あなたの扱うネットワークにはいろいろなタイプのエッジが含まれています:Y2H yeast two-hybrid interactions、coAP GST pull-down interactions、three types of literature-based interactions、信頼性が増えるにつれ:non-core、core、hypercoreとなります。Edge Attribute Browserでエッジタイプを試すことにより確認することができます。エッジを選択することを思い出してください、Cytoscapeデスクトップの
Selectメニューをまず最初に開き
Mouse Drag Selects...を選択します。ここでCytoscapeのフィルターを用いて低い信頼性のnon-coreエッジを除去します。
- CytoscapeのデスクトップメニューからSelect → Use Filtersを選択します。Control Panel内にFiltersウィンドウが開きます。
- Filtersウィンドウ内で、OptionsドロップダウンをクリックしCreate new filterを選択します。(訳注:New fileter nameポップアップに新しいフィルターの名前を入力します。)
- Filter Definitionフィールドで、ドロップダウンからedge.interactionを選択します。Addボタンをクリックします。
- Advancedフィールド内のinteractionフィールドにてドロップダウンからnon_coreを選択します。Applyをクリックしてフィルターを適用します。(訳注:ApplyではなくApply Filter)
- Use Filtersウィンドウを閉じ(約注:とくに閉じるべきウィンドウはない)、660エッジが選択されていることを確認します(訳注:Filtersの一番下のEdgesの()内の数が660となっています)。Cytoscapeウィンドウは下記のようになっているでしょう。
- CytoscapeデスクトップのEditにて、Delete Selected Nodes/Edgesを選択します。
- Cytoscapeウィンドウは下記のようになっているでしょう:
最初のネットワークと比べるとエッジ数が減っていますが、実験的に確認されたものか文献に基づいて高い信頼性のあるものは残っています。解析の手法により、より適切なエッジのセットとなります。エッジのないノードが複数残りますが、フィルターで除去したくなるでしょう。ここではそのひとつの方法を示します:
- テキストの属性相互作用に関するエッジのタイプを選択するフィルターを作成し、ワイルドカードの * を指定します。先程のフィルターと同様の方法で作成できまが今回はAdvancedフィールド内のinteractionフィールドのnon_coreの代わりに * と入力します。このフィルターはcanvas上のすべてのエッジを選択します。Apply(訳注:Apply Filter)をクリックし、すべてのエッジが選択されることを確認してください。
- FileからNew → Network → From selected nodes, selected edgesを選択します。これにより257ノード、429エッジの"child"ネットワークが作成されます。
- spring-embeddedレイアウトを適用します(訳注:Layout-Cytoscape Layouts-Spring Embedded)。これにより以下のネットワークが作成されます。
セルフノードのみを持つノードは除去できないことに注意してください。しかしこの点は、マウスでクリックして簡単に削除できます。