- いかにして企業は「集合知」を商品にするか!ネットの新たなビジネスモデルを考察する!
- 日本を代表する「Q&Aサイト」である「OKwave」の兼元社長と、ITジャーナリストの佐々木氏は、同じような疑問をずっと抱いていた。それは「Web 2.0時代に新しいビジネスモデルを生み出すこと」である。
- 佐々木氏は、ポストGoogle時代のウェブという観点から。そして兼元氏は、自社のサービスの基盤となっている「Q&A」モデルをさらにリアル空間にまで拡張したいという欲求から。2人は必然的に「Web 2.0」の基本概念のひとつである「集合知(Wisdom ofCrowds)」に焦点をあて、そのビジネス展開について考えはじめた。2人の対談を起点として、ナレッジマネジメントのオーソリティである山崎秀夫氏(野村総合研究所上席研究員)との鼎談、そして集合知をビジネスに転化させようと模索する4つの代表的な企業(エニグモ、ニフティ、エレファントデザイン、アッシュデザイン)の訪問。そうした議論の積み重ねによって、企業がインターネットを通じて知的生産力を集約し、集合知を商品に結びつけようという「クラウドソーシング(crowdsourcing)」の可能性が浮かびあがる。
- 消費者と生産者が一体化したリアルプロシューマーが登場してくるためには、どのような諸条件をクリアしていかなければならないのか。集合知を活かすプロフェッショナルとデザインの力を紹介する。
タグ
コメントをかく