リリカルスクリーム8話

「ちょっと手荒かも知れないけど転移を阻止するくらいの砲撃なら…」
なのはがレイジングハートを構えた。
「Cartridge Load…DivineBuster!」
レイジングハートの先端に桜色の光球が現れ見る間に巨大化していく。
しかし発射までほんの2、3秒というところで…
「ん?おおっと!撃たせるかよ!フォースチップ、イグニッション!」
プラネットXのフォースチップを介して発射されるノイズメイズの必殺技
「ブラインドアロー」がなのは目掛けて発射された。
「Protection」
「うっ!」
光の矢はディバインバスターをキャンセルして防御魔法を発動したなのはの横をかすめて飛んでいった。
「外したか。だけど今ので撃とうとしていたあのどでかいビームはパアだな。」
「まさかまたこれを使うことになるとはな。活躍を見物することが出来ないのはシャクだがせいぜい遊ぶことだな!」
プテラガイストがエネルギーボックスを地面に放るとノイズメイズとともにネメシス
マーク兇瞭睇瑤飽っ込んでいった。
そしてその瞬間ネメシスマーク兇光に包まれ、震えだした。
「転移シークェンス…間に合わなかった、か…。」
シグナムがそう呟くのとほぼ同時に全長数百メートルを誇るネメシスマーク
は彼らの目の前から消えうせていた。
「エイミィ。奴らがどこに転移したのか…ん?あれは…。」
不意にクロノは足元の地面にラグビーボールのようなものが転がっているの
に気が付いた。これはなんだ?彼が一瞬そう思ったのもつかの間。
その物体が光り出し周囲の地面が隆起したかと思うとグニャグニャと
形を変えていく。ほどなく半人型をとったそれ…ガイスターロボは
クロノ達の方を見据えると咆哮をあげた。
「ゴーレム…?」
その異様な姿を見てフェイトが呟いた。
「あの物体が周囲の岩石や土砂を取り込んでコントロールしているみたい!」
「要するに操り人形か…。ならば一息に切捨ててしまえばいいことだ!紫電一閃!」
エイミィの報告を聞くやいなやシグナムが突っかけた。しかしガイスターロボには全くこたえていない。
紫電一閃は確かに命中しガイスターロボは真っ二つになったがこのガイスターロボは
体をいくらでも分解してさらに再構成することが可能という能力を備えていたのだ。
「グオオオオ…。」
ガイスターロボは態勢を立て直すと背中から火山弾と見紛うような燃えた岩石を
放って反撃してきた。
「なら今度は私が!」
「Photon Lancer phalanx shift」
三十八個の発射体から秒間七発のフォトンランサーを発射するフェイトの大技
「フォトンランサーファランクスシフト」が発動し、発射体から凄まじい勢いで
雷がガイスターロボに突き刺さっていく。
僅か三秒のうちに文字通りガイスターロボは粉々になった。だが、
「ギガゴゴゴ…。」
ガイスターロボは不気味な音を発しながら粉末状に分解された自分の体を再構成し、
今度は人型の形態をとり始めた。
「そんな…。」
「奴は不死身なのか!?」
クロノ達に無力感が走った。しかし…人型をとったガイスターロボは2、3歩ほど
踏み出すと跡形もなく崩れ去った。
単なる砂山と化したガイスターロボの残骸の頂でエネルギーボックスの残骸が
バチバチとショートして火花をあげている。

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2007年06月15日(金) 16:56:24 Modified by beast0916




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