最終更新:ID:VtPaSugJig 2011年02月10日(木) 05:51:03履歴
はじめまして 初投稿させてもらいます SIONといいます
つたない文章ですが楽しんでいただけたら幸いです
スリーピングビューティー
さっきまで騒がしかった声が急に止んだ・・
「・・・ランカ?」
食器を洗い終えたアルトはリビングに戻るとランカはソファーにもたれかかって小さく寝息を立てていた
「・・寝ちまった・・・か」
たまたま明日のオフが重なったから・・、そんな理由でアルトのアパートにやってきたランカだったが、さすがにハードスケジュールをこなしているだけあって疲れがたまっていたようだ
「・・・ったく・・疲れてたんなら無理してうちに来なくてもよかっただろ・・・」
軽く苦笑いをしながら起こさない様にそっとランカを抱き上げる
(・・・こいつ、こんなに軽いのか・・)
そんなことを考えるほどのんびりした状態でランカを抱きかかえたことが無かったアルトは予想外のランカの軽さに少し驚いていた。
「・・・・アルト・・く・・ん・・・」
ランカの声に一瞬ビクッっとしたアルトだったが、どうやら寝言だったようだ。
「・・ランカ・・俺の夢見てんのか・・」
口元が緩むのを感じつつ、とりあえず寝室にランカを運んでベットに寝かせてやった
「おやすみ・・・ランカ」
ランカのおでこにそっとキスをしてアルトは部屋を後にした・・
数時間後
「あれ・・・私・・・」
ふと夜中に目が覚めたランカはそこが自分のベットではないことに気が付く・・・
(ここは・・・)
ゆっくり体を起こして辺りを見たランカはびっくりして飛び跳ねそうになった
(ア、 アルトくん!!)
ランカのベットの横の床に布団を敷いてアルトが眠っていたのだ・・・
(そうだ・・・私、アルトくんのうちに来て、いっしょにご飯食べて、それから・・・)
その後の記憶が無い・・・つまりそこで疲れて寝てしまったのか
「アルトくんが運んできてくれたんだね・・ありがとう・・・」
小さくつぶやくとふと自分のケータイが目に入った・・・
チェックするとメールが二件
『アルトのところに泊まるのはかまわないが、きちんと事前に連絡しろ、何事かと心配するだろうが。アルトから連絡があったから今回は許すが、今後きっちり連絡しろ オズマ』
『奴に何かされそうだと思ったらすぐに逃げて帰って来い 俺が奴を銀河の果てへ散らせてやる ブレラ』
「ブレラおにいちゃん・・大げさだよ」
苦笑いしながらつぶやく
メールからしてアルトは自分のうちに連絡を入れてくれたみたいだ。
(ごめんね・・・アルトくん・・私が連絡しなきゃいけなかったのに・・)
アルトの横顔を見ながら声に出さずに謝る
「ホントはいろいろお話したかったけど・・・」
そろりとベットから降りてアルトの枕元に近寄る
「明日はお休みだから・・明日いっぱいいろんなことしようね・・・」
そう呟いてアルトの頬に触れるくらいのキスをしてランカはベットに戻った・・・
再び、ランカの寝息が聞こえてきたころベットの下のほうから消え入りそうな声で
「不意打ちすぎだろ・・・勘弁してくれ・・・」
という呟きが聞こえたとか聞こえなかったとか・・・
end
つたない文章ですが楽しんでいただけたら幸いです
スリーピングビューティー
さっきまで騒がしかった声が急に止んだ・・
「・・・ランカ?」
食器を洗い終えたアルトはリビングに戻るとランカはソファーにもたれかかって小さく寝息を立てていた
「・・寝ちまった・・・か」
たまたま明日のオフが重なったから・・、そんな理由でアルトのアパートにやってきたランカだったが、さすがにハードスケジュールをこなしているだけあって疲れがたまっていたようだ
「・・・ったく・・疲れてたんなら無理してうちに来なくてもよかっただろ・・・」
軽く苦笑いをしながら起こさない様にそっとランカを抱き上げる
(・・・こいつ、こんなに軽いのか・・)
そんなことを考えるほどのんびりした状態でランカを抱きかかえたことが無かったアルトは予想外のランカの軽さに少し驚いていた。
「・・・・アルト・・く・・ん・・・」
ランカの声に一瞬ビクッっとしたアルトだったが、どうやら寝言だったようだ。
「・・ランカ・・俺の夢見てんのか・・」
口元が緩むのを感じつつ、とりあえず寝室にランカを運んでベットに寝かせてやった
「おやすみ・・・ランカ」
ランカのおでこにそっとキスをしてアルトは部屋を後にした・・
数時間後
「あれ・・・私・・・」
ふと夜中に目が覚めたランカはそこが自分のベットではないことに気が付く・・・
(ここは・・・)
ゆっくり体を起こして辺りを見たランカはびっくりして飛び跳ねそうになった
(ア、 アルトくん!!)
ランカのベットの横の床に布団を敷いてアルトが眠っていたのだ・・・
(そうだ・・・私、アルトくんのうちに来て、いっしょにご飯食べて、それから・・・)
その後の記憶が無い・・・つまりそこで疲れて寝てしまったのか
「アルトくんが運んできてくれたんだね・・ありがとう・・・」
小さくつぶやくとふと自分のケータイが目に入った・・・
チェックするとメールが二件
『アルトのところに泊まるのはかまわないが、きちんと事前に連絡しろ、何事かと心配するだろうが。アルトから連絡があったから今回は許すが、今後きっちり連絡しろ オズマ』
『奴に何かされそうだと思ったらすぐに逃げて帰って来い 俺が奴を銀河の果てへ散らせてやる ブレラ』
「ブレラおにいちゃん・・大げさだよ」
苦笑いしながらつぶやく
メールからしてアルトは自分のうちに連絡を入れてくれたみたいだ。
(ごめんね・・・アルトくん・・私が連絡しなきゃいけなかったのに・・)
アルトの横顔を見ながら声に出さずに謝る
「ホントはいろいろお話したかったけど・・・」
そろりとベットから降りてアルトの枕元に近寄る
「明日はお休みだから・・明日いっぱいいろんなことしようね・・・」
そう呟いてアルトの頬に触れるくらいのキスをしてランカはベットに戻った・・・
再び、ランカの寝息が聞こえてきたころベットの下のほうから消え入りそうな声で
「不意打ちすぎだろ・・・勘弁してくれ・・・」
という呟きが聞こえたとか聞こえなかったとか・・・
end
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はじめまして、別ジャンルにて小説を書いているSIONといいます、最近アルランにどっぷりはまってしまい。勢いのままに小説を書き上げました。
初めての投稿なのですが楽しんでいただければ幸いです