東静高速鉄道2700形電車(ひがししずこうそくてつどう2700がたでんしゃ)は、東静高速鉄道の通勤型電車。8両編成3本の計24両が在籍していた。
Tc:電動制御車
M1:中間電動車(パンタ付)
M2:中間電動車(パンタなし)
当時の東静高速鉄道は、名古屋急行電鉄線への直通列車などに用いる8両編成と、静岡線以外で使用する4両編成の電車が必要であった。このうち4両編成は、10100形が4両編成6本、7000形が4両編成4本が増備され、必要数は確保された。
当の8両編成の計画は紆余曲折があり、三島線系統で活躍している5400形の一部を静岡線に転属させる案や、4両編成を2本併結して8両編成にする案などがあった。しかし、5300形は中間にダブルデッカーを連結した8両編成であり、特殊な構造の車両を連結する編成を直通運用に充当するのは妥当ではないと判断された。無論、4両編成を2本併結する案は言語道断と早々に却下された。ただでさえ編成が少ない4両編成を、2本使って8両編成の運用に使うのは、問題を振り出しに戻すとされたからだ。そんな中で、東海電気鉄道が自社車両の不足を補うべく、ある車両の増備計画が持ち上がった。
その車両とは、京浜東北線で活躍していた209系電車で、2008年ごろはE233系1000番台に置き換えられて廃車が進んでいた。それに目を付けた東海電気鉄道は、この車両を購入し、自社に適した4両編成に改造して運用する計画を立てたのだ。これに際して、搬入後から改造までを東静高速鉄道及び東静車輌工業が全面協力することとなった。東静高速鉄道では、東海電気鉄道導入分のついでに、不足する8両編成を増備する計画を立て、購入車両数を6編成分48両と算定した。
全10両編成だった209系のうち、6ドアの中間付随車を外した9両及び、中間車のみの7両を東静車輌工業へ搬入し、編成を組成する上で不足する先頭車を中間付随車から改造した。
JR東日本からの購入数は6編成分48両に及び、東海電気鉄道で純正先頭車組み込みの1100形を3編成12両及び、中間車から改造した先頭車を組み込んだ1150形を同数(3編成12両)の計24両。東静高速鉄道では後者(中間車から改造した先頭車)の編成と同仕様の編成を3編成24両を2700形として導入した。
当の8両編成の計画は紆余曲折があり、三島線系統で活躍している5400形の一部を静岡線に転属させる案や、4両編成を2本併結して8両編成にする案などがあった。しかし、5300形は中間にダブルデッカーを連結した8両編成であり、特殊な構造の車両を連結する編成を直通運用に充当するのは妥当ではないと判断された。無論、4両編成を2本併結する案は言語道断と早々に却下された。ただでさえ編成が少ない4両編成を、2本使って8両編成の運用に使うのは、問題を振り出しに戻すとされたからだ。そんな中で、東海電気鉄道が自社車両の不足を補うべく、ある車両の増備計画が持ち上がった。
その車両とは、京浜東北線で活躍していた209系電車で、2008年ごろはE233系1000番台に置き換えられて廃車が進んでいた。それに目を付けた東海電気鉄道は、この車両を購入し、自社に適した4両編成に改造して運用する計画を立てたのだ。これに際して、搬入後から改造までを東静高速鉄道及び東静車輌工業が全面協力することとなった。東静高速鉄道では、東海電気鉄道導入分のついでに、不足する8両編成を増備する計画を立て、購入車両数を6編成分48両と算定した。
全10両編成だった209系のうち、6ドアの中間付随車を外した9両及び、中間車のみの7両を東静車輌工業へ搬入し、編成を組成する上で不足する先頭車を中間付随車から改造した。
JR東日本からの購入数は6編成分48両に及び、東海電気鉄道で純正先頭車組み込みの1100形を3編成12両及び、中間車から改造した先頭車を組み込んだ1150形を同数(3編成12両)の計24両。東静高速鉄道では後者(中間車から改造した先頭車)の編成と同仕様の編成を3編成24両を2700形として導入した。
(Tc)2710 | (M1)2720 | (M2)2730 | (T)2740 | (T)2750 | (M1)2760 | (M2)2770 | (Tc)2700 |
M1:中間電動車(パンタ付)
M2:中間電動車(パンタなし)
静岡車両基地に24両全車が所属していた。
静岡線を主体の運用に使用され、名古屋急行電鉄線などへ直通する運用にも用いられていた。
東海電気鉄道1100形電車:同じく元JR東日本209系電車より改造の上で誕生した車両。
最新コメント
2014-02-06
2014-01-24
2014-01-21
2014-01-20