初めに
この企画を始めようと思ったきっかけは、読売新聞が運営しているサイト内にある『大手小町』という女性向けコンテンツ内の掲示板『発言小町』で、2003年4月21日に「キューブリック大嫌い」というスレッドが銀四郎さんという方により立てられ、以下の文章を読まされたからである。
そう、『シャイニング』は決して評価の高い映画ではなかった。ポーリン・ケールを筆頭に、酷評した批評家は多い。この年創設されたゴールデン・ラズベリー賞、いわゆるラジー賞では、主演女優賞と監督賞にノミネートされたし、原作者のスティーヴン・キングは作品の出来に怒り、後に自分自身でリメイクしたほどだ。
時間というフィルタはもっとも冷徹な批評家である。一度、失敗作の烙印を押された作品は、通常忘れ去られ、滅多にかえりみられることはない。だがキューブリックの作品の多くがそうであったように、『シャイニング』もまた、時間の経過とともに評価が高まっていくことになった。幸運にも、そのころから時代はビデオエイジに向かっていたという事情もある。各スタジオは、カタログを増やし、ビデオショップの棚をふさぐため、旧作をA級B級問わずどんどんビデオ化した。そうして、映画は製作された時代を問わず、いつでも繰り返し見られるものへと変化した。
*まだ書きかけだよん。
「シャイニング」はじめて見ました。「2001年宇宙の旅」同様、理解できませんでした。これだけたくさんの映画ファンから支持されてる彼の作品をおもしろいと思えない私はバカなのでしょうか。2001年はともかく、『シャイニング』はそんなに難解な映画だとも思えないが、アメリカで公開された1980年にはどちらかというと低評価だった作品が、こうして現在でも語られ、議論を呼ぶことにある種の感慨を持った。
そう、『シャイニング』は決して評価の高い映画ではなかった。ポーリン・ケールを筆頭に、酷評した批評家は多い。この年創設されたゴールデン・ラズベリー賞、いわゆるラジー賞では、主演女優賞と監督賞にノミネートされたし、原作者のスティーヴン・キングは作品の出来に怒り、後に自分自身でリメイクしたほどだ。
時間というフィルタはもっとも冷徹な批評家である。一度、失敗作の烙印を押された作品は、通常忘れ去られ、滅多にかえりみられることはない。だがキューブリックの作品の多くがそうであったように、『シャイニング』もまた、時間の経過とともに評価が高まっていくことになった。幸運にも、そのころから時代はビデオエイジに向かっていたという事情もある。各スタジオは、カタログを増やし、ビデオショップの棚をふさぐため、旧作をA級B級問わずどんどんビデオ化した。そうして、映画は製作された時代を問わず、いつでも繰り返し見られるものへと変化した。
*まだ書きかけだよん。
2006年03月01日(水) 14:29:50 Modified by badsboss