高いNBC防護能力を有す。
武装はセレーネにおいては正規装備にカウントされない物が大半。U.B.C.S.スタンダード呼ばれるバックアップにSIGP226改良型モデル、メインにMP5A5やG36Kを装備。
他には近接戦闘用のナイフ等を持つが、基本的に支給品を使うので之と言った固定装備は無い。操縦技術に関してのみ必要最低限と言った所だが決して操縦が下手と言う訳では無い。
銃も機体も全ては任務を遂行する為の道具でしかないのだから。

クイーンゴーレムNo.7

出典PE2/ひぐらしのなく頃に
CV中原麻衣
ネオミトコンドリアを使いA.N.M.C.と呼ばれるクリーチャー等を作っていたとある組織が、第一次ネオテニー計画時に作り出した人造人間「ゴーレムシリーズ」
本来は死体をベースに遺伝子操作等で超人的能力を持たせていたが、キングゴーレムNo.9の様に僅かに生きた人間の被験者もおりその技術を元にセレーネで作られた。
日本の特殊な村落出身者で長い間精神病院に入っていた彼女は、社会復帰後故郷も家族も友人も無くしてしまいこのプロジェクトに自ら志願した(と記録上にはある)
よく高笑いをする等一見情緒不安定に見えるものの、実際は冷静沈着なリアリストで洞察力に優れる等とにかく頭が切れる。普段の言動はそれを隠す為とも言われているが詳細は不明。
だがこう見えて仲間思いな反面過度に「ウソ」と「裏切り者」を嫌っており、セレーネ共和国科学省で作られた「製品」やセレーネ人が脱走等をした際に始末する特務部隊に所属。
改良型ステルススーツをベースにポケットの多いタクティカルベストを上から着用した物を装備。基本的な性能は変わらないがゴーレム故その超身体能力を如何なく発揮出来る様になっている。
アイゼンマグブーツやアームガントレットにアンカーショット機能等、地形に左右されず自由自在に動き回れる様補助装備を多数備えているのが特徴。
武装は右手に火花を散らすだけで簡単に発火する大鉈。左手に高周波振動粒子で刃を形成する高周波ブレードと12ゲージショットガンが一体化した武器ガンブレードを持つ。
また背中の催涙弾等を発射出来るグレネードランチャーユニットを装備しているが、基本的に近接戦闘用の装備しか持っていない。
操縦技術は割と高いレベルであり器用に機動兵器を操る。

Es(エス)

出典XBLAZE
CV野村真悠華
御剣機関所属、対能力者部隊スレイプニールの優秀な兵士であり発掘兵装である「ムラクモ」を操り、普段はD発症者の拘束を主な任務としている。
実は人間ではなく創造された人工生命体ホムンクルスそしてエンブリオの「器」の予備として造られた「エンブリオストレージ」(名前のEsはその略称)である。
出自や兵士という立場故感情表現に乏しく一般常識にも疎い部分がある。149cmと非常に小柄だがそれに見合わぬ豊満な胸が特徴(プロペラントタンクかあるいは単に形成不良なのかは不明)
色々あってこの世界から消え蒼の守護者となったが、とある人物の手によって転生した。元々「器」として作られた為かそれとも初期型ホムンクルスな為か
正直なところ戦闘においてはその小柄な体系も災いし、ムラクモ自体ただの大きな刀としか扱えない事もあってパワー負けする事が多かった。プリンが好物。

新生ナイトクロウラーズ

合衆国において政治家等の大物が関与する表沙汰に出来ない厄介事の解決。事件の隠蔽工作等を請け負う特殊傭兵部隊。その性質上隊員の個人情報は全て機密扱いで、装備は正規軍でも採用されていない様な最新鋭の物ばかり。
装備が最新鋭と言うだけでなく、ATCの計画の副産物を流用していると思われ、隊員の一部はポイント・マン等と同じ常識を脱した凄まじい反射神経とそれに伴う身体能力「スローモー」等の超能力を行使可能。
アーマカムテクノロジーコーポレーション(ATC)でのレプリカ兵騒乱事件の際は、大物上院議員の指示によってトラブルシューターのギャヴィン・モリソンと共に
「同社で行われていた計画の成果の回収」及び「事件の完全な隠蔽」の為叛乱を起こしたレプリカ兵部隊やATC警備部隊更にはF.E.A.R.やデルタフォース等政府部隊をも敵とする第四の勢力として暗躍していた。
当初はATC社員を含む証拠隠滅の為の抹殺等をスムーズに行えていたのだがF.E.A.R.別働部隊と遭遇後ポイントマンのレプリカと思われるF.E.A.R軍曹の手によって次々と倒されていき
更にトラブルシューターのギャヴェインが離反、指揮官も軍曹に敗れる等事実上部隊は壊滅した。
部隊が壊滅するとかつて自分達がそうしていた様に、始末される運命にあったナイトクロウラーズの敗残兵達はセレーネへと亡命し、そこでセレーネの手により新生ナイトクロウラーズとして復活する。
表向きは前と同じままの汚れ仕事を請け負う特殊傭兵部隊だが、実態はセレーネの特殊部隊であり、セレーネのテクノロジーで肉体的にも装備的にも更なる強化が施されており戦闘能力が飛躍的に向上している。
元々汚れ仕事ばかりやらさていたせいか、任務には忠実だが口が悪く何の躊躇いもなく民間人を処刑する等残忍さが目立つ。
また隊員の大多数は社会復帰不可能と判断された犯罪者や人間性を完全に喪失した者等で構成されており無論正規軍にはカウントされない。

デッドマン

出典SpecOps The Line
CVノーラン・ノース
本名マーティン・ウォーカー元AFTA合衆国陸軍特殊部隊デルタフォース所属で最終階級は大尉。
未曾有のサンドストームにより砂の廃墟と化したドバイにて、先立って救援に赴き消息を絶った陸軍第33歩兵大隊の救援信号を受信。
部下二名と共に偵察任務へと赴くもそれがウォーカー大尉の悲劇の始まりであった。既に全滅したと思われていたドバイでは戒厳令を敷き、粛清と虐殺で生存者を支配する第33歩兵大隊と
その事実を隠匿するため現地人のゲリラを設立した中央情報局のエージェントが血で血を洗う凄惨な争いを続けており、それに巻き込まれたウォーカー達は
異国の地で合衆国人同士が殺しあうドバイの砂地獄へと少しずつ嵌って行き、遂には第33歩兵大隊やゲリラだけでなく民間人にまで手をかけてしまう。
この時を境に少しずつ狂い始めたウォーカーは全ての責任を恩師であった筈の、第33歩兵大隊指揮官ジョン・コンラッド大佐へと押し付け、壊れた無線機から自分だけに聞こえる幻聴と幻覚に苛まれながら戦い続けた。
最後は部下二人を失いながら第33歩兵大隊司令部のあるタワーへたどり着くも、そこで全てを知ってしまい精神崩壊を起こす。
(コンラッド大佐はウォーカー達がドバイに来るずっと以前に責任を感じて自決しており、部下の不振な態度は幻聴に踊らされる自分が原因と自覚した)
ようやく砂嵐が晴れ、行方不明となっていた自分達デルタの捜索に来た陸軍小隊を手にかけ「ドバイへようこそ紳士諸君」と無線機に言い残してタワーの中へと消えていった。
その後の経緯は不明だが現在は新生ナイトクロウラーズの指揮官に就任。そこには使命感に燃えるかつてのデルタ隊員の姿はない。
彼の魂は今もずっと砂嵐が吹き荒れ砂に埋もれた瓦礫のドバイの中にあり本人も自らを「生きていない」と称している。
新生ナイトクロウラーズを率いているのも「第33歩兵大隊の指揮権をコンラッド大佐から委任された」という幻覚によるもので、それを都合よくセレーネが弄り指揮官として動かして戦わせている。
彼は今日も解離性同一性障害から来る自分だけに見える砂の廃墟ドバイで、第33歩兵大隊(新生ナイトクロウラーズ)を率いて戦っている。何時か来る安らぎを夢見て。
新生ナイトクロウラーズ用のスーツの上から、ボロボロに擦り切れた合衆国陸軍の制服の上着(コンラッド大佐の物)を纏っており、AA-12やM4カービン等合衆国陸軍の銃火器を用いて戦う。
戦闘時の指揮は支離滅裂な事を言っている為、相手からすれば通信内容を傍受しても意味不明なものばかり。だが隊員達はそれを最適なものに変換している為戦闘に支障は無い。

ヴァリアント

出典manhunt
CVスティーブン・ウィルフォング
本名ジェームズ・アール・キャッシュ。合衆国の元死刑囚で死刑執行前にスラッシュムービー作成に没頭する狂人の大富豪スタークウェザーに命を救われ、自由と引き換えにスラッシュムービー作成に協力することに。
廃墟が立ち並ぶ合衆国の一都市カーサーシティを舞台に、チンピラから悪魔崇拝者、戦争犯罪者、精神異常者等で構成される各種ギャング団。果ては汚職警官やSWATを相手にたった一人で命がけの戦いを繰り広げた。
だがスタークウェザーは途中キャッシュの家族を人質に取り、結局は殺害した上用済みになると子飼いの傭兵部隊を使いキャッシュの抹殺を図ったが、結果的に失敗。キャッシュの復讐で命を落とす。
この事件は途中キャッシュに協力したとあるニュースキャスターが大スクープとして取り上げる予定だったが、結局の所このキャスターも闇に葬られた様だ。
尚キャッシュ自身は脱出に成功しておりセレーネに逃げ延びた。しかしいくらセレーネとはいえ元死刑囚の殺人鬼がまともな職に就ける筈もなく
結局はその異常なまでの戦闘能力を買われ新生ナイトクロウラーズに所属することとなった。
彼の手にかかればコンビニのレジ袋も残忍な処刑道具に早代わりし銃火器も拳銃から突撃銃まで大抵扱える。また「影(暗闇)にいる間動かなければ認識出来ない」「歩くと足音や気配が消える」と言った能力を持つ。
影からそっと相手の後ろに忍び寄り、そして隙を突いて残忍な処刑を行う戦い方から、今も彼は頭の片隅に聞こえるスタークウェザーの指示で、誰も見ることが無いスラッシュムービーの撮影を続けているのかもしれない。

ジャケット

出典Hotline Miami
CV継ぎ接ぎの録音テープ
合衆国西海岸フロリダ州マイアミに住んでいた寡黙な青年。右翼系愛国団体「50の福音」のニュースレターを購読しており
それがきっかけで留守番電話に残された指示に従いアニマルマスクを被り、ロシアンマフィアを次々と惨殺していく。
時折夢の中にアニマルマスクを被った人物達が現れ意味不明な言葉をかけられたり、何故か行く先々の店に親友ビアードがおりジャケットを激励しては商品を気前よくタダで提供する等
留守番電話の指示に従っていく内に彼の世界は少しずつ狂気に侵食されていく。
「50の福音」に属する別の殺し屋に命を狙われ、頭を撃たれたがそれでも生き延びて重症の状態で病院を脱走。自分を撃った犯人が捕まっている警察署を襲撃し犯人ごと署員を皆殺しにする等恐ろしい執念と強さを持つ。
最終的にロシアンマフィアのボスを抹殺し、用済みとばかりに仕事の際常に被っていたマスクを脱ぎ捨て、テラスで一服している所警察に逮捕される。拘留中何らかの取引でセレーネに送られた様だ。
過去に合衆国本土に侵攻してきたロシア軍を数百人以上葬り大打撃を与えた。たった四人の隊員で構成される合衆国軍精鋭特殊部隊「Ghost Wolves(ゴースト・ウルヴズ)」に所属。
ハワイでの戦闘時に負傷し除隊。しかしその後の核攻撃によって親友であり命を助けられた恩人のビアードを失う。それ以外の経歴は一切不明で名前すら分からない。ただ素顔は極普通の大人しそうな白人青年である。
「50の福音」の命令に素直に従いロシアンマフィア惨殺を行っていたのも、親友の命を奪ったロシア人を心底憎んでいた為(無論彼が店で見ていたビアードは全て幻覚)。
その伝説的な殺人劇から後に彼を模倣するコピーキャットが出回る程、裏社会では名の知れた殺人鬼でありFBIのデータベースには最高ランクの危険人物扱いで「心が病みきった真性のソシオパス」とある。
新生ナイトクロウラーズに所属している今も、任務中は頭にニワトリのアニマルマスクを被っておりその姿は敵だけでなく隊内からも畏怖の象徴となっている。

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