マクロスFのキャラクター、早乙女アルトとランカ・リーのカップルに萌えた人たちのための二次創作投稿所です。

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「?・・・・で・・・でかるちゃぁぁぁぁ!!!」

家のリビングに響き渡るランカの叫びにも似た歓喜の声

「なっ、どうしたランカ?」
「なにかあったのか」

台所に立ち慣れない手つきで年越し蕎麦を茹でているオズマとブレラが、急に声を上げるランカに体を強張らせる
リビングのソファに座っているランカに目を移してみると
特徴のある髪を逆立て、オオサンショウウオを両手で握りしめ、表示されている画面に顔を近づけてなにやら顔を赤らめている
不思議そうに見ていれば、すっと立ち上がり慌ただしく自分の部屋へと走って行った

「どうしたんだランカ」
「ううん・・・知らん」

部屋に戻ったランカはタンスを開き、暖かく、オシャレな服を選び出して急いで着替える
鏡をのぞくのも忘れない。
変なクセはないか、どこかハネてないかと、軽く髪を整える
もっとも、クセやハネがあったとしても、直す時間が惜しいのだが

「おにいちゃーん!」
「ん、どうし・・・なんだランカ!?どっか出かけるのか!?」

慌てたように部屋に入っていって、またも慌てたようにリビングに戻って来たランカを見ればお出掛けモードのランカが
時間を見れば年明けまであと30分というところ
つまり、11時半

「うん、ちょっとね!すぐ帰ってくるから!」
「っていってもな、もうこんな時間だぞ!?」
「そうだ、何かあったら困る。俺も付いていく」

そう言ってコートを手にするブレラ

「あたしはもう子供じゃないんだから、大丈夫だよお兄ちゃん!」
「いやでも」「でもなぁランカ!」
「年明け前には帰ってくるから心配しないで!じゃあね、行ってきまーす!」

そう言ってそそくさと玄関でお気に入りのブーツを履いて家を出て行った
ランカの覇気に圧倒されて棒立ちの兄が二人。さぁ、と、年越し蕎麦の準備に取り掛る


ランカは嘘を付いた
年明け前には帰ってくるなんて、無理だ。
でも、そうでも言わないと、あの過保護な兄たちは潜り抜けられない
仕方がない、と自分に言い聞かすランカだった

でも、びっくりしたぁ・・・
本当、人生はワン・ツー・デカルチャー!

スキップにも似たその足は、人気のない方へと走っていく

はやく、はやく、がんばれ、がんばれ、あたしのあし!
いま、いくよ








えと、続きますw続きはこちら
拙い小説で申し訳ないです・・・
読んでくださりありがとうございます!

このページへのコメント

そろそろ年明けなので、ランカちゃんとアルトが一緒に年明けられたら嬉しいですがオズマとブレラは出かけるランカを尾行しそうですね。

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Posted by 七海 2013年12月23日(月) 12:30:53 返信

かあいいぃぃ〜!!
ランカとお兄ちゃん達がめちゃくちゃ可愛いですっ///

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Posted by 柴犬 2010年02月26日(金) 02:35:28 返信

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