白井晃・高泉淳子「POPEYE」1993年11月
■観てから読むか読んでから観るか
『遊◎機械/全自動シアター』の白井晃と高泉淳子が、対談形式で映画と原作についてあれこれしゃべる企画の中で『シャイニング』が出てきた。白井 キング自身は、映画化された作品の中でも、「スタンド〜」はお気に入りだっていうよ。逆にとんでもない! っていうのが「シャイニング」。原作を変えたって、キューブリックに文句をつけたとか。でも、あれはキューブリックの勝利だよ。原作以上に怖いもの。原作では超能力者が助けにやってくるのに映画じゃ、あっという間に殺されちゃって、もう救いようがない!というように、この両者は映画の勝ちと見ているようだ。他に、同記事では12人の映画好きに、「映画と原作とどっちが面白い?」というアンケートをしており、スパイスコミュニケーションズの山下若菜という人が『シャイニング』を映画の勝ちとしたが、巴里映画の宮田生哉という人は原作の勝ちとしている。
高泉 ほんと、救いようがないくらい怖かった!
2006年03月01日(水) 12:51:19 Modified by badsboss
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Uploaded by badsboss 2006年02月28日(火) 09:36:06
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