社長・経営者・有名人・芸能人が読んでいる本を横つながりで紹介するWiki


有名人の本棚〜社長・経営者・有名人・芸能人が読んでいる本Wiki〜


著者

  • ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー

読んでいる人

  • 佐野元春
    • サリンジャーは自分が中高生のころによくに読んでいた作家の一人です。特に理由も無く読み始めたたんですが。読んで関心を持ったのは、その中で語られている仏教の考え方で、大乗仏教・小乗仏教について関心を持った。自分としては、米国の文学から、日本の文化の中に根付いているオリエンタルな考えを知り、それに興味を持ったという流れが面白く、忘れられない本。

内容

  • 『Franny and Zooey』(邦題『フラニーとゾーイー』)は、それぞれ別に発表された「Franny」(1955年)と「Zooey」(1957年)を1つにまとめた作品である。名門女子大で演劇や詩を学ぶグラース家の末娘フラニーは、過剰な自意識にさいなまれ、エゴの蔓延する世の中に吐き気をもよおし、デートの最中に失神する。心身のバランスをくずした彼女は、「ひたすら祈れば悟りが開ける」と説く「巡礼の道」という本に救いを見出そうと、自宅のソファーの上で子どものように丸くなって祈りの生活に入る。当然、家族にしてみれば、睡眠も食事もろくにとらない彼女が心配でたまらない。兄ゾーイーの懸命の説得もむなしく、フラニーの心はかたく閉ざされたまま。あげくの果てには、亡くなった長兄シーモアと話がしたいと言いだす始末。
  • そんな妹のために、兄の啓示を受けるべく、ゾーイーは久しぶりに兄の部屋に足を運ぶ。戻ってきた彼は理路整然とフラニーの過ちを指摘していく。「目の前で行われている宗教的な行為(母親はなんとかチキンスープを食べさせようとしている)に気づきもしない人間が、信仰の旅に出て何の意味があるのか」など、ゾーイーの口を借りて伝えられるシーモアの言葉にフラニーは…。
  • 服装や言動の緻密な描写が暗示する登場人物たちの内面、すれ違っていく男女の心、フラニーが神経衰弱に陥っていくまでの心の動き、妹を救うためのゾーイーの奮闘、そして、死してなお絶大な影響力を持つシーモアの思想など、読みどころの多い作品。

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