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愛佳交通5500形電車(まなかこうつう5500がたでんしゃ)は、愛佳交通が保有する近郊型電車。8両編成8本の計64両が在籍している。


車両概要

東静高速鉄道(現:東静ホールディングス)が音頭をとる形で、当時のグループ内の鉄道会社3社が、かつて東海電気鉄道が製造した旧5400形の設計図を元に、共通基本仕様を策定。それを元に愛佳交通が東静高速鉄道東伊豆線及び関岡電鉄線直通の快速列車用に製造した。編成は共通仕様で制御車及び中間電動車は通勤電車のスタイルながら、その間にダブルデッカーをはさんだ8両編成となっている。

編成表

←夏海崎・南愛佳   三島・愛佳→
(Tc)5500(M1)5510(M2)5520(TW)5530(TW)5540(M1)5550(M2)5560(Tc)5570
Tc:制御車
M1:中間電動車(パンタ付)
M2:中間電動車(パンタなし)
TW:付随車(ダブルデッカー)

配置

鳴菜川車両基地に8編成64両全車が配置されている。いずれの車両も愛佳交通愛佳線を通り、東静高速鉄道西伊豆線三島線或いは、愛佳交通茜ヶ崎線を通り、関岡電鉄リリカル線・関岡本線へと相互直通運転するため製造されていたが、関岡電鉄リリカル線・関岡本線への相互直通運転が廃止されたため、一部車両が運用を持て余し気味となっていた。その後、併結8両編成の運用のうち、朝夕ラッシュ時にあった、途中で連結・解放を行わない運用を5500形に置き換えている。

余談

尚、関岡電鉄線内では嘗て東海電気鉄道線で運行されていた旧5300形電車及び旧5400形電車が運行されており、同型車両同士が顔を合わせることがある。 今では並びを見られなくなった。ラインカラーの配置は、配色こそ違いがあるが関岡電鉄車両と似ており、少なくとも元の配色を生かした塗り替えが施されていたことが確認できたかもしれない。

関連項目

東海電気鉄道5300形電車(2代目):東海電気鉄道における同型車両。元となった設計図及び試作車両は東海電気鉄道持ちであった。
東静高速鉄道5400形電車:東静高速鉄道における同型車両。3社統一車両を設計・製造する音頭を取った。

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