有名人の本棚

• くじけそうになったとき、ひどく寂しいときに読みたい

■出版社/著者からの内容紹介
なき父の借財をかかえた大学生の支えは、可憐な恋人と一匹の小動物だった。勁く真摯に生きる若者を鮮烈に描いた、青春文学の傑作

■内容（「BOOK」データベースより）
生きた!愛した!闘った!めくるめく、あの青春の日々よ。―なき父の借財をかかえた一大学生の、憂鬱と人生の真摯な闘い。それをささえる可憐な恋人、そして1匹の小動物。ひたむきに生きようとする者たちの、苦悩とはげしい情熱を、1年の移ろいのなかにえがく青春文学の輝かしい収穫。

• つじあやの
  • 20歳の頃でした。宮本輝さんの本は好きで読んでいたのですが、「この作品はとてもいい」と姉が贈ってくれたもの一人の青年が、苦境から自分の未来と大切な恋人を取り戻していく過程が描かれています。諦めないこと、弱さから逃げないこと、悲しみと向き合うことを教えられました。

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