Wiki内検索
目次
初めに
投稿規定
情報提供のお願い
作品データ
完全版とコンチネンタル版
シナリオ
元ネタ集

新着記事
 6月12日 死ぬまでに観たい映画1001本
 5月01日 ダニエル・マイリック
 4月30日 CUT 2006-5
 4月07日 永千絵
 4月07日 森卓也

批評・発表年順
 1980年 9記事
 1981年 3記事+9
 1982年 0記事+1
 1983年 1記事
 1984年 1記事
 1985年 1記事
 1986年 0記事
 1987年 0記事
 1988年 3記事+1
 1989年 1記事
 1990年 2記事
 1991年 1記事
 1992年 0記事
 1993年 2記事
 1994年 0記事
 1995年 1記事
 1996年 2記事
 1997年 0記事+1
 1998年 1記事
 1999年 4記事+5
 2000年 2記事
 2001年 0記事+1
 2002年 2記事
 2003年 2記事
 2004年 0記事
 2005年 6記事
 2006年 2記事
 2007年 2記事

トリビア
リンク
タグ
最近更新したページ

初めに

 この企画を始めようと思ったきっかけは、読売新聞が運営しているサイト内にある『大手小町』という女性向けコンテンツ内の掲示板『発言小町』で、2003年4月21日に「キューブリック大嫌い」というスレッドが銀四郎さんという方により立てられ、以下の文章を読まされたからである。

 「シャイニング」はじめて見ました。「2001年宇宙の旅」同様、理解できませんでした。これだけたくさんの映画ファンから支持されてる彼の作品をおもしろいと思えない私はバカなのでしょうか。
 2001年はともかく、『シャイニング』はそんなに難解な映画だとも思えないが、アメリカで公開された1980年にはどちらかというと低評価だった作品が、こうして現在でも語られ、議論を呼ぶことにある種の感慨を持った。

 そう、『シャイニング』は決して評価の高い映画ではなかった。ポーリン・ケールを筆頭に、酷評した批評家は多い。この年創設されたゴールデン・ラズベリー賞、いわゆるラジー賞では、主演女優賞と監督賞にノミネートされたし、原作者のスティーヴン・キングは作品の出来に怒り、後に自分自身でリメイクしたほどだ。

 時間というフィルタはもっとも冷徹な批評家である。一度、失敗作の烙印を押された作品は、通常忘れ去られ、滅多にかえりみられることはない。だがキューブリックの作品の多くがそうであったように、『シャイニング』もまた、時間の経過とともに評価が高まっていくことになった。幸運にも、そのころから時代はビデオエイジに向かっていたという事情もある。各スタジオは、カタログを増やし、ビデオショップの棚をふさぐため、旧作をA級B級問わずどんどんビデオ化した。そうして、映画は製作された時代を問わず、いつでも繰り返し見られるものへと変化した。

*まだ書きかけだよん。
2006年03月01日(水) 14:29:50 Modified by badsboss




スマートフォン版で見る