全車両が
東静バス沼津営業所に所属している。以前は、路線バスと同様(或いは、試験段階の高速バス専用カラー)のカラーリングをまとっていたが、イメージアップを図る戦略として『COLORFUL(カラフル)』な特別デザインの高速バス車両を仕立てようという計画が持ち上がった。その第一弾として、緑系のカラーを主とした『初音カラー』、オレンジ系のカラーを主とした『鏡音カラー』、前述の2種類とは異なり、薄いピンクを主として飾りカラーを多く施された『巡音カラー』の3種類を、総称『ハーモニーエクスプレス』として仕立て、運行開始することとなったのである。
- (初代)初音カラー(日産ディーゼルスペースアロー)
車体上部はエメラルドグリーンとホワイトをメインに、ダークグリーンとディープピンクのラインの塗装がなされている。ちなみに下部については黒に近い灰色で統一するなど軽快感を出すようなデザインになっていた。以後、この塗装パターンを基本として鏡音カラーなどが提案された。ちなみに初代初音カラーはCureExpressカラー車の運転開始決定に伴って運用を離脱。それぞれCureExpress4号,11号,12号に塗り替えられた。
初代初音カラー車両がCureExpressに塗装変更される際に、2代目として登場した。基本的には初代の塗装をそのまま奇襲したが、ホワイトカラーの割合が増やされている。それに加えて、初代の車両後部の塗装は一部複雑な箇所もあったが単純化されている。
車体上部は黄色とオレンジ色をメインに、ホワイトとゴールドのラインが入った塗装が施され、前面部にはエメラルドグリーンのラインが追加されており、下部については黒に近い灰色で統一するなど軽快感を出すようなデザインになっている。
車体上部は薄いピンク色とホワイトをメインに、ゴールドとパープルのラインが入った塗装が施され、前面下部のヘッドライト部分はパープルで周りを塗ることにより、一体感を演出している。下部はライトサーモン1色で統一されている。これは、一種の優雅感を演出するためといわれている。なお、当該カラーをまとっている車両3台は、以前はフレッシュ東静カラーとも異なる試作段階の塗装を施されていた。