これまで話題になった、不透明な募金活動について紹介いたします。
（随時更新中です）


■「○○ちゃん（○○さん）を救う会」の問題点
高額な募金額（海外移植の医療費・渡航費・滞在費・デポジット、会の事務所
費用など）を設定し、大々的にマスメディアに露出して世間一般から寄付を募る
行為について、数多くの疑問や問題点が浮き彫りになっています。
情報公開・改善を求める声を「誹謗・中傷」と称して受け付けず、「難病の子ども」
「海外での臓器移植は高額」を盾に、不透明な活動 を続けています。さらに
今後も、同様の会が増えることが危惧されています。

• 海外移植しか助かる道がないから、高額募金もしたかない
• 難病の子がいるのだがら、関係者を責めたらかわいそう
• 寄付する、しないは、個人の自由ではないか
• 寄付した後の事を追求するのは非情ではないか
• 募金で命が助かれば、いいのではないか

などの意見もあります。
しかし、海外移植の場合、募金総額の約半分は、デポジットで占められます。
これはいわゆる「病院への支払い能力を示すもの」であり、帰国後に返金されます。
また、その他の金額の内訳も不透明で、本当に必要な医療費だけを募っているのか
多くの疑問点が残ります。
寄付はもちろん強制ではないので、寄付する方の個々の判断となります。ですが、
寄付するなら、本当に困っている人、助けを本当に必要とする人・会へ寄付したいと
思うのが、普通の考えではないでしょうか。それも不透明です。

一個人の命が助かればいい。では、これから先に、同じような募金活動をせざるを
えない、後続の救う会はどうでしょう。同様のボランティア活動に対する信用までも
落としてしまっている、この現状はどうでしょう。
問題視されている救う会の活動が、助けを本当に必要とする会の妨げになることは
明らかです。
○○ちゃんというイチ個人としての募金活動ではではなく、透明性＆継続性を明確に
示せる、しかも法に基づいた健全な団体から、○○ちゃんは支援を受ける形にしたい、
その法整備のための署名活動なのです。



■動物愛護をうたった詐欺
避妊手術代・エサ代・などを募りながら、実際は活動していない団体が
存在します。
「広島ドッグパーク事件」に便乗した募金詐欺はネットでかなり話題に
なっており、ペット関連のサイトやブログでは互いに注意を呼びかけて
自衛するしかないのが現状です。


■「北朝鮮拉致被害者家族支援」をかたって街頭募金を行った人物
家族会にお金は渡っておらず、家族会としても困惑、「騙されないように」
との呼びかけに苦慮してらっしゃいます。
疑惑の人物はテレビ等ですでに報道されていますが、取材には「そのうち
集計して寄付するつもりだ」等、のらりくらりの返答を繰り返しており、
逮捕・立件に至っていないのが現状です。


■義援金詐欺
「○○地震の被害者支援の為」等、実際に起こった災害を挙げて
募金活動をしながら、集めたお金を着服する団体・人物が存在します。
これもテレビ等ですでに報道されています。
市職員をかたって訪問・寄付をつのっていた人物も現れています。↓
http://www.asahi.com/special/041023/TKY20041025028...