nLite で小さく?
- 目的
掲示板などで、nLiteの元になるインストールCDはどうやって作るの、という質問をよく見かけます。言い換えればこの項はこの質問にのみ答えています。
nLiteの本来の目的、すなわち不要なコンポーネントを削り、インストール後の容量を小さくする等などは、この入門編をクリアした後、自身の技量とリスクで行いましょう。その時こそ検索エンジンを有効に活用して下さい。
- 概要
- 準備
からnLiteを入手してインストールします。
実際の作業 (母艦上で行うことを推奨)
DVDドライブを装備したメインPC(母艦)上、すなわちHDDの空き容量が十分にある環境での作業を推奨します。1. 任意のフォルダをC:ドライブのトップに作ります。例では 901Win2 というフォルダ名にしています。
2. この中に、リカバリDVD内にあるフォルダ、i386XPをコピーします。500MB程度です。
3. 同様に3つのテキスト・ドキュメントを作成します。ファイルの中身は半角スペース1個でもいいし、Windows と書いてもいいでしょう。それぞれのファイル名を、WIN51とWIN51IC, WIN51IC.SP3 にします。つまりtxtという拡張子は消して下さい。(コンパネのフォルダ オプションの [表示]タブで、[登録されている拡張子は表示しない] のチェックを外すと間違いが減るでしょう)
4. i386XPのフォルダ名をi386に変更します
5. nLiteを起動し、C:\901Win2 を指定します。
6. この項はnLite最初の一歩です。つまりは、このように作成したCDイメージで起動できるか、インストールは正常に進むか、結果動くかだけが重要です。ここではあまり頑張らずに、削っても安全そうなコンポーネントだけを適当に削ります。
7. 無人インストールの設定をしておくと便利です。CD-KEYは901の底面に貼ってあるものを使います。
8. [ISO 作成] をクリックし、作成場所を選んで保存すると、起動可能なISOイメージが出来ます。これがクリーン・インストールCDです。
9. これで完了です。もちろん前項の選択で直接CD-RWに焼いてもいいですし、仮想CDドライブから起動する設定を行ってもいいでしょう。
10. このCDでインストールする前に、以前の環境をバックアップします。インストールを始めると「2番目のパーティションにヘンな領域があるよ」と表示されるかも。多分それはEFI領域です。これが何か分からない人は消さずに進めましょう。
今後は
最初はおずおずでした。しかし次からはバシバシ削りましょう。エラ−&トライの連続ですけど、ね。ノート
- 701の場合は、多分ですが、リカバリDVD内のフォルダ名は XP_I386 であり、最後のファイル名はWIN51IC.SP2 になります。検索を有効に活用し、SP3統合を進めましょう。
- 設定ファイルを他人にあげる場合は中身をよく点検してから、ね。
2008年08月03日(日) 05:57:18 Modified by ID: