Monte Of Ages - The Art 【生誕110周年 野口久光 シネマ・グラフィックス】
2019年4月17日






生誕110周年 野口久光 シネマ・グラフィックス
野口久光(1909-1994)は、1933年東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、映画配給会社・東和商事合資会社(現・東宝東和)に入社。約30年で1,000枚を超える映画ポスターを制作しました。野口の映画ポスターは、タイトルや俳優の名前まですべて手描きで、作品の雰囲気と内容を豊かに表現した「一枚の絵画」としての魅力に溢れています。『大人は判ってくれない』(1959)監督のフランソワ・トリュフォーは、野口の手による日本版ポスターに感激し、続編のなかに小道具として登場させたという逸話も残っています。
また野口はジャズやミュージカルの評論家としても活躍し、デューク・エリントンやカウント・ベイシーはじめ、ジャズの巨匠たちと親交し、1983年には日米の音楽文化の橋渡しへの貢献により、ニューオリンズ名誉市民にも選ばれました。
本展では、野口久光が手がけた映画ポスターやその原画、映画スターやジャズプレーヤーのポートレート、デザインを手がけた書籍・雑誌・レコードジャケットなど、約400点の作品・資料を展示。時代を経てもその輝きを失わない野口久光のグラフィック・デザインの世界を紹介します。映画の都・山形でぜひご覧ください。

【同時開催・常設展示】
もっとしりたい山美の魅力 長谷川コレクション×服部コレクション
山形美術館の収蔵品の魅力を紹介します。長谷川コレクションは、狩野派、円山四条派、 文人画など江戸から明治にかけての絵画・書・工芸を中心に、重要文化財の与謝蕪村《奥の細道図屏風》をはじめ、松尾芭蕉、谷文晁、渡辺崋山、横山華山、川合玉堂など11件の山形県指定有形文化財など、当館の収蔵品を代表するコレクションです。
服部コレクションは、20世紀の芸術の都パリで活躍したルオー、シャガール、ピカソ、ヴラマンクらに加え、戦後のフランス具象作家らの作品からなり、20世紀のフランス絵画の流れを概観できる希有なコレクションです。
詳しくはコチラをご覧ください。

会期 2019年4月6日(土)〜5月12日(日)
休館日 4月8日(月)、4月15日(月)、4月22日(月)、5月7日(火)
開館時間 午前10:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
入館料 一般 900円、高大生 600円、小中生 400円
土曜日、5月5日は中学生以下無料
20名以上の団体は各2割引、障がい者とその付添者1名は各半額
※キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は無料
※フォーラム山形 野口久光展関連企画上映会チケット持参の方は100円引
主催 山形美術館、山形新聞、山形放送
共催 山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団
後援 山形市
協力 公益財団法人 川喜多記念映画文化財団、北原照久コレクション、清水俊宏コレクション、認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭、フォーラム山形
監修 根本隆一郎(NPO法人古き良き文化を継承する会)































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