リリカルスクリーム4話

その頃戦艦の外側では…
「あれがその戦艦…?大きいねレイジングハート…。」
エイミィの要請で駆けつけた闇の書事件の功労者の一人…高町なのはがバリアーと相対していた。
「なのは…破れる?」
「破るのはなんとか出来そうだけどここじゃああまり大きな砲撃は撃てないから…二発に分けて削ればなんとか…。」
一応ごく普通の小学生(自称)でもある彼女がそんな物騒な発言をしていたその頃戦艦の内部では…
「よーし!お前らよく聞け!俺様がお前らを蘇らせてやったお前らの新しいリーダーのスタースクリーム様だぁ!」
「ス…スタースクリームか?声が変だぞオラオラ。」
蠍の姿をした他のトランスフォーマーの半分弱程度の大きさの
トランスフォーマー…スコルポスが怪訝そうに言った。
「俺の事はスーパースタースクリームと呼べー言うてしつこく言うとったやないか。」
機械の蜂の姿をしたトランスフォーマー…ダージガンも言った。
「スーパースタースクリームかァ…いい響きだな…。よーし今度から俺様のことは…」
彼等の言う「スーパースタースクリーム」が誰なのかなどスタースクリームは露ほども疑問には思わなかった。
彼は既に宇宙の支配者になった気で居たのだ。スタースクリームが自慢げにそう言いかけたその時…。
「何の騒ぎだ…どうして我々は復活することが出来たのだ。」
「さァ…誰かが宇宙船を掘り出してリペア機能を作動させたからでしょうなぁ…。」
「コンピューターのスキャンによると数万年が既に経過してるらしい。」
茶色い鋭角的な形状をしたトランスフォーマー…ノイズメイズと青いボディの独特の声で喋る
トランスフォーマー…サウンドウェーブを引き連れて他のトランスフォーマーより二回りほど大きく、
スタースクリームに非常によく似たトランスフォーマーが現れた。
いや、そのトランスフォーマーも紛れも無く「スタースクリーム」だったのだ。
「な、なんだテメェは!」
スタースクリームは上擦った声でヒステリックに叫んだ。
「人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀というものでは無いかな?」
スーパースタースクリームはあくまで冷静に答えた。
「俺様はスタースクリームだ!初代デストロンの航空参謀にしてたった今からこの軍団のリーダーになる男だ。」
周りで聞いていた無数のトランスフォーマー達がどよめいた。
「スタースクリームだと!生きてやがったのかあの野郎!」
気色ばんだのは薄紫色の姿をしたトランスフォーマー・サイクロナスだ。
彼はこの姿に転身する前に一度スタースクリームによって殺されかけた事があった。
「面白い事になってきたッス…」
脇で聞いていた紫色の機械のクモの姿をしたトランスフォーマー…タランスがほくそ笑んだ。
「いつから貴様がリーダーになった?長い時をかけてスカウトやへッドハンティングや朽ち果て行き場を失ったスパーク
に新たなボディを与えるなどしてこの軍団を作り上げたのはこの私だ。…初代デストロンの航空参謀?
聞こえはいいがそれはつまり貴様が単なる死に損ないのロートル兵ということでは無いのか?」
「なんだと!お前らを復活させてやったのは俺だぞ!」
「そんなことは問題では無い。肝心なのは素質があるかどうかだ。」
「何だとッ…。じゃあどっちが強いかここではっきりさせてやる!」
それを言い終わるのとスタースクリームの必殺武器…ナルビームが
火を吹くのとほぼ同時だった。しかし、バリバリ…シュウウウ…。
「そ…そんな…」
スタースクリーム自慢のナルビームはスーパースタースクリームの
ボディを焦がす程度の効果しか発揮しなかった。
「フォースチップ・イグニッション!バーテックスキャノ…」
「待ってくれ…俺の負けだ…いや…負けです!忠誠をお誓いします!命ばかりはぁッ!」
スタースクリームは自分に突きつけられたビーム砲を見た瞬間かつてガルバトロンにSFガンで
処刑された記憶がフラッシュバックし、気が付けば土下座をしていた。
「フン…この程度の力しか無いのならば最初から…。」
スーパースタースクリームがそう言いかけたその時!ズシィィィィン…。
轟音とともに突然戦艦が大きく揺れて天井から埃が落ちてきた。
「バリアーが削られたのかぎっちょん!?(下の口で)すっごいパワーだぶらっぶら〜。」
コブラと蠍が融合した姿のトランスフォーマー、クイックストライクが叫んだ。

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2007年06月15日(金) 16:46:30 Modified by beast0916




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