最終更新:ID:Jk1Gx9887A 2012年12月09日(日) 22:26:33履歴
( ゚д゚)彼はカードプロフェッサーなようです 第三話
前回までのあらすじ
たまたま相手にしたプロフェッサー→从 ゚∀从がなぜかナンバーズを2枚持ってた
プロフェッサーは1人1枚しかナンバーズを持っていないはず
わけがわからないので連れて帰って話を聞くことにした
〜〜〜
【事務所】
从 ゚∀从「奪ったんだよ」
( ゚д゚)「……」
(゚、゚トソン「……どういう、ことです?」
从 ゚∀从「いや、だからさ。奪ったんだよ、こいつは」
っ【《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》】
从 ゚∀从「俺が元々持ってたのは、《No.6》。《アトランタル》のほうだ」
( ゚д゚)「……」
从 ゚∀从「ギルドに加入したカードプロフェッサーには、仕事用に1枚のナンバーズが与えられる」
( ゚д゚)「言われるまでもなく、知っている」
从 ゚∀从「そりゃ、そうだな。俺の場合、その時にもらったのが、こいつだった」
っ【《No.6 先史遺産アトランタル》】
(゚、゚トソン「あなたの場合は、《シャーク・ドレイク》でしたね」
( ゚д゚)「ああ」
っ【《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》】
从 ゚∀从「けどさあ。実際デュエルしたお前ならわかると思うけど、こいつがてんでダメなカードでよ」
(゚、゚;トソン「てんでダメって……むしろ、規格外な効果を持っているように見えるんですが」
( ゚д゚)「そうでもないさ」
(゚、゚トソン「はい?」
( ゚д゚)「その規格外の効果を使用するためには、他のナンバーズが必要だ」
《No.6 先史遺産アトランタル》
ランク6/光属性/機械族/攻2600/守3000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、
自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、
この効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
このカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送って発動できる。
相手のライフポイントを半分にする。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(゚、゚トソン「ああ、そういえば……」
从 ゚∀从「だろ? プロフェッサーに与えられるナンバーズは1人1枚だってのに」
(゚、゚トソン「その与えられたナンバーズが、2枚以上での運用を前提としている……」
从 ゚∀从「とんだハズレを引かされたもんだと思ったよ」
( ゚д゚)「それで、奪ったのか」
从 ゚∀从「ちょっと前の話だよ。仕事中に、とんでもなくグズなプロフェッサーと出くわしてよ」
从 ^∀从「しかも、同じ《先史遺産》使いと来たもんだ。こりゃもう、ありがたく頂戴しなきゃダメだろ!」
从 ^∀从「こいつだって、俺に使われるほうが幸せだったと思うぜ? アハハハハハ!」
っ【《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》】
( ゚д゚)「……その理屈で行くなら。お前のそのナンバーズ2枚は、お前に勝ったこの私に使われるほうが、幸せだと言えるな」
从 ^∀从「ハハハ――」
从 ∀从「――ダメだ。お前にこいつは渡せねえ」
( ゚д゚)「……」
从 ゚∀从「……欲しいってんなら。《アトランタル》なら、くれてやらねえことも、ねえけど」
( -д-)「いや。どちらも、私のデッキには合わないカードだ」
从 ゚∀从「なんだよ、いらねーのか? やめろよな、くだらねー冗談は」
(゚、゚;トソン(なんだったんですか、今の微妙な空気……)
( ゚д゚)「それで。お前が2枚のナンバーズを使っていることに関して、ギルドからのお咎めはないのか?」
从 ゚∀从「ないね。っていうかよー、1人のプロフェッサーが複数のナンバーズを持ってることなんて、そう珍しいことじゃねえぜ?」
(゚、゚トソン「はい?」
从 ゚∀从「複数人で徒党を組んで、お互いにナンバーズを貸し合ったり」
从 ゚∀从「俺みてえに、弱い奴からナンバーズを奪い取る奴だっている」
从 ゚∀从「知らなかったのか?」
( ゚д゚)「……まあ。なにぶん、経験が浅いものでな」
从 ゚∀从「なんだよ、実は結構新入りだったりすんのか?」
(゚、゚トソン「控えめに見ても、古参とは言えないですね」
从;゚∀从「えっ、俺そんな奴に負けたの……軽くショック」
( ゚д゚)「そんなことはどうでもいい。お前に聞きたいことは、あと1つ」
( д )「――《No.30》について。何か、知らないか?」
(゚、゚トソン「……」
从 ゚∀从「《30》? んー、知らねえな……なんかあるのか?」
( ゚д゚)「本当に?」
从 ゚∀从「ああ。別に、んなことで嘘つくかよ」
( ゚д゚)「……そうか」
〜〜〜
【ハートランドシティ 夜 路地裏】
( ゚д゚)(……)
「……」
( ゚д゚)(《No.30》についての情報は、依然なし。奴がナンバーズを2枚持っていた理由も、期待外れ……)
「……」
( ゚д゚)「……ふぅ」
( ゚д゚)「出てきたらどうだ?」
「!」
( ゚д゚)「下手な尾行はやめろ。見るに堪えん」
「……、―――!」
『ARビジョン、リンク完了』
( ゚д゚)「最初から、こうしていればいいものを。Dゲイザー、セット!」
『No.コード《39》。《スフィア・フィールド》、展開』
( ゚д゚)『聞こえるか、都村? 敵襲だ。《スフィア・フィールド》の起動許可を頼む』
『No.コード《32》。《スフィア・フィールド》、展開』
( ゚д゚)「うむ、よし」
『『――デュエルターゲット、ロック・オン』』
('A`)「……」
( ゚д゚)「知らない顔だな。覚えはないが、何か恨みでも買ったか?」
('A`)「……別に、相手は誰でもいい……俺にはもう、後がないんだ……」
( ゚д゚)「……まあ、いいだろう。このデュエル、受けてやるが」
( ゚д゚)「誰でもいいとはいっても、最低限相手は選ぶべきだったな。後悔するなよ」
('A`)「……勝たなきゃ……勝たなきゃ、勝たなきゃダメだ……ダメなんだ……」
( ゚д゚)「……」
【( ゚д゚)miruna】 『『デュエル!!』』 【dokuo('A` )】
(゚、゚トソン『やっと通信が繋がりました……。敵襲って、どういうことですか?』
( ゚д゚)「知らん」
(゚、゚;トソン『……。まあ、とりあえずオペレートしますね』
('A`)「先攻は、俺だ! 俺のターン、ドロー」
('A`)「……モンスターをセット。ターン終了だ」
【TURN1】 手札:5 LP:8000
場:《セットモンスター》
( ゚д゚)「私のターンだ。ドロー」
( ゚д゚)「私もモンスターを1体セットだ。ターン終了」
【TURN2】 手札:5 LP:8000
場:《セットモンスター》
('A`)「……俺のターン!」
('A`)「俺は、セットしていた《ゴゴゴゴーレム》を反転召喚だ」
《ゴゴゴゴーレム》:星4/地属性/岩石族/攻1800/守1500
('A`)「さらに手札から、《ガガガマジシャン》を召喚!」
《ガガガマジシャン》:星4/闇属性/岩石族/攻1500/守1000
( ゚д゚)「……」
('A`)「このままバトルフェイズに入る! 《ゴゴゴゴーレム》で、守備モンスターを攻撃だ!」
('A`):《ゴゴゴゴーレム》@ATK1800 【Win】
( ゚д゚):《セットモンスター》→《素早いマンボウ》@DEF 100 【Lose】
( ゚д゚)「ふん。破壊されたのは、《素早いマンボウ》だ。効果を発動」
《素早いマンボウ》:星2/水属性/魚族/攻1000/守 100
( ゚д゚)「デッキから《フィッシュボーグ−ランチャー》を墓地に送り、2体目の《素早いマンボウ》を特殊召喚する」
('A`)(リクルーターか……これ以上攻撃しても、さらに墓地を肥やされるだけ……)
('A`)「バトルフェイズ終了、メインフェイズ2に入る!」
('A`)「俺は、レベル4の《ガガガマジシャン》と《ゴゴゴゴーレム》でオーバーレイ!」
('A`)「現れろ、《No.39》! 《希望皇ホープ》!」
《No.39 希望皇ホープ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【エクシーズ】
(゚、゚トソン「あれが、敵のナンバーズらしいですね」
('A`)「俺はこれでターンエンドだ!」
【TURN3】 手札:5 LP:8000
場:《No.39 希望皇ホープ》@ATK2500
( ゚д゚)「私のターン。ドロー」
( ゚д゚)「マジックカード、《テラ・フォーミング》を発動。デッキより、フィールド魔法を1枚手札に加える」
( ゚д゚)「そして、そのまま発動だ……フィールド魔法、《忘却の都レミューリア》」
('A`)「な、なんだあ?」
( ゚д゚)「さらに。墓地の《フィッシュボーグ−ランチャー》の効果発動」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
( ゚д゚)「私の墓地に水属性以外のモンスターカードが存在しない時、このカードは墓地から特殊召喚できる」
('A`)「それがどうした! シンクロするにはレベルが低すぎるし、エクシーズしようにもレベルが違う!」
( ゚д゚)「少しは、黙って見ていたらどうだ。《レミューリア》の効果発動」
(゚、゚トソン『フィールド上に存在する水属性モンスターの数だけ、場の水属性モンスターのレベルを上げます』
( ゚д゚)「私の場に水属性モンスターは2体。よって、《素早いマンボウ》と《フィッシュボーグ−ランチャー》のレベルを2つ上げる」
【( ゚д゚ )】
《素早いマンボウ》【水】:☆2→☆4
《フィッシュボーグ−ランチャー》【水】:☆1→☆3
( ゚д゚)「さらに、手札から《スピア・シャーク》を召喚」
《スピア・シャーク》:星4/水属性/魚族/攻1600/守1400
( ゚д゚)「《スピア・シャーク》が召喚に成功したとき、私の場のレベル3・魚族モンスター全てのレベルを、1つ上げることができる」
( ゚д゚)「《フィッシュボーグ−ランチャー》のレベルを、さらに1アップだ」
【( ゚д゚ )】
《素早いマンボウ》:☆4
《フィッシュボーグ−ランチャー》【魚】:☆3→☆4
《スピア・シャーク》:☆4
(;'A`)「レベル4のモンスターが3体に!」
( ゚д゚)「私はレベル4の《フィッシュボーグ−ランチャー》と《素早いマンボウ》、そして《スピア・シャーク》の3体でオーバーレイ!」
( ゚д゚)「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
( ゚д゚)「浮上せよ、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》!」
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》:ランク4/水属性/海竜族/攻2800/守2100 【エクシーズ】
( ゚д゚)「さらに、フィールド魔法《忘却の都レミューリア》の効果で、水属性モンスターのステータスは200ポイントアップする」
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》【水】:ATK2800/DEF2100→ATK3000/DEF2300
(;'A`)「攻撃力、3000! だが、まだ……」
( ゚д゚)「バトルフェイズ! 《シャーク・ドレイク》で《希望皇ホープ》に攻撃する!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000
('A`):《No.39 希望皇ホープ》@ATK2500
('A`)「オーバーレイユニットを1つ使い、《ホープ》の効果発動! モンスター1体の攻撃を無効に……」
( ゚д゚)「速攻魔法、《禁じられた聖杯》を《ホープ》に発動する」
(;'A`)「なぁっ!?」
( ゚д゚)「《希望皇ホープ》の攻撃力を400ポイント上げる。だがその代償として、《ホープ》の効果は無効とさせてもらう」
( ゚д゚)「成す術もなく消えるがいい。"デプス・バイト"!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000 【Win】
('A`):《No.39 希望皇ホープ》@ATK2900 【Lose】
(;'A`)「うお…! そんな、《ホープ》ゥ!」LP8000→7900
( ゚д゚)「さらに、戦闘破壊をトリガーに《シャーク・ドレイク》の効果を発動する」
(゚、゚トソン『オーバーレイユニットを1つ使うことで、破壊したモンスターを相手のフィールドに再び特殊召喚する……』
(*'A`)「《ホープ》! やられたわけじゃなかったのか……」
( ゚д゚)「ただしその攻撃力は1000ポイント下がる。そして何より、この瞬間《シャーク・ドレイク》はもう1度攻撃権を得る!」
('A`)「なっ――」
【('A`)】
《No.39 希望皇ホープ》@ATK2500 → 1500 【Special Summon!】
( ゚д゚)「《シャーク・ドレイク》で《希望皇ホープ》を攻撃!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000
('A`):《No.39 希望皇ホープ》@ATK1500
(;'A`)「ちくしょう! 《ホープ》は、オーバーレイユニットがない状態で攻撃されたとき、破壊されちまう……」
( ゚д゚)「ならば、ダイレクトアタックだ。今度はその身で受けろ、"デプス・バイト"ォ!」
【巻き戻し】
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000
('A`):《ダイレクトアタック!》@LP7900
(; A )「うがあああああああああ!!」LP7900→4900
( ゚д゚)「リバースカードを1枚セットして、ターンエンドだ」
【TURN4】 手札:2 LP:8000
場:《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 / リバースカード×1
(;'A`)「ぐ……俺の、ターン。ドロー」
('A`)「手札から、《ゴゴゴジャイアント》を召喚!」
《ゴゴゴジャイアント》:星4/地属性/岩石族/攻2000/守 0
(゚、゚トソン『召喚に成功したとき、墓地から《ゴゴゴ》モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる』
(゚、゚トソン『俗に言う『釣り上げ効果』を内蔵したモンスターですね』
('A`)「墓地から《ゴゴゴゴーレム》を特殊召喚だ! そしてその後、《ゴゴゴジャイアント》は守備表示になる」
《ゴゴゴゴーレム》:星4/地属性/岩石族/攻1800/守1500
【('A`)】
《ゴゴゴジャイアント》@ATK2000→DEF 0
( ゚д゚)「レベル4のモンスターを揃えたか。それで、どうする?」
('A`)(……どうするか……)
('A`)(《ゴゴゴゴーレム》の破壊耐性はまだ生きてる。とりあえず、この場は2体を盾にして凌ぐ手も……)
(;'A`)(いや、《シャーク・ドレイク》がいる手前、守備モンスターで場を繋ぐのはちょっと辛い……。
《ゴゴゴジャイアント》が狙われて、連打でダメージを受けるだけか?)
(;'A`)(となるとエクシーズを狙うしかないが、攻めるべきか守るべきか……あの伏せカード……)
(;'A`)「……俺は! レベル4の《ゴゴゴゴーレム》と《ゴゴゴジャイアント》でオーバーレイ!」
('A`)「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
('A`)「……現れろ! 《交響魔人マエストローク》!」
《交響魔人マエストローク》:ランク4/闇属性/悪魔族/攻1800/守2300 【エクシーズ】
( ゚д゚)「守りに入ったか」
('A`)「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
【TURN5】 手札:4 LP:4900
場:《交響魔人マエストローク》@DEF2300 / リバースカード×1
( ゚д゚)「私のターン、ドロー。メインフェイズ、墓地の《フィッシュボーグ−ランチャー》の効果発動」
( ゚д゚)「墓地に存在する他のモンスターが全て水属性のため、このカードを墓地から特殊召喚させてもらう」
(;'A`)「なっ、またかよ!?」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
(゚、゚トソン『自身の効果で特殊召喚した《フィッシュボーグ−ランチャー》は、フィールドを離れるとゲームから除外されます』
('A`)「そうか、エクシーズ召喚に使えば、フィールドを離れた扱いにはならないから……」
( ゚д゚)「そういうことだ。そして私は《レミューリア》の効果発動。場の水属性モンスターは《ランチャー》と《シャーク・ドレイク》の2体」
(゚、゚トソン『よって《フィッシュボーグ−ランチャー》のレベルは2つ上がり、レベル3となります』
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》【水】:★4
《フィッシュボーグ−ランチャー》【水】:☆1 → ☆3
( ゚д゚)「手札から、《トライポッド・フィッシュ》を召喚」
《トライポッド・フィッシュ》:星3/水属性/魚族/攻 300/守1300
( ゚д゚)「レベル3の《トライポッド・フィッシュ》と《フィッシュボーグ−ランチャー》でオーバーレイ」
( ゚д゚)「2体の水属性モンスターで、オーバーレイネットワークを構築」
( ゚д゚)「エクシーズ召喚。現れろ、《ブラック・レイ・ランサー》!」
《ブラック・レイ・ランサー》:ランク3/闇属性/獣戦士族/攻2100/守 600 【エクシーズ】
('A`)「新手か……だが、攻撃力は《マエストローク》の守備力より低い!」
( ゚д゚)「だからどうした。《ブラック・レイ・ランサー》の効果を発動!」
( ゚д゚)「オーバーレイユニットを1つ使い、モンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にする!」
(;'A`)「なんだとぉ!?」
( ゚д゚)「《交響魔人マエストローク》の効果を無効にする」
(;'A`)「やっ、やべえ!」
( ゚д゚)「破壊耐性を利用して、守りに入ろうとしたようだが。手負いの獲物を《シャーク・ドレイク》が逃すとでも思ったか?」
( ゚д゚)「血の匂いを嫌というほど漂わせておきながら、逃げ切れると思ったか? 甘いッ!」
( ゚д゚)「行け! 《シャーク・ドレイク》、深海の覇者よ! その欲望を存分に満たすがいい!」
( ゚д゚)「"デプス・バイト"!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000 【Win】
('A`):《交響魔人マエストローク》@DEF2300 【Lose】
(;'A`)「《マエストローク》が!」
( ゚д゚)「そして《シャーク・ドレイク》の効果! オーバーレイユニットを1つ使い、
破壊した《マエストローク》の攻撃力を1000ポイント下げ、お前の場に攻撃表示で特殊召喚する!」
【('A`)】
《交響魔人マエストローク》@ATK1800 → 800 【Special Summon!】
( ゚д゚)「もう1度だ! "デプス・バイト"!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000 【Win】
('A`):《交響魔人マエストローク》@ATK 800 【Lose】
(;゚A`)「ぬ、おおおおおお…!!」LP4900→2700
( ゚д゚)「そして《ブラック・レイ・ランサー》のダイレクトアタック。"ブラック・スピア"!」
( ゚д゚):《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
('A`):《ダイレクトアタック!》@LP2700
(;゚A゚)「あ"あ"あ"ああああああああ!!」LP2700→ 600
( ゚д゚)「メインフェイズ2、魔法カード《エクシーズ・ギフト》を発動。場にエクシーズモンスターが2体以上いるとき、
その2体からオーバーレイユニットを2つ取り除き、カードを2枚ドローする」
( ゚д゚)「《ブラック・レイ・ランサー》と《シャーク・ドレイク》から1つずつユニットを消費し、2枚ドローだ」
( ゚д゚)「……カードを1枚伏せて、ターンエンド」
【TURN6】 手札:2 LP:8000
場:《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100 / リバースカード×2
(゚、゚トソン『ライフポイント600vs8000、敵の場にモンスターはなく、こちらの場には主力モンスターが2体』
( ゚д゚)「どうやら、楽な仕事になりそうだな」
(; A )「ち、く……しょう。舐めやがって……」
(;'A`)「俺のターン、ドロー!」
(*'A`)「…! や、やった! 俺は魔法カード《死者蘇生》を発動! 墓地からモンスター1体を特殊召喚する!」
(*'A`)「戻ってこい、俺の希望! 《No.39 希望皇ホープ》!!」
《No.39 希望皇ホープ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【エクシーズ】
( ゚д゚)「リバースカード、オープン。《奈落の落とし穴》」
( ゚д゚)「攻撃力1500以上のモンスターが召喚・特殊召喚されたとき、そのカードを破壊し除外する」
('A`)「あ…っ」
( ゚д゚)「ふぅ……。そんな単調な戦術を、易々と通すわけがないだろう」
(゚、゚トソン『しかし、いいんですか? 《ホープ》を蘇生しても、オーバーレイユニットがない以上、どの道待ち受けるのは自壊の運命』
(゚、゚トソン『あのまま通していれば、《ブラック・レイ・ランサー》は破壊されたかもしれませんが、返しのターンで十分処理できたのでは?』
( ゚д゚)「いや。《ブラック・レイ・ランサー》を倒すためだけに、壁にもならないモンスターを蘇生させるとは考えにくい」
( ゚д゚)「何か、手を用意していたはずだ……」
(;'A`)「う……ッ、く……」
( ゚д゚)「……と、思ったのだが。あの様子を見る限りでは、何もなかったのかもしれんな」
(; A )「ちくしょう……ちくしょう、ちくしょう! バカに、バカにしやがって……!」
〜〜〜
(*・A・)「手札の《機皇》モンスター3体を墓地に送って、《機皇神マシニクル∞》を特殊召喚ー!」
「wwwwww」
「でたwwwwwドクオのエースモンスターwwww」
(*・A・)「どうだ、かっこいいだろー! この前のアニメにも出てたんだぞー!」
アニメみたいなデュエルが好きだった。
生き生きと動く、かっこいいモンスターたちが好きだった。
使うデッキは、いつもアニメキャラのファンデッキだった。
将来は、プロデュエリストになりたい。
プロの世界で、アニメのように熱く劇的なデュエルがしたいと、そう思っていた。
「はいはい、じゃあトラップ発動な。《奈落の落とし穴》」
(;・A・)「あ……っ!」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「マwwwwwシwwwwwニwwwwwクwwwwwルwwwww」
「wwwwwwwwwwwwクソすぎwwwwwwwwww」
(;・A・)「う、うう……せっかく、せっかく召喚できたのに……」
「バカじゃねえのwwwww今時耐性もない最上級とか時代遅れなんだよwwwww」
(;A;)「う、うう、うわああああああああああああああああああん!!」
「あ、ドクオが逃げたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「おい待てよ、まだデュエル終わってねえぞwwwwwwwww」
「じゃあ俺のターンな! 《甲虫装機 ダンセル》召喚、効果で《ホーネット》装備なwwwwwww」
(;A;)「うわあああああああん、うわあああああああああああああん!!」
けど、現実はそんなに甘くなかった。
いつもいつも、泣かされてばかりいた。
('A`)「うーん……やっぱ除去対策としては《亜空間物質転送装置》のほうが万能か? でも場が空くんだよなぁ」
(;'A`)「しかし《安全地帯》だとちょっと間に合わない場面も多い……ぐぬぬ……」
それでも、必死に努力した。腕を磨いた。
そうしてアカデミアを出た俺は、どうにかプロリーグに進出することができた。
念願が叶ったと、そう思ったのに。
('A`)「マジックカード、《ミラクル・フュージョン》を発動! 墓地のモンスター5体を除外し、《ゴッド・ネオス》を融合召喚!」
('A`)「そして効果を発動……」
「ならば、チェーンして《強制脱出装置》を発動!」
(;'A`)「……!!」
甘かった。
プロの世界は、思うよりずっと厳しいものだった。
「なぜ、あそこで《ゴッド・ネオス》を召喚したのですか?」
「場の状況を考えると、《アブソルートZero》を召喚するべきだったのでは?」
「プレイングミスですか?」
('A`)「いえ。僕は、《ゴッド・ネオス》で勝ちたかったんです」
「でも、負けましたよね」
「プロとしてそのような態度はいかがなものかと思いますが」
「プロリーグという世界をどのようにお考えなのですか?」
結局、ロクに名を知られることもなく、プロの世界からは脱落してしまった。
『勝てばいい』だけのデュエルに、馴染むことはできなかった。最後の最後まで。
「君に与えられるナンバーズは、《39》」
そうして落ちぶれに落ちぶれて、行き着いたのは裏の世界。
生活のため、汚れ仕事をこなす日々。
昔憧れた、アニメの世界の主人公たちとは、随分違う生き方だった。
( A )「うぐぁっ!」LP 300→ 0
「ケッ、雑魚が」
そしてそこでも、自分のデュエルを捨てることはできなかった。
ヒーローには程遠い路地裏、信念を持つには汚すぎる仕事。
そんな場所で、中途半端な理想を振りかざしても、醜いだけ。わかっていたのに、捨てられなかった。
_
( ゚∀゚)「なぁ。もう、いいだろ?」
('A`)「……え?」
_
( ゚∀゚)「お前のそのナンバーズ、俺によこせっつってんだよ」
(;'A`)「な、なんでだよ!」
_
( ゚∀゚)「ハァ……。見てると、イライラするんだよ。てめえのデュエルは」
_
( ゚∀゚)「支給されたナンバーズは優秀だってのによぉ。グダグダ煮え切らねえデュエルばっかしやがって」
_
( ゚∀゚)「だから、そいつは俺が有効に活用してやるって言ってんだ!」
(;'A`)「やっ、やめろ! これだけは、こいつだけは!」
_
( ゚∀゚)「チッ。だったら、他のプロフェッサーからナンバーズを奪って来い」
('A`)「……は?」
_
( ゚∀゚)「当たり前だろうが。てめえのナンバーズを差し出すのが嫌だってんなら、他のナンバーズを用意しろよ」
(;'A`)「なんで、俺がそんなこと!」
_
( ゚∀゚)「なんで、だぁ? 実力も無ければ、顧客からの評価も悪い。依頼の達成率も良くない」
_
( ゚∀゚)「聞きたいのはこっちのほうだぜ。そんな奴を、なんでこのギルドに置かなきゃならねえんだ?」
(;'A`)「……!!」
_
( ゚∀゚)「むしろ感謝してほしいくらいだぜ。最後のチャンスを与えてやるって言ってんだからな」
(;'A`)「……」
気付けば、後がなくなっていた。
〜〜〜
( A )「……嫌だ……」
( A )「負けるのは嫌だ、もう嫌だ! リバースカードオープン、《無謀な欲張り》!」
('A`)「発動後2ターンの間、自分のドローフェイズを飛ばすかわりに、この場でカードを2枚ドローする!」
(゚、゚トソン『ハイリスクハイリターンなカード、ですね』
( ゚д゚)「ここに、全てを賭けてくるようだ」
('A`)「……全ての光よ、力よ」
('A`)「……我が右腕に宿り、希望の道筋を照らせ……」
( ゚д゚)「……?」
(゚、゚トソン『……確か、随分昔に流行ったアニメのセリフですね』
( ゚д゚)「……くだらん」
( A )「――――」
(゚A゚)「――――行くぜ!」
( ;゚д゚)「!?」
(゚、゚;トソン『な、なんですか!?』
( ;゚д゚)「デッキが、光っている……!?」
(゚A゚) 「 ド ロ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ー ー ー ー ー ! 」
(゚A゚)「――!! ……ッハハ、ハハハハハハハ! 来た、来た、来たぜええええええ!」
(゚、゚;トソン『どういう、ことですか!』
(゚A゚)「さあなあ、自分でも何が起きてるかわからねえ。けど、最高の気分だ……今なら、誰にも負ける気がしねえ!」
(゚A゚)「俺は! 手札から、《ZW-玄武絶対聖盾》を召喚ッ!!」
《ZW-玄武絶対聖盾》:星4/地属性/水族/攻 0/守2000
( ゚д゚)「……」
(゚、゚;トソン『……《ZW》?』
(゚A゚)「このカードが召喚に成功したとき、ゲームから除外されているエクシーズモンスターを1体選択し、守備表示で特殊召喚する!!」
(゚A゚)「戻ってこい……《希望皇ホープ》!」
《No.39 希望皇ホープ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【エクシーズ】
( ゚д゚)「懲りずに、またナンバーズを呼び戻すか。だが守備表示では、《ブラック・レイ・ランサー》を倒すことも……」
('A`)「行くぜ、《ホープ》……お前が、お前だけが、俺の希望……」
(#゚A゚)「俺は! 場の《No.39 希望皇ホープ》を素材として! オーバーレイネットワークを構築!」
( ;゚д゚)「な…ッ!?」
(゚、゚;トソン『1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを……い、いや、それよりも!』
( ;゚д゚)「エクシーズモンスターを素材としたエクシーズ召喚だと!?」
(#'A`)「俺はやってやる……絶望の底を、ぶち抜いて! その彼方で、希望を掴み取ってやる!」
(#'A`)「現れろ、カオスナンバーズ! 混沌の世界からの使者!」
(#゚A゚)「 《 C N o . 3 9 希 望 皇 ホ ー プ レ イ 》 ! ! 」
《CNo.39 希望皇ホープレイ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【カオス・エクシーズ】
(゚、゚;トソン『な……ッ!?』
( ;゚д゚)「なんだ、このモンスターは……!?」
('A`)「見たか……! これが、俺の掴み取った希望!」
('A`)「《希望皇ホープレイ》の効果発動! オーバーレイユニットを1つ使い、攻撃力を500ポイントアップする!」
('A`)「さらにこのとき! 使ったユニット1つにつき1000ポイント、相手モンスター1体の攻撃力を下げる!」
('A`)「《シャーク・ドレイク》の攻撃力を下げるぜ!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK2500→3000
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000→2000
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
(゚、゚;トソン『攻撃力が逆転した……!』
('A`)「まだだ、まだこんなもんじゃ終わらねえ! 手札から、《ZW-風神雲龍剣》を《ホープレイ》に装備する!」
《ZW-風神雲龍剣》:星5/風属性/ドラゴン族/攻1300/守1800
(゚、゚;トソン『また同じ……? やはり、妙です! 《ZW》などというカード群、こちらのデータベースには存在しません!』
( ;゚д゚)「装備カードとなるモンスター、か…」
('A`)「そうだ! このカードが装備されている間、《ホープレイ》の攻撃力は1300ポイントアップする!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK3000→ATK4300
('A`)「そして! 場の《玄武絶対聖盾》をリリースして、マジックカード《ミニマム・ガッツ》を発動!」
('A`)「俺のモンスター1体をリリースすることで、相手モンスター1体の攻撃力をゼロにする!」
( ゚д゚)「……」
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2000→ 0
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
('A`)「さあ行くぜ、バトルフェイズッ! 《希望皇ホープレイ》で、《シャーク・ドレイク》に攻撃だ!」
('A`)「"ホープ剣……トルネード・ブリンガー"ッ!!」
('A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4300
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2000
( ゚д゚)「リバースカード、オープン!」
( ;゚д゚)「……!?」
(゚、゚;トソン『ど、どうしたんですか?』
( ;゚д゚)「発動、しない!?」
('A`)「何を伏せてるかは知らねえが、そいつの効果は発動させねえ! 《風神雲龍剣》の効果!」
('A`)「こいつが《ホープレイ》に装備されている限り、《ホープレイ》をカード効果の対象にすることはできなくなる!」
( ;゚д゚)「なんだと!?」
('A`)「止まるな《ホープレイ》、《シャーク・ドレイク》をぶった切れ!」
('A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4300 【Win】
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK 0 【Lose】
( ;-д゚)「ぬ……うおおおおおおおおッ!」LP8000→3700
(゚、゚;トソン『だ、大丈夫ですか!?』
( ;゚д゚)「落ち着け、まだ来る!」
(#'A`)「そして《シャーク・ドレイク》を戦闘破壊したことで、《ミニマム・ガッツ》の後半効果が発動する!」
(#'A`)「この効果を受けたモンスターが戦闘で破壊された時、コントローラーはその元々の攻撃力分ダメージを受ける!」
(゚、゚;トソン『《シャーク・ドレイク》の元々の攻撃力は……』
(#'A`)「2800ポイントの、ダメージだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
( ;-д )「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」LP3700→ 900
('A`)「やったぜ! 俺はこれで、ターンエンドだ!」
【TURN7】 手札:3 LP: 600
場:《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK3800 / 《風神雲龍剣》(→《ホープレイ》)
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4300→3800
(゚、゚;トソン『《ホープレイ》の効果は、エンドフェイズに切れるようですね……』
( ;゚д゚)「くぅっ……。ここまでの反撃を貰うのは、想定外だった」
(゚、゚トソン『……大丈夫なんですか?』
( ゚д゚)「問題ない。敵のライフは既に3桁、十分射程圏内だ。私のターン、ドロー!」
( ゚д゚)「手札から、《ドリル・バーニカル》を召喚!」
《ドリル・バーニカル》:星3/水属性/水族/攻 300/守 0
(゚、゚トソン『《忘却の都レミューリア》の効果で、ステータスは200アップします』
【( ゚д゚ )】
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
《ドリル・バーニカル》【水】@ATK 300/DEF 0→ATK 500/DEF 200
('A`)「そいつは……!」
( ゚д゚)「そうだ。《ドリル・バーニカル》は、モンスターを無視して相手にダイレクトアタックすることが可能」
( ゚д゚)「バトルフェイズに入る。やれ、《ドリル・バーニカル》! ダイレクトアタックだ!」
( ゚д゚):《ドリル・バーニカル》@ATK 500
('A`):《ダイレクトアタック!》@LP 600
(;'A`)「うぐっ!」LP 600→ 100
( ゚д゚)「そして、《ドリル・バーニカル》の第二効果が発動する」
(゚、゚トソン『ダイレクトアタックによってダメージを与えたとき、攻撃力を1000ポイントアップさせることができます』
【( ゚д゚ )】
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
《ドリル・バーニカル》@ATK 500→1500
(;'A`)「く……」
( ゚д゚)「私の墓地に存在するモンスターは、今なお全て水属性。よって《フィッシュボーグ−ランチャー》を守備表示で特殊召喚する」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
【( ゚д゚ )】
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
《ドリル・バーニカル》@ATK1500
《フィッシュボーグ−ランチャー》【水】@ATK 200/DEF 100→ATK 400/DEF 300
( ゚д゚)「《ブラック・レイ・ランサー》を守備表示に。カードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
【TURN8】 手札:0 LP: 900
場:《ブラック・レイ・ランサー》@DEF 600 《ドリル・バーニカル》@ATK1500 《フィッシュボーグ−ランチャー》@DEF 300
/ リバースカード×3 / 《忘却の都レミューリア》
( ゚д゚)(奴はなんとしても《ドリル・バーニカル》の破壊を狙ってくるはず)
( ゚д゚)(だが、ここまでの戦術を見ている限りでは……奴のデッキに、除去カードはそう多くない)
( ゚д゚)(そして、《ホープレイ》は《風神雲龍剣》の効果で、ある程度の罠からは身を守ることができる……)
( ゚д゚)(ならば、次に奴が取る行動は《ホープレイ》による《ドリル・バーニカル》への攻撃)
('A`)「俺のターン、ドロー……は、できない。だが!」
('A`)「装備魔法、《ガガガリベンジ》を発動! 墓地に存在する《ガガガ》モンスター1体を特殊召喚して、このカードを装備する!」
('A`)「蘇れ、《ガガガマジシャン》!」
《ガガガマジシャン》:星4/闇属性/岩石族/攻1500/守1000
('A`)「そして《ガガガマジシャン》の効果を発動。1ターンに1度、このカードのレベルを1から8の範囲で変更することができる!」
('A`)「俺は《ガガガマジシャン》のレベルを5にするぜ!」
【('A`)】
《ガガガマジシャン》@☆4→☆5
('A`)「さらに、《アステル・ドローン》を通常召喚!」
《アステル・ドローン》:星4/地属性/魔法使い族/攻1600/守1000
(゚、゚トソン『エクシーズ召喚に使用する際、レベルを5として扱うことのできるモンスター……』
(゚、゚トソン『狙いは、ランク5のエクシーズ召喚ですかね』
( ゚д゚)(……《フィッシャーチャージ》を発動するべきか、否か)
( ゚д゚)(このカードで《風神雲龍剣》を破壊し、その後の《ホープレイ》の攻撃を《ポセイドン・ウェーブ》で跳ね返す算段だったが……)
(#'A`)「俺は! レベル5の《ガガガマジシャン》と、レベル5扱いの《アステル・ドローン》でオーバーレイ!」
(゚、゚トソン『……とりあえず、何が出てくるかを見てからでも、遅くはないかと』
(゚、゚トソン『ランク5で破壊耐性を持つモンスターといえば、何体か該当するモンスターは存在しますが、
そのどれも《ポセイドン・ウェーブ》に対しては耐性を持ちません』
( ゚д゚)「うむ」
(#'A`)「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚ッッ!!」
(#'A`)「現れろ―― 《 Z W − 獣 王 獅 子 武 装 》 ! ! 」
《ZW−獣王獅子武装》:ランク5/光属性/獣族/攻3000/守1200 【エクシーズ】
( ;゚д゚)「……!?」
(゚、゚;トソン『なんですか、このモンスターは!?』
('A`)「《アステル・ドローン》の効果、発動。こいつがエクシーズ召喚の素材となったとき、俺はカードを1枚ドローできる」
('A`)「さらに、《ガガガリベンジ》の効果。装備モンスターがエクシーズ召喚の素材となった時、
俺の場のエクシーズモンスター全ての攻撃力を、300ポイントずつアップさせることができる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK3800→4100
《ZW−獣王獅子武装》@ATK3000→3300
('A`)「そして《獣王獅子武装》の効果、発動! オーバーレイユニットを1つ使い、デッキから《ZW》1枚を手札に加える!」
(゚、゚;トソン『そもそもの《ZW》自体、こちらのデータベースに存在しないカードだと言うのに……!
どうして、専用サーチカードなんてものが存在するんですか!?』
( ;゚д゚)「……《CNo.》といい、《ZW》といい。ふざけたカードばかり使う……」
(#'A`)「全ての光よ、力よ! 我が右腕に宿り――希望の道筋を照らせ!!」
(#'A`)「 シ ャ イ ニ ン グ ・ ド ロ ー ! ! 」
('A`)「……俺は! 《ZW−獣王獅子武装》、第二の効果を発動!」
('A`)「フィールド上に存在するこのカードを《ホープレイ》の装備カードとし、その攻撃力を3000ポイントアップさせる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4100→7100
(゚、゚;トソン『攻撃力、7100……!』
( ゚д゚)「だが、いくら攻撃力があろうと……」
('A`)「そして、俺は! 手札の《ZW−雷神猛虎剣》を《ホープレイ》に装備する!」
《ZW−雷虎猛虎剣》:星5/光属性/獣族/攻1200/守2000
('A`)「このカードは《ホープレイ》の攻撃力を1200ポイントアップさせる」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK7100→8300
('A`)「そして! こいつが装備カードとなっている限り、相手プレイヤーは《ZW》をカード効果で破壊することができなくなる!」
( ;゚д゚)「……!! しまった!」
(゚、゚;トソン『これでは、《フィッシャーチャージ》を発動することが……!』
('A`)「ダメ押しに《ジャンク・アタック》を発動、《ホープレイ》に装備する……そして、バトルフェイズ!」
(#'A`)「これで、終わりだ! 《希望皇ホープレイ》で、《ドリル・バーニカル》を攻撃!」
(#'A`)「 ホ ー プ 剣 ――― ア ル テ ィ メ ッ ト ・ ス ラ ッ シ ュ ! ! 」
(#'A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK8300 【Win】
( ;゚д゚):《ドリル・バーニカル》@ATK1500 【Lose】
( ゚д゚)「リバースカード、オープン! 《ガード・ブロック》!」
( ゚д゚)「このバトルでのダメージをゼロとして、カードを1枚ドローする!」
('A`)「凌がれたか……だが、《ジャンク・アタック》の効果は受けてもらう!」
(゚、゚トソン『《ドリル・バーニカル》の元々の攻撃力は300、その半分のダメージが来ます』
( ゚д゚)「問題はない」LP 900→ 750
('A`)「まだだ! 《獣王獅子武装》の効果発動!」
('A`)「装備カードとなったこのカードを墓地に送ることで、このターン《ホープレイ》はもう1度モンスターに攻撃できる!」
('A`)「装備カードとなったこのカードを墓地に送ることで、このターン《ホープレイ》はもう1度モンスターに攻撃できる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK8300→5300
(#'A`)「行け、《ホープレイ》! 《ブラック・レイ・ランサー》を破壊しろ!」
(゚、゚;トソン『防いでください! 《ブラック・レイ・ランサー》が破壊されたら、
《ジャンク・アタック》の効果で攻撃力の半分、1050ポイントのダメージを受けます!』
( ゚д゚)「わかっている…! リバースカード、オープン! 《フィッシャーチャージ》!」
( ゚д゚)「《雷神猛虎剣》が守れるのは《ZW》のみ。《フィッシュボーグ−ランチャー》をリリースして、《ジャンク・アタック》を破壊する!」
('A`)「チッ、気付いてたか……」
( ゚д゚)「そして、カードを1枚ドロー」
('A`)「だが、《ホープレイ》の攻撃が止まったわけじゃねえ。殺れ!」
('A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK5300 【Win】
( ゚д゚):《ブラック・レイ・ランサー》@DEF 600 【Lose】
( ゚д゚)「む……っ」
('A`)「くそっ、仕留め切れなかった……」
('A`)「だが、《ZW》はまだ健在。この二刀流の《ホープレイ》は、まさに無敵のナンバーズ!」
( ゚д゚)「……」
('A`)「1枚カードを伏せて、ターンエンド!」
【TURN9】 手札:0 LP: 100
場:《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK5300 / リバースカード×1 《雷神猛虎剣》《風神雲龍剣》(→《ホープレイ》
('A`)(《ホープレイ》の攻撃力は5300。しかも《風神雲龍剣》の効果で、カード効果の対象にすることはできない)
('A`)(そしてその《風神雲龍剣》は、《雷神猛虎剣》によって守られている……!)
('A`)(あいつはこのターン、壁モンスターを並べて攻撃を凌ぐくらいしかできないはず)
( -д-)「……私のターン、ドロー」
('A`)(そうなったら、今伏せた《エクシーズ・リボーン》を発動して、《獣王獅子武装》を復活させ……)
('A`)(その効果で《不死鳥弩弓》をサーチすれば……!)
( ゚д゚)「《サルベージ》を発動。墓地から攻撃力1500以下の水属性モンスター……《素早いマンボウ》2体を手札に戻す」
( ゚д゚)「そして、その2体をデッキに戻し、《強欲なウツボ》を発動!」
(゚、゚トソン『手札の水属性モンスター2体をデッキに戻すことで、カードを3枚ドローできます!』
( ゚д゚)「3枚、ドロー」
( ゚д゚)「手札から、《アビス・ソルジャー》を召喚」
《アビス・ソルジャー》:星4/水属性/水族/攻1800/守1300
( ゚д゚)「《アビス・ソルジャー》の効果発動。手札の水属性モンスター1体を墓地に送り、場のカード1枚を手札に戻す……」
('A`)「それがどうした! その効果は、《ホープレイ》を対象にすることはできないぜ!」
( ゚д゚)「《ホープレイ》は、な。私は、お前のフィールドの《ZW−風神雲龍剣》を手札に戻す」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK5300→4000
('A`)「ぐっ。だが、それでも《ホープレイ》の攻撃力は……」
( ゚д゚)「そして、墓地へ送った《海皇の重装兵》の効果発動」
(゚、゚トソン『水属性モンスターの効果を使うために、このカードが墓地へ送られた場合。
相手フィールドに表側表示で存在するカード1枚を、破壊することができます』
(;'A`)「なぁ……!?」
( ゚д゚)「《風神雲龍剣》が消えたことで、《ホープレイ》をカード効果の対象にすることが可能となる。消えろ、《ホープレイ》!」
(;'A`)「ま、まだだ! 《雷神猛虎剣》の効果発動!」
(;'A`)「これを装備した《ホープレイ》がカード効果によって破壊されるとき、
代わりにこのカードを破壊することで、《ホープレイ》は破壊を免れる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4000→2800
(;'A`)「クソッ、クソッ、クソッ、クソッ! せっかく完成させたのに……」
(;'A`)「せっかく、無敵の二刀流を完成させたってのに! 結局、結局……ガチカードには勝てねえっていうのかよ!」
(;'A`)「どいつもこいつも、勝てればそれでいいって言うのかよ!」
(゚、゚トソン『……! 思い出しました』
(゚、゚トソン『《ZW》というカード群。それは確か、かなり昔のテレビアニメで、主人公が使っていたカードのはず!』
( ゚д゚)「……アニメ?」
(゚、゚トソン『ええ。最も、OCG化はされなかったようですが……』
(゚、゚トソン『……あれ、そう言われてみれば。彼のナンバーズ、《希望皇ホープ》と《ホープレイ》……』
(゚、゚トソン『この2体も、あの主人公が使っていたモンスターに似ているような気がします』
( ゚д゚)「……フン、くだらん。手札よりマジックカード《浮上》を発動」
( ゚д゚)「墓地より、レベル3以下の魚族モンスター……《トライポッド・フィッシュ》を特殊召喚する」
《トライポッド・フィッシュ》:星3/水属性/魚族/攻 300/守1300
( ゚д゚)「そして、墓地からの特殊召喚に成功したことで、《トライポッド・フィッシュ》の効果を発動」
(゚、゚トソン『場の魚族・水族・海竜族モンスター1体を選択して、レベルを1つ上げます!』
( ゚д゚)「私は《トライポッド・フィッシュ》自身を選択する」
【( ゚д゚ )】
《トライポッド・フィッシュ》【魚】@☆3→☆4
《アビス・ソルジャー》@☆4
(;'A`)「レベル4のモンスターが、2体……!」
( ゚д゚)「私は、レベル4の《アビス・ソルジャー》と《トライポッド・フィッシュ》の2体でオーバーレイ!」
( ゚д゚)「2体の水属性モンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚」
( ゚д゚)「現れろ、《バハムート・シャーク》!」
《バハムート・シャーク》:ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100 【エクシーズ】
( ゚д゚)「《忘却の都レミューリア》の効果で、攻守が200ポイントアップする」
【( ゚д゚ )】
《バハムート・シャーク》@ATK2600/DEF2100→ATK2800/2300
(;'A`)「けっ、けど! それでも《ホープレイ》と攻撃力は同じ! 攻撃しても相打ちだ!」
( ゚д゚)「攻撃などしない。《バハムート・シャーク》の効果発動」
( ゚д゚)「オーバーレイユニットを1つ使い、エクストラデッキからランク3以下の水属性エクシーズモンスター1体を特殊召喚する」
( ゚д゚)「現れろ、《潜航母艦エアロ・シャーク》!」
《潜航母艦エアロ・シャーク》:ランク3/水属性/魚族/攻1900/守1000 【エクシーズ】
('A`)「《エアロ・シャーク》? そんなモンスターで、何を……」
( ゚д゚)「……手札から、マジックカード《オーバーレイ・リジェネレート》を発動」
( ゚д゚)「このカードを、《エアロ・シャーク》のオーバーレイユニットとする」
【( ゚д゚ )】
《バハムート・シャーク》@ORU:1
《潜航母艦エアロ・シャーク》@ORU:0→1
('A`)「……」
( ゚д゚)「そして、オーバーレイユニットを1つ使い、《エアロ・シャーク》の効果発動!」
(;'A`)「なぁ!?」
(゚、゚トソン『ゲームから除外されている自分のモンスター1体につき100ポイント、相手にダメージを与えます』
(;'A`)「まっ、待てよ! ゲームから除外されたモンスターなんて、お前には……」
( -д゚)「……覚えていないのか?」
('A`)「……え?」
〜〜
( ゚д゚)「墓地に存在する他のモンスターが全て水属性のため、このカードを墓地から特殊召喚させてもらう」
(;'A`)「なっ、またかよ!?」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
(゚、゚トソン『自身の効果で特殊召喚した《フィッシュボーグ−ランチャー》は、フィールドを離れるとゲームから除外されます』
('A`)「そうか、エクシーズ召喚に使えば、フィールドを離れた扱いにはならないから……」
〜〜
〜〜
( ゚д゚)「わかっている…! リバースカード、オープン! 《フィッシャーチャージ》!」
( ゚д゚)「《雷神猛虎剣》が守れるのは《ZW》のみ。《フィッシュボーグ−ランチャー》をリリースして、《ジャンク・アタック》を破壊する!」
('A`)「チッ、気付いてたか……」
〜〜
(;'A`)「あ――ッ!!」
( ゚д゚)「そういう、ことだ。《エアロ・シャーク》の効果発動、100ポイントのダメージを受けろ!」
【Win】
【( ゚д゚ )】
( A )「う、ぐ……ちく、しょう……」
( ゚д゚)「……お前自身の信念や、プレイスタイル。それ自体を批判するつもりはない」
( ゚д゚)「だが、それをカードや環境のせいにするのは、筋違いというものだ」
(; A )「……」
( ゚д゚)「勝てればそれでいいだとか、ガチカードがどうとか……聞くに堪えん」
( ゚д゚)「全ては、お前が弱かっただけのこと」
(; A )「……なん……だと……?」
( ゚д゚)「そうだ。環境を、カードパワーを、跳ね返すだけの力が、お前にはなかった」
( ゚д゚)「お前のカードが弱いわけでも、私のカードが強いわけでもない」
( ゚д゚)「お前が、弱い。それだけだ」
( A )「……く、そ……が、……」
( A )「……」
( A )死ーん
( ゚д゚)「――さて」ズルズル
( A )ズルズル
(゚、゚トソン『……あの、何してるんですか?』
( ゚д゚)「こいつを、私の事務所に連れて帰る」ズルズル
(゚、゚トソン『……すごく、デジャブを感じる光景なんですけど』
( ゚д゚)「《CNo.》といい、《ZW》といい、わけのわからないことだらけだ」
( ゚д゚)「目を覚ましたら、こいつに直接聞くのが一番だと思うがな」
(゚、-;トソン『……まあ、そうですかね。わかりましたよ、早く帰ってきてくださいね』
( ゚д゚)「ああ」
( ゚д゚)「……やれやれ。謎のほうから、こちらに飛び込んできてくれるのだからな」
( ゚д゚)「まったく、世話がなくて助かるものだ」
( ゚д゚)彼はカードプロフェッサーなようです 第3話おわり
前回までのあらすじ
たまたま相手にしたプロフェッサー→从 ゚∀从がなぜかナンバーズを2枚持ってた
プロフェッサーは1人1枚しかナンバーズを持っていないはず
わけがわからないので連れて帰って話を聞くことにした
〜〜〜
【事務所】
从 ゚∀从「奪ったんだよ」
( ゚д゚)「……」
(゚、゚トソン「……どういう、ことです?」
从 ゚∀从「いや、だからさ。奪ったんだよ、こいつは」
っ【《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》】
从 ゚∀从「俺が元々持ってたのは、《No.6》。《アトランタル》のほうだ」
( ゚д゚)「……」
从 ゚∀从「ギルドに加入したカードプロフェッサーには、仕事用に1枚のナンバーズが与えられる」
( ゚д゚)「言われるまでもなく、知っている」
从 ゚∀从「そりゃ、そうだな。俺の場合、その時にもらったのが、こいつだった」
っ【《No.6 先史遺産アトランタル》】
(゚、゚トソン「あなたの場合は、《シャーク・ドレイク》でしたね」
( ゚д゚)「ああ」
っ【《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》】
从 ゚∀从「けどさあ。実際デュエルしたお前ならわかると思うけど、こいつがてんでダメなカードでよ」
(゚、゚;トソン「てんでダメって……むしろ、規格外な効果を持っているように見えるんですが」
( ゚д゚)「そうでもないさ」
(゚、゚トソン「はい?」
( ゚д゚)「その規格外の効果を使用するためには、他のナンバーズが必要だ」
《No.6 先史遺産アトランタル》
ランク6/光属性/機械族/攻2600/守3000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、
自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、
この効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
このカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送って発動できる。
相手のライフポイントを半分にする。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(゚、゚トソン「ああ、そういえば……」
从 ゚∀从「だろ? プロフェッサーに与えられるナンバーズは1人1枚だってのに」
(゚、゚トソン「その与えられたナンバーズが、2枚以上での運用を前提としている……」
从 ゚∀从「とんだハズレを引かされたもんだと思ったよ」
( ゚д゚)「それで、奪ったのか」
从 ゚∀从「ちょっと前の話だよ。仕事中に、とんでもなくグズなプロフェッサーと出くわしてよ」
从 ^∀从「しかも、同じ《先史遺産》使いと来たもんだ。こりゃもう、ありがたく頂戴しなきゃダメだろ!」
从 ^∀从「こいつだって、俺に使われるほうが幸せだったと思うぜ? アハハハハハ!」
っ【《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》】
( ゚д゚)「……その理屈で行くなら。お前のそのナンバーズ2枚は、お前に勝ったこの私に使われるほうが、幸せだと言えるな」
从 ^∀从「ハハハ――」
从 ∀从「――ダメだ。お前にこいつは渡せねえ」
( ゚д゚)「……」
从 ゚∀从「……欲しいってんなら。《アトランタル》なら、くれてやらねえことも、ねえけど」
( -д-)「いや。どちらも、私のデッキには合わないカードだ」
从 ゚∀从「なんだよ、いらねーのか? やめろよな、くだらねー冗談は」
(゚、゚;トソン(なんだったんですか、今の微妙な空気……)
( ゚д゚)「それで。お前が2枚のナンバーズを使っていることに関して、ギルドからのお咎めはないのか?」
从 ゚∀从「ないね。っていうかよー、1人のプロフェッサーが複数のナンバーズを持ってることなんて、そう珍しいことじゃねえぜ?」
(゚、゚トソン「はい?」
从 ゚∀从「複数人で徒党を組んで、お互いにナンバーズを貸し合ったり」
从 ゚∀从「俺みてえに、弱い奴からナンバーズを奪い取る奴だっている」
从 ゚∀从「知らなかったのか?」
( ゚д゚)「……まあ。なにぶん、経験が浅いものでな」
从 ゚∀从「なんだよ、実は結構新入りだったりすんのか?」
(゚、゚トソン「控えめに見ても、古参とは言えないですね」
从;゚∀从「えっ、俺そんな奴に負けたの……軽くショック」
( ゚д゚)「そんなことはどうでもいい。お前に聞きたいことは、あと1つ」
( д )「――《No.30》について。何か、知らないか?」
(゚、゚トソン「……」
从 ゚∀从「《30》? んー、知らねえな……なんかあるのか?」
( ゚д゚)「本当に?」
从 ゚∀从「ああ。別に、んなことで嘘つくかよ」
( ゚д゚)「……そうか」
〜〜〜
【ハートランドシティ 夜 路地裏】
( ゚д゚)(……)
「……」
( ゚д゚)(《No.30》についての情報は、依然なし。奴がナンバーズを2枚持っていた理由も、期待外れ……)
「……」
( ゚д゚)「……ふぅ」
( ゚д゚)「出てきたらどうだ?」
「!」
( ゚д゚)「下手な尾行はやめろ。見るに堪えん」
「……、―――!」
『ARビジョン、リンク完了』
( ゚д゚)「最初から、こうしていればいいものを。Dゲイザー、セット!」
『No.コード《39》。《スフィア・フィールド》、展開』
( ゚д゚)『聞こえるか、都村? 敵襲だ。《スフィア・フィールド》の起動許可を頼む』
『No.コード《32》。《スフィア・フィールド》、展開』
( ゚д゚)「うむ、よし」
『『――デュエルターゲット、ロック・オン』』
('A`)「……」
( ゚д゚)「知らない顔だな。覚えはないが、何か恨みでも買ったか?」
('A`)「……別に、相手は誰でもいい……俺にはもう、後がないんだ……」
( ゚д゚)「……まあ、いいだろう。このデュエル、受けてやるが」
( ゚д゚)「誰でもいいとはいっても、最低限相手は選ぶべきだったな。後悔するなよ」
('A`)「……勝たなきゃ……勝たなきゃ、勝たなきゃダメだ……ダメなんだ……」
( ゚д゚)「……」
【( ゚д゚)miruna】 『『デュエル!!』』 【dokuo('A` )】
(゚、゚トソン『やっと通信が繋がりました……。敵襲って、どういうことですか?』
( ゚д゚)「知らん」
(゚、゚;トソン『……。まあ、とりあえずオペレートしますね』
('A`)「先攻は、俺だ! 俺のターン、ドロー」
('A`)「……モンスターをセット。ターン終了だ」
【TURN1】 手札:5 LP:8000
場:《セットモンスター》
( ゚д゚)「私のターンだ。ドロー」
( ゚д゚)「私もモンスターを1体セットだ。ターン終了」
【TURN2】 手札:5 LP:8000
場:《セットモンスター》
('A`)「……俺のターン!」
('A`)「俺は、セットしていた《ゴゴゴゴーレム》を反転召喚だ」
《ゴゴゴゴーレム》:星4/地属性/岩石族/攻1800/守1500
('A`)「さらに手札から、《ガガガマジシャン》を召喚!」
《ガガガマジシャン》:星4/闇属性/岩石族/攻1500/守1000
( ゚д゚)「……」
('A`)「このままバトルフェイズに入る! 《ゴゴゴゴーレム》で、守備モンスターを攻撃だ!」
('A`):《ゴゴゴゴーレム》@ATK1800 【Win】
( ゚д゚):《セットモンスター》→《素早いマンボウ》@DEF 100 【Lose】
( ゚д゚)「ふん。破壊されたのは、《素早いマンボウ》だ。効果を発動」
《素早いマンボウ》:星2/水属性/魚族/攻1000/守 100
( ゚д゚)「デッキから《フィッシュボーグ−ランチャー》を墓地に送り、2体目の《素早いマンボウ》を特殊召喚する」
('A`)(リクルーターか……これ以上攻撃しても、さらに墓地を肥やされるだけ……)
('A`)「バトルフェイズ終了、メインフェイズ2に入る!」
('A`)「俺は、レベル4の《ガガガマジシャン》と《ゴゴゴゴーレム》でオーバーレイ!」
('A`)「現れろ、《No.39》! 《希望皇ホープ》!」
《No.39 希望皇ホープ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【エクシーズ】
(゚、゚トソン「あれが、敵のナンバーズらしいですね」
('A`)「俺はこれでターンエンドだ!」
【TURN3】 手札:5 LP:8000
場:《No.39 希望皇ホープ》@ATK2500
( ゚д゚)「私のターン。ドロー」
( ゚д゚)「マジックカード、《テラ・フォーミング》を発動。デッキより、フィールド魔法を1枚手札に加える」
( ゚д゚)「そして、そのまま発動だ……フィールド魔法、《忘却の都レミューリア》」
('A`)「な、なんだあ?」
( ゚д゚)「さらに。墓地の《フィッシュボーグ−ランチャー》の効果発動」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
( ゚д゚)「私の墓地に水属性以外のモンスターカードが存在しない時、このカードは墓地から特殊召喚できる」
('A`)「それがどうした! シンクロするにはレベルが低すぎるし、エクシーズしようにもレベルが違う!」
( ゚д゚)「少しは、黙って見ていたらどうだ。《レミューリア》の効果発動」
(゚、゚トソン『フィールド上に存在する水属性モンスターの数だけ、場の水属性モンスターのレベルを上げます』
( ゚д゚)「私の場に水属性モンスターは2体。よって、《素早いマンボウ》と《フィッシュボーグ−ランチャー》のレベルを2つ上げる」
【( ゚д゚ )】
《素早いマンボウ》【水】:☆2→☆4
《フィッシュボーグ−ランチャー》【水】:☆1→☆3
( ゚д゚)「さらに、手札から《スピア・シャーク》を召喚」
《スピア・シャーク》:星4/水属性/魚族/攻1600/守1400
( ゚д゚)「《スピア・シャーク》が召喚に成功したとき、私の場のレベル3・魚族モンスター全てのレベルを、1つ上げることができる」
( ゚д゚)「《フィッシュボーグ−ランチャー》のレベルを、さらに1アップだ」
【( ゚д゚ )】
《素早いマンボウ》:☆4
《フィッシュボーグ−ランチャー》【魚】:☆3→☆4
《スピア・シャーク》:☆4
(;'A`)「レベル4のモンスターが3体に!」
( ゚д゚)「私はレベル4の《フィッシュボーグ−ランチャー》と《素早いマンボウ》、そして《スピア・シャーク》の3体でオーバーレイ!」
( ゚д゚)「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
( ゚д゚)「浮上せよ、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》!」
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》:ランク4/水属性/海竜族/攻2800/守2100 【エクシーズ】
( ゚д゚)「さらに、フィールド魔法《忘却の都レミューリア》の効果で、水属性モンスターのステータスは200ポイントアップする」
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》【水】:ATK2800/DEF2100→ATK3000/DEF2300
(;'A`)「攻撃力、3000! だが、まだ……」
( ゚д゚)「バトルフェイズ! 《シャーク・ドレイク》で《希望皇ホープ》に攻撃する!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000
('A`):《No.39 希望皇ホープ》@ATK2500
('A`)「オーバーレイユニットを1つ使い、《ホープ》の効果発動! モンスター1体の攻撃を無効に……」
( ゚д゚)「速攻魔法、《禁じられた聖杯》を《ホープ》に発動する」
(;'A`)「なぁっ!?」
( ゚д゚)「《希望皇ホープ》の攻撃力を400ポイント上げる。だがその代償として、《ホープ》の効果は無効とさせてもらう」
( ゚д゚)「成す術もなく消えるがいい。"デプス・バイト"!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000 【Win】
('A`):《No.39 希望皇ホープ》@ATK2900 【Lose】
(;'A`)「うお…! そんな、《ホープ》ゥ!」LP8000→7900
( ゚д゚)「さらに、戦闘破壊をトリガーに《シャーク・ドレイク》の効果を発動する」
(゚、゚トソン『オーバーレイユニットを1つ使うことで、破壊したモンスターを相手のフィールドに再び特殊召喚する……』
(*'A`)「《ホープ》! やられたわけじゃなかったのか……」
( ゚д゚)「ただしその攻撃力は1000ポイント下がる。そして何より、この瞬間《シャーク・ドレイク》はもう1度攻撃権を得る!」
('A`)「なっ――」
【('A`)】
《No.39 希望皇ホープ》@ATK2500 → 1500 【Special Summon!】
( ゚д゚)「《シャーク・ドレイク》で《希望皇ホープ》を攻撃!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000
('A`):《No.39 希望皇ホープ》@ATK1500
(;'A`)「ちくしょう! 《ホープ》は、オーバーレイユニットがない状態で攻撃されたとき、破壊されちまう……」
( ゚д゚)「ならば、ダイレクトアタックだ。今度はその身で受けろ、"デプス・バイト"ォ!」
【巻き戻し】
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000
('A`):《ダイレクトアタック!》@LP7900
(; A )「うがあああああああああ!!」LP7900→4900
( ゚д゚)「リバースカードを1枚セットして、ターンエンドだ」
【TURN4】 手札:2 LP:8000
場:《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 / リバースカード×1
(;'A`)「ぐ……俺の、ターン。ドロー」
('A`)「手札から、《ゴゴゴジャイアント》を召喚!」
《ゴゴゴジャイアント》:星4/地属性/岩石族/攻2000/守 0
(゚、゚トソン『召喚に成功したとき、墓地から《ゴゴゴ》モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる』
(゚、゚トソン『俗に言う『釣り上げ効果』を内蔵したモンスターですね』
('A`)「墓地から《ゴゴゴゴーレム》を特殊召喚だ! そしてその後、《ゴゴゴジャイアント》は守備表示になる」
《ゴゴゴゴーレム》:星4/地属性/岩石族/攻1800/守1500
【('A`)】
《ゴゴゴジャイアント》@ATK2000→DEF 0
( ゚д゚)「レベル4のモンスターを揃えたか。それで、どうする?」
('A`)(……どうするか……)
('A`)(《ゴゴゴゴーレム》の破壊耐性はまだ生きてる。とりあえず、この場は2体を盾にして凌ぐ手も……)
(;'A`)(いや、《シャーク・ドレイク》がいる手前、守備モンスターで場を繋ぐのはちょっと辛い……。
《ゴゴゴジャイアント》が狙われて、連打でダメージを受けるだけか?)
(;'A`)(となるとエクシーズを狙うしかないが、攻めるべきか守るべきか……あの伏せカード……)
(;'A`)「……俺は! レベル4の《ゴゴゴゴーレム》と《ゴゴゴジャイアント》でオーバーレイ!」
('A`)「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」
('A`)「……現れろ! 《交響魔人マエストローク》!」
《交響魔人マエストローク》:ランク4/闇属性/悪魔族/攻1800/守2300 【エクシーズ】
( ゚д゚)「守りに入ったか」
('A`)「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
【TURN5】 手札:4 LP:4900
場:《交響魔人マエストローク》@DEF2300 / リバースカード×1
( ゚д゚)「私のターン、ドロー。メインフェイズ、墓地の《フィッシュボーグ−ランチャー》の効果発動」
( ゚д゚)「墓地に存在する他のモンスターが全て水属性のため、このカードを墓地から特殊召喚させてもらう」
(;'A`)「なっ、またかよ!?」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
(゚、゚トソン『自身の効果で特殊召喚した《フィッシュボーグ−ランチャー》は、フィールドを離れるとゲームから除外されます』
('A`)「そうか、エクシーズ召喚に使えば、フィールドを離れた扱いにはならないから……」
( ゚д゚)「そういうことだ。そして私は《レミューリア》の効果発動。場の水属性モンスターは《ランチャー》と《シャーク・ドレイク》の2体」
(゚、゚トソン『よって《フィッシュボーグ−ランチャー》のレベルは2つ上がり、レベル3となります』
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》【水】:★4
《フィッシュボーグ−ランチャー》【水】:☆1 → ☆3
( ゚д゚)「手札から、《トライポッド・フィッシュ》を召喚」
《トライポッド・フィッシュ》:星3/水属性/魚族/攻 300/守1300
( ゚д゚)「レベル3の《トライポッド・フィッシュ》と《フィッシュボーグ−ランチャー》でオーバーレイ」
( ゚д゚)「2体の水属性モンスターで、オーバーレイネットワークを構築」
( ゚д゚)「エクシーズ召喚。現れろ、《ブラック・レイ・ランサー》!」
《ブラック・レイ・ランサー》:ランク3/闇属性/獣戦士族/攻2100/守 600 【エクシーズ】
('A`)「新手か……だが、攻撃力は《マエストローク》の守備力より低い!」
( ゚д゚)「だからどうした。《ブラック・レイ・ランサー》の効果を発動!」
( ゚д゚)「オーバーレイユニットを1つ使い、モンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にする!」
(;'A`)「なんだとぉ!?」
( ゚д゚)「《交響魔人マエストローク》の効果を無効にする」
(;'A`)「やっ、やべえ!」
( ゚д゚)「破壊耐性を利用して、守りに入ろうとしたようだが。手負いの獲物を《シャーク・ドレイク》が逃すとでも思ったか?」
( ゚д゚)「血の匂いを嫌というほど漂わせておきながら、逃げ切れると思ったか? 甘いッ!」
( ゚д゚)「行け! 《シャーク・ドレイク》、深海の覇者よ! その欲望を存分に満たすがいい!」
( ゚д゚)「"デプス・バイト"!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000 【Win】
('A`):《交響魔人マエストローク》@DEF2300 【Lose】
(;'A`)「《マエストローク》が!」
( ゚д゚)「そして《シャーク・ドレイク》の効果! オーバーレイユニットを1つ使い、
破壊した《マエストローク》の攻撃力を1000ポイント下げ、お前の場に攻撃表示で特殊召喚する!」
【('A`)】
《交響魔人マエストローク》@ATK1800 → 800 【Special Summon!】
( ゚д゚)「もう1度だ! "デプス・バイト"!」
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000 【Win】
('A`):《交響魔人マエストローク》@ATK 800 【Lose】
(;゚A`)「ぬ、おおおおおお…!!」LP4900→2700
( ゚д゚)「そして《ブラック・レイ・ランサー》のダイレクトアタック。"ブラック・スピア"!」
( ゚д゚):《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
('A`):《ダイレクトアタック!》@LP2700
(;゚A゚)「あ"あ"あ"ああああああああ!!」LP2700→ 600
( ゚д゚)「メインフェイズ2、魔法カード《エクシーズ・ギフト》を発動。場にエクシーズモンスターが2体以上いるとき、
その2体からオーバーレイユニットを2つ取り除き、カードを2枚ドローする」
( ゚д゚)「《ブラック・レイ・ランサー》と《シャーク・ドレイク》から1つずつユニットを消費し、2枚ドローだ」
( ゚д゚)「……カードを1枚伏せて、ターンエンド」
【TURN6】 手札:2 LP:8000
場:《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2800 《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100 / リバースカード×2
(゚、゚トソン『ライフポイント600vs8000、敵の場にモンスターはなく、こちらの場には主力モンスターが2体』
( ゚д゚)「どうやら、楽な仕事になりそうだな」
(; A )「ち、く……しょう。舐めやがって……」
(;'A`)「俺のターン、ドロー!」
(*'A`)「…! や、やった! 俺は魔法カード《死者蘇生》を発動! 墓地からモンスター1体を特殊召喚する!」
(*'A`)「戻ってこい、俺の希望! 《No.39 希望皇ホープ》!!」
《No.39 希望皇ホープ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【エクシーズ】
( ゚д゚)「リバースカード、オープン。《奈落の落とし穴》」
( ゚д゚)「攻撃力1500以上のモンスターが召喚・特殊召喚されたとき、そのカードを破壊し除外する」
('A`)「あ…っ」
( ゚д゚)「ふぅ……。そんな単調な戦術を、易々と通すわけがないだろう」
(゚、゚トソン『しかし、いいんですか? 《ホープ》を蘇生しても、オーバーレイユニットがない以上、どの道待ち受けるのは自壊の運命』
(゚、゚トソン『あのまま通していれば、《ブラック・レイ・ランサー》は破壊されたかもしれませんが、返しのターンで十分処理できたのでは?』
( ゚д゚)「いや。《ブラック・レイ・ランサー》を倒すためだけに、壁にもならないモンスターを蘇生させるとは考えにくい」
( ゚д゚)「何か、手を用意していたはずだ……」
(;'A`)「う……ッ、く……」
( ゚д゚)「……と、思ったのだが。あの様子を見る限りでは、何もなかったのかもしれんな」
(; A )「ちくしょう……ちくしょう、ちくしょう! バカに、バカにしやがって……!」
〜〜〜
(*・A・)「手札の《機皇》モンスター3体を墓地に送って、《機皇神マシニクル∞》を特殊召喚ー!」
「wwwwww」
「でたwwwwwドクオのエースモンスターwwww」
(*・A・)「どうだ、かっこいいだろー! この前のアニメにも出てたんだぞー!」
アニメみたいなデュエルが好きだった。
生き生きと動く、かっこいいモンスターたちが好きだった。
使うデッキは、いつもアニメキャラのファンデッキだった。
将来は、プロデュエリストになりたい。
プロの世界で、アニメのように熱く劇的なデュエルがしたいと、そう思っていた。
「はいはい、じゃあトラップ発動な。《奈落の落とし穴》」
(;・A・)「あ……っ!」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「マwwwwwシwwwwwニwwwwwクwwwwwルwwwww」
「wwwwwwwwwwwwクソすぎwwwwwwwwww」
(;・A・)「う、うう……せっかく、せっかく召喚できたのに……」
「バカじゃねえのwwwww今時耐性もない最上級とか時代遅れなんだよwwwww」
(;A;)「う、うう、うわああああああああああああああああああん!!」
「あ、ドクオが逃げたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「おい待てよ、まだデュエル終わってねえぞwwwwwwwww」
「じゃあ俺のターンな! 《甲虫装機 ダンセル》召喚、効果で《ホーネット》装備なwwwwwww」
(;A;)「うわあああああああん、うわあああああああああああああん!!」
けど、現実はそんなに甘くなかった。
いつもいつも、泣かされてばかりいた。
('A`)「うーん……やっぱ除去対策としては《亜空間物質転送装置》のほうが万能か? でも場が空くんだよなぁ」
(;'A`)「しかし《安全地帯》だとちょっと間に合わない場面も多い……ぐぬぬ……」
それでも、必死に努力した。腕を磨いた。
そうしてアカデミアを出た俺は、どうにかプロリーグに進出することができた。
念願が叶ったと、そう思ったのに。
('A`)「マジックカード、《ミラクル・フュージョン》を発動! 墓地のモンスター5体を除外し、《ゴッド・ネオス》を融合召喚!」
('A`)「そして効果を発動……」
「ならば、チェーンして《強制脱出装置》を発動!」
(;'A`)「……!!」
甘かった。
プロの世界は、思うよりずっと厳しいものだった。
「なぜ、あそこで《ゴッド・ネオス》を召喚したのですか?」
「場の状況を考えると、《アブソルートZero》を召喚するべきだったのでは?」
「プレイングミスですか?」
('A`)「いえ。僕は、《ゴッド・ネオス》で勝ちたかったんです」
「でも、負けましたよね」
「プロとしてそのような態度はいかがなものかと思いますが」
「プロリーグという世界をどのようにお考えなのですか?」
結局、ロクに名を知られることもなく、プロの世界からは脱落してしまった。
『勝てばいい』だけのデュエルに、馴染むことはできなかった。最後の最後まで。
「君に与えられるナンバーズは、《39》」
そうして落ちぶれに落ちぶれて、行き着いたのは裏の世界。
生活のため、汚れ仕事をこなす日々。
昔憧れた、アニメの世界の主人公たちとは、随分違う生き方だった。
( A )「うぐぁっ!」LP 300→ 0
「ケッ、雑魚が」
そしてそこでも、自分のデュエルを捨てることはできなかった。
ヒーローには程遠い路地裏、信念を持つには汚すぎる仕事。
そんな場所で、中途半端な理想を振りかざしても、醜いだけ。わかっていたのに、捨てられなかった。
_
( ゚∀゚)「なぁ。もう、いいだろ?」
('A`)「……え?」
_
( ゚∀゚)「お前のそのナンバーズ、俺によこせっつってんだよ」
(;'A`)「な、なんでだよ!」
_
( ゚∀゚)「ハァ……。見てると、イライラするんだよ。てめえのデュエルは」
_
( ゚∀゚)「支給されたナンバーズは優秀だってのによぉ。グダグダ煮え切らねえデュエルばっかしやがって」
_
( ゚∀゚)「だから、そいつは俺が有効に活用してやるって言ってんだ!」
(;'A`)「やっ、やめろ! これだけは、こいつだけは!」
_
( ゚∀゚)「チッ。だったら、他のプロフェッサーからナンバーズを奪って来い」
('A`)「……は?」
_
( ゚∀゚)「当たり前だろうが。てめえのナンバーズを差し出すのが嫌だってんなら、他のナンバーズを用意しろよ」
(;'A`)「なんで、俺がそんなこと!」
_
( ゚∀゚)「なんで、だぁ? 実力も無ければ、顧客からの評価も悪い。依頼の達成率も良くない」
_
( ゚∀゚)「聞きたいのはこっちのほうだぜ。そんな奴を、なんでこのギルドに置かなきゃならねえんだ?」
(;'A`)「……!!」
_
( ゚∀゚)「むしろ感謝してほしいくらいだぜ。最後のチャンスを与えてやるって言ってんだからな」
(;'A`)「……」
気付けば、後がなくなっていた。
〜〜〜
( A )「……嫌だ……」
( A )「負けるのは嫌だ、もう嫌だ! リバースカードオープン、《無謀な欲張り》!」
('A`)「発動後2ターンの間、自分のドローフェイズを飛ばすかわりに、この場でカードを2枚ドローする!」
(゚、゚トソン『ハイリスクハイリターンなカード、ですね』
( ゚д゚)「ここに、全てを賭けてくるようだ」
('A`)「……全ての光よ、力よ」
('A`)「……我が右腕に宿り、希望の道筋を照らせ……」
( ゚д゚)「……?」
(゚、゚トソン『……確か、随分昔に流行ったアニメのセリフですね』
( ゚д゚)「……くだらん」
( A )「――――」
(゚A゚)「――――行くぜ!」
( ;゚д゚)「!?」
(゚、゚;トソン『な、なんですか!?』
( ;゚д゚)「デッキが、光っている……!?」
(゚A゚) 「 ド ロ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ー ー ー ー ー ! 」
(゚A゚)「――!! ……ッハハ、ハハハハハハハ! 来た、来た、来たぜええええええ!」
(゚、゚;トソン『どういう、ことですか!』
(゚A゚)「さあなあ、自分でも何が起きてるかわからねえ。けど、最高の気分だ……今なら、誰にも負ける気がしねえ!」
(゚A゚)「俺は! 手札から、《ZW-玄武絶対聖盾》を召喚ッ!!」
《ZW-玄武絶対聖盾》:星4/地属性/水族/攻 0/守2000
( ゚д゚)「……」
(゚、゚;トソン『……《ZW》?』
(゚A゚)「このカードが召喚に成功したとき、ゲームから除外されているエクシーズモンスターを1体選択し、守備表示で特殊召喚する!!」
(゚A゚)「戻ってこい……《希望皇ホープ》!」
《No.39 希望皇ホープ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【エクシーズ】
( ゚д゚)「懲りずに、またナンバーズを呼び戻すか。だが守備表示では、《ブラック・レイ・ランサー》を倒すことも……」
('A`)「行くぜ、《ホープ》……お前が、お前だけが、俺の希望……」
(#゚A゚)「俺は! 場の《No.39 希望皇ホープ》を素材として! オーバーレイネットワークを構築!」
( ;゚д゚)「な…ッ!?」
(゚、゚;トソン『1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを……い、いや、それよりも!』
( ;゚д゚)「エクシーズモンスターを素材としたエクシーズ召喚だと!?」
(#'A`)「俺はやってやる……絶望の底を、ぶち抜いて! その彼方で、希望を掴み取ってやる!」
(#'A`)「現れろ、カオスナンバーズ! 混沌の世界からの使者!」
(#゚A゚)「 《 C N o . 3 9 希 望 皇 ホ ー プ レ イ 》 ! ! 」
人 x≦i 〈三〉 x≦三ク' lニl l゙、 x≦三三ク' /. lニl l ゙、 r──‐-,,、 x≦ニ三三ク' l l ..,ィト、-l ヽ''' ̄フ: : : >─-,,,`丶 rニ三三三三:ク' _l .゙、 |-ll‐lハ / / x‐''"__ `丶ゝ-‐/ 三三三三:ク' x≦-''"<::::/ヾl爪-/ニヽ( )-‐'''ヽ´ : : : : :` 丶 、 \ /三三ニ=-‐./ /: : : : 二( )〈‐--‐'''_ l/ /ヽ; ;⌒ ヽ\ : : : : : : : : : :>二/ / //二ニ=-‐ヽヽl lニ=ニl/ヽ ; ; \ \; ;} \三三三フ  ̄ ̄ ´ ',二ニ=-,,,、 // /: : : :/; ;; ;; ;lニヽミ.彡l/ ; ; ; /.\; ;;.゙/´ ヽ二ニ=-、`丶、 ∨三三三/ /: : : : :./ 〃; ; ∧`lニニl‐r-、-〈 \l; ;; ;; ;/>、 : : :`丶、〉 ∨三三/".: : : :. :._/ 〃; ; / >ニ‐-ニ/-l‐-l \_ ゝニニl ミ } : : : : : : : :\ \ニ/__,,x≦// `ヽ; ; //;ヽ ∨ / ; l /-、 \-\ ゙、ゝノ : : : : : : : : : : :\ `''‐-‐''' //; ; ,.イノ; ; ; ; ;ヽ_l_/; ; ;l/; ;; ; /`ヽ ( )ヽ. ゙、 : : : : : : : : : : : :ヽ : :\ 冫lフヽヽ /, イ; ; >"ヽ ; ; ; ;ヽ‐‐--/ ヽ ニ\゙、 : : : : : : : :',、: :',゙、:',ヽ::::\ ヽ彡i >、 >'//  ̄ ヽ ; ; ; ;ヽ /\\ \ : : : : ',、:::', ヽ::'. ゙、:', \ \ ヽノ /./ /'''"l l::\ /:::/\\ \ : : ', ',:::', ゙、::',. ゙、', \ ゙\ /‐/ヽ‐‐r、ヽ_, イ l l:::::l \/:/ \ \ \ ', ',::', ゙、:', ヽ \ ゙\ / l`‐''''"゙、 / l l l:::::l .l/ l ゙、 \ \ ',::', ゙、', ヽ \ ゙\ /,','/ ̄〉‐-`∨ l. ∨ l{ ヽ/フ \ i ゙、\ \',::', ゙、、 ヽ \ ゙\ /,' ,' l\/i-‐'''‐ 〉 l l l ヽ ヽ ゙、i ゙、:::丶、 \', ヽ ヽ \ ゙゙\ /,' ,' ,' l i / l l ,l \lーヽ"イヽ ',::::', 丶、ヽ ヽ ヽ \ ゙゙\ / ,' ,' ,' .l i /i `l `ll´ l" ヽ‐∨ 〉、 ',:::',‐-=,,,`丶ヽ ヽ ヽ \ ゙゙\ / ,' ,' ,' ./__,,,、l/ / l .`ll´ l ゙、/´ /\ ',:::',  ̄` ‐--ゝ__ ヽ ゙\ . / ,' ,' .,'/_ /i ./l l .ll. l .∨:∧ / ',::',  ̄ゝ-‐'''´ ̄ ̄ / ,' .,' ,'/、/_ ̄ l ̄ l .ll. l ∨::∧/ \∨ . / ,' ,' ,/ __二l l ‐-‐ .l `lヽ \ \ / ,' ,'__ニ=/ ̄ <{ } ハ l l ヽヽ \ \ //‐-> / / ハ \/ `゙、 ヽ ノ )
《CNo.39 希望皇ホープレイ》:ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【カオス・エクシーズ】
(゚、゚;トソン『な……ッ!?』
( ;゚д゚)「なんだ、このモンスターは……!?」
('A`)「見たか……! これが、俺の掴み取った希望!」
('A`)「《希望皇ホープレイ》の効果発動! オーバーレイユニットを1つ使い、攻撃力を500ポイントアップする!」
('A`)「さらにこのとき! 使ったユニット1つにつき1000ポイント、相手モンスター1体の攻撃力を下げる!」
('A`)「《シャーク・ドレイク》の攻撃力を下げるぜ!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK2500→3000
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK3000→2000
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
(゚、゚;トソン『攻撃力が逆転した……!』
('A`)「まだだ、まだこんなもんじゃ終わらねえ! 手札から、《ZW-風神雲龍剣》を《ホープレイ》に装備する!」
《ZW-風神雲龍剣》:星5/風属性/ドラゴン族/攻1300/守1800
(゚、゚;トソン『また同じ……? やはり、妙です! 《ZW》などというカード群、こちらのデータベースには存在しません!』
( ;゚д゚)「装備カードとなるモンスター、か…」
('A`)「そうだ! このカードが装備されている間、《ホープレイ》の攻撃力は1300ポイントアップする!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK3000→ATK4300
('A`)「そして! 場の《玄武絶対聖盾》をリリースして、マジックカード《ミニマム・ガッツ》を発動!」
('A`)「俺のモンスター1体をリリースすることで、相手モンスター1体の攻撃力をゼロにする!」
( ゚д゚)「……」
【( ゚д゚ )】
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2000→ 0
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
('A`)「さあ行くぜ、バトルフェイズッ! 《希望皇ホープレイ》で、《シャーク・ドレイク》に攻撃だ!」
('A`)「"ホープ剣……トルネード・ブリンガー"ッ!!」
('A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4300
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK2000
( ゚д゚)「リバースカード、オープン!」
( ;゚д゚)「……!?」
(゚、゚;トソン『ど、どうしたんですか?』
( ;゚д゚)「発動、しない!?」
('A`)「何を伏せてるかは知らねえが、そいつの効果は発動させねえ! 《風神雲龍剣》の効果!」
('A`)「こいつが《ホープレイ》に装備されている限り、《ホープレイ》をカード効果の対象にすることはできなくなる!」
( ;゚д゚)「なんだと!?」
('A`)「止まるな《ホープレイ》、《シャーク・ドレイク》をぶった切れ!」
('A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4300 【Win】
( ゚д゚):《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》@ATK 0 【Lose】
( ;-д゚)「ぬ……うおおおおおおおおッ!」LP8000→3700
(゚、゚;トソン『だ、大丈夫ですか!?』
( ;゚д゚)「落ち着け、まだ来る!」
(#'A`)「そして《シャーク・ドレイク》を戦闘破壊したことで、《ミニマム・ガッツ》の後半効果が発動する!」
(#'A`)「この効果を受けたモンスターが戦闘で破壊された時、コントローラーはその元々の攻撃力分ダメージを受ける!」
(゚、゚;トソン『《シャーク・ドレイク》の元々の攻撃力は……』
(#'A`)「2800ポイントの、ダメージだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
( ;-д )「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」LP3700→ 900
('A`)「やったぜ! 俺はこれで、ターンエンドだ!」
【TURN7】 手札:3 LP: 600
場:《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK3800 / 《風神雲龍剣》(→《ホープレイ》)
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4300→3800
(゚、゚;トソン『《ホープレイ》の効果は、エンドフェイズに切れるようですね……』
( ;゚д゚)「くぅっ……。ここまでの反撃を貰うのは、想定外だった」
(゚、゚トソン『……大丈夫なんですか?』
( ゚д゚)「問題ない。敵のライフは既に3桁、十分射程圏内だ。私のターン、ドロー!」
( ゚д゚)「手札から、《ドリル・バーニカル》を召喚!」
《ドリル・バーニカル》:星3/水属性/水族/攻 300/守 0
(゚、゚トソン『《忘却の都レミューリア》の効果で、ステータスは200アップします』
【( ゚д゚ )】
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
《ドリル・バーニカル》【水】@ATK 300/DEF 0→ATK 500/DEF 200
('A`)「そいつは……!」
( ゚д゚)「そうだ。《ドリル・バーニカル》は、モンスターを無視して相手にダイレクトアタックすることが可能」
( ゚д゚)「バトルフェイズに入る。やれ、《ドリル・バーニカル》! ダイレクトアタックだ!」
( ゚д゚):《ドリル・バーニカル》@ATK 500
('A`):《ダイレクトアタック!》@LP 600
(;'A`)「うぐっ!」LP 600→ 100
( ゚д゚)「そして、《ドリル・バーニカル》の第二効果が発動する」
(゚、゚トソン『ダイレクトアタックによってダメージを与えたとき、攻撃力を1000ポイントアップさせることができます』
【( ゚д゚ )】
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
《ドリル・バーニカル》@ATK 500→1500
(;'A`)「く……」
( ゚д゚)「私の墓地に存在するモンスターは、今なお全て水属性。よって《フィッシュボーグ−ランチャー》を守備表示で特殊召喚する」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
【( ゚д゚ )】
《ブラック・レイ・ランサー》@ATK2100
《ドリル・バーニカル》@ATK1500
《フィッシュボーグ−ランチャー》【水】@ATK 200/DEF 100→ATK 400/DEF 300
( ゚д゚)「《ブラック・レイ・ランサー》を守備表示に。カードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
【TURN8】 手札:0 LP: 900
場:《ブラック・レイ・ランサー》@DEF 600 《ドリル・バーニカル》@ATK1500 《フィッシュボーグ−ランチャー》@DEF 300
/ リバースカード×3 / 《忘却の都レミューリア》
( ゚д゚)(奴はなんとしても《ドリル・バーニカル》の破壊を狙ってくるはず)
( ゚д゚)(だが、ここまでの戦術を見ている限りでは……奴のデッキに、除去カードはそう多くない)
( ゚д゚)(そして、《ホープレイ》は《風神雲龍剣》の効果で、ある程度の罠からは身を守ることができる……)
( ゚д゚)(ならば、次に奴が取る行動は《ホープレイ》による《ドリル・バーニカル》への攻撃)
('A`)「俺のターン、ドロー……は、できない。だが!」
('A`)「装備魔法、《ガガガリベンジ》を発動! 墓地に存在する《ガガガ》モンスター1体を特殊召喚して、このカードを装備する!」
('A`)「蘇れ、《ガガガマジシャン》!」
《ガガガマジシャン》:星4/闇属性/岩石族/攻1500/守1000
('A`)「そして《ガガガマジシャン》の効果を発動。1ターンに1度、このカードのレベルを1から8の範囲で変更することができる!」
('A`)「俺は《ガガガマジシャン》のレベルを5にするぜ!」
【('A`)】
《ガガガマジシャン》@☆4→☆5
('A`)「さらに、《アステル・ドローン》を通常召喚!」
《アステル・ドローン》:星4/地属性/魔法使い族/攻1600/守1000
(゚、゚トソン『エクシーズ召喚に使用する際、レベルを5として扱うことのできるモンスター……』
(゚、゚トソン『狙いは、ランク5のエクシーズ召喚ですかね』
( ゚д゚)(……《フィッシャーチャージ》を発動するべきか、否か)
( ゚д゚)(このカードで《風神雲龍剣》を破壊し、その後の《ホープレイ》の攻撃を《ポセイドン・ウェーブ》で跳ね返す算段だったが……)
(#'A`)「俺は! レベル5の《ガガガマジシャン》と、レベル5扱いの《アステル・ドローン》でオーバーレイ!」
(゚、゚トソン『……とりあえず、何が出てくるかを見てからでも、遅くはないかと』
(゚、゚トソン『ランク5で破壊耐性を持つモンスターといえば、何体か該当するモンスターは存在しますが、
そのどれも《ポセイドン・ウェーブ》に対しては耐性を持ちません』
( ゚д゚)「うむ」
(#'A`)「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚ッッ!!」
(#'A`)「現れろ―― 《 Z W − 獣 王 獅 子 武 装 》 ! ! 」
《ZW−獣王獅子武装》:ランク5/光属性/獣族/攻3000/守1200 【エクシーズ】
( ;゚д゚)「……!?」
(゚、゚;トソン『なんですか、このモンスターは!?』
('A`)「《アステル・ドローン》の効果、発動。こいつがエクシーズ召喚の素材となったとき、俺はカードを1枚ドローできる」
('A`)「さらに、《ガガガリベンジ》の効果。装備モンスターがエクシーズ召喚の素材となった時、
俺の場のエクシーズモンスター全ての攻撃力を、300ポイントずつアップさせることができる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK3800→4100
《ZW−獣王獅子武装》@ATK3000→3300
('A`)「そして《獣王獅子武装》の効果、発動! オーバーレイユニットを1つ使い、デッキから《ZW》1枚を手札に加える!」
(゚、゚;トソン『そもそもの《ZW》自体、こちらのデータベースに存在しないカードだと言うのに……!
どうして、専用サーチカードなんてものが存在するんですか!?』
( ;゚д゚)「……《CNo.》といい、《ZW》といい。ふざけたカードばかり使う……」
(#'A`)「全ての光よ、力よ! 我が右腕に宿り――希望の道筋を照らせ!!」
(#'A`)「 シ ャ イ ニ ン グ ・ ド ロ ー ! ! 」
('A`)「……俺は! 《ZW−獣王獅子武装》、第二の効果を発動!」
('A`)「フィールド上に存在するこのカードを《ホープレイ》の装備カードとし、その攻撃力を3000ポイントアップさせる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4100→7100
(゚、゚;トソン『攻撃力、7100……!』
( ゚д゚)「だが、いくら攻撃力があろうと……」
('A`)「そして、俺は! 手札の《ZW−雷神猛虎剣》を《ホープレイ》に装備する!」
《ZW−雷虎猛虎剣》:星5/光属性/獣族/攻1200/守2000
('A`)「このカードは《ホープレイ》の攻撃力を1200ポイントアップさせる」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK7100→8300
('A`)「そして! こいつが装備カードとなっている限り、相手プレイヤーは《ZW》をカード効果で破壊することができなくなる!」
( ;゚д゚)「……!! しまった!」
(゚、゚;トソン『これでは、《フィッシャーチャージ》を発動することが……!』
('A`)「ダメ押しに《ジャンク・アタック》を発動、《ホープレイ》に装備する……そして、バトルフェイズ!」
(#'A`)「これで、終わりだ! 《希望皇ホープレイ》で、《ドリル・バーニカル》を攻撃!」
(#'A`)「 ホ ー プ 剣 ――― ア ル テ ィ メ ッ ト ・ ス ラ ッ シ ュ ! ! 」
(#'A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK8300 【Win】
( ;゚д゚):《ドリル・バーニカル》@ATK1500 【Lose】
( ゚д゚)「リバースカード、オープン! 《ガード・ブロック》!」
( ゚д゚)「このバトルでのダメージをゼロとして、カードを1枚ドローする!」
('A`)「凌がれたか……だが、《ジャンク・アタック》の効果は受けてもらう!」
(゚、゚トソン『《ドリル・バーニカル》の元々の攻撃力は300、その半分のダメージが来ます』
( ゚д゚)「問題はない」LP 900→ 750
('A`)「まだだ! 《獣王獅子武装》の効果発動!」
('A`)「装備カードとなったこのカードを墓地に送ることで、このターン《ホープレイ》はもう1度モンスターに攻撃できる!」
('A`)「装備カードとなったこのカードを墓地に送ることで、このターン《ホープレイ》はもう1度モンスターに攻撃できる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK8300→5300
(#'A`)「行け、《ホープレイ》! 《ブラック・レイ・ランサー》を破壊しろ!」
(゚、゚;トソン『防いでください! 《ブラック・レイ・ランサー》が破壊されたら、
《ジャンク・アタック》の効果で攻撃力の半分、1050ポイントのダメージを受けます!』
( ゚д゚)「わかっている…! リバースカード、オープン! 《フィッシャーチャージ》!」
( ゚д゚)「《雷神猛虎剣》が守れるのは《ZW》のみ。《フィッシュボーグ−ランチャー》をリリースして、《ジャンク・アタック》を破壊する!」
('A`)「チッ、気付いてたか……」
( ゚д゚)「そして、カードを1枚ドロー」
('A`)「だが、《ホープレイ》の攻撃が止まったわけじゃねえ。殺れ!」
('A`):《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK5300 【Win】
( ゚д゚):《ブラック・レイ・ランサー》@DEF 600 【Lose】
( ゚д゚)「む……っ」
('A`)「くそっ、仕留め切れなかった……」
('A`)「だが、《ZW》はまだ健在。この二刀流の《ホープレイ》は、まさに無敵のナンバーズ!」
( ゚д゚)「……」
('A`)「1枚カードを伏せて、ターンエンド!」
【TURN9】 手札:0 LP: 100
場:《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK5300 / リバースカード×1 《雷神猛虎剣》《風神雲龍剣》(→《ホープレイ》
('A`)(《ホープレイ》の攻撃力は5300。しかも《風神雲龍剣》の効果で、カード効果の対象にすることはできない)
('A`)(そしてその《風神雲龍剣》は、《雷神猛虎剣》によって守られている……!)
('A`)(あいつはこのターン、壁モンスターを並べて攻撃を凌ぐくらいしかできないはず)
( -д-)「……私のターン、ドロー」
('A`)(そうなったら、今伏せた《エクシーズ・リボーン》を発動して、《獣王獅子武装》を復活させ……)
('A`)(その効果で《不死鳥弩弓》をサーチすれば……!)
( ゚д゚)「《サルベージ》を発動。墓地から攻撃力1500以下の水属性モンスター……《素早いマンボウ》2体を手札に戻す」
( ゚д゚)「そして、その2体をデッキに戻し、《強欲なウツボ》を発動!」
(゚、゚トソン『手札の水属性モンスター2体をデッキに戻すことで、カードを3枚ドローできます!』
( ゚д゚)「3枚、ドロー」
( ゚д゚)「手札から、《アビス・ソルジャー》を召喚」
《アビス・ソルジャー》:星4/水属性/水族/攻1800/守1300
( ゚д゚)「《アビス・ソルジャー》の効果発動。手札の水属性モンスター1体を墓地に送り、場のカード1枚を手札に戻す……」
('A`)「それがどうした! その効果は、《ホープレイ》を対象にすることはできないぜ!」
( ゚д゚)「《ホープレイ》は、な。私は、お前のフィールドの《ZW−風神雲龍剣》を手札に戻す」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK5300→4000
('A`)「ぐっ。だが、それでも《ホープレイ》の攻撃力は……」
( ゚д゚)「そして、墓地へ送った《海皇の重装兵》の効果発動」
(゚、゚トソン『水属性モンスターの効果を使うために、このカードが墓地へ送られた場合。
相手フィールドに表側表示で存在するカード1枚を、破壊することができます』
(;'A`)「なぁ……!?」
( ゚д゚)「《風神雲龍剣》が消えたことで、《ホープレイ》をカード効果の対象にすることが可能となる。消えろ、《ホープレイ》!」
(;'A`)「ま、まだだ! 《雷神猛虎剣》の効果発動!」
(;'A`)「これを装備した《ホープレイ》がカード効果によって破壊されるとき、
代わりにこのカードを破壊することで、《ホープレイ》は破壊を免れる!」
【('A`)】
《CNo.39 希望皇ホープレイ》@ATK4000→2800
(;'A`)「クソッ、クソッ、クソッ、クソッ! せっかく完成させたのに……」
(;'A`)「せっかく、無敵の二刀流を完成させたってのに! 結局、結局……ガチカードには勝てねえっていうのかよ!」
(;'A`)「どいつもこいつも、勝てればそれでいいって言うのかよ!」
(゚、゚トソン『……! 思い出しました』
(゚、゚トソン『《ZW》というカード群。それは確か、かなり昔のテレビアニメで、主人公が使っていたカードのはず!』
( ゚д゚)「……アニメ?」
(゚、゚トソン『ええ。最も、OCG化はされなかったようですが……』
(゚、゚トソン『……あれ、そう言われてみれば。彼のナンバーズ、《希望皇ホープ》と《ホープレイ》……』
(゚、゚トソン『この2体も、あの主人公が使っていたモンスターに似ているような気がします』
( ゚д゚)「……フン、くだらん。手札よりマジックカード《浮上》を発動」
( ゚д゚)「墓地より、レベル3以下の魚族モンスター……《トライポッド・フィッシュ》を特殊召喚する」
《トライポッド・フィッシュ》:星3/水属性/魚族/攻 300/守1300
( ゚д゚)「そして、墓地からの特殊召喚に成功したことで、《トライポッド・フィッシュ》の効果を発動」
(゚、゚トソン『場の魚族・水族・海竜族モンスター1体を選択して、レベルを1つ上げます!』
( ゚д゚)「私は《トライポッド・フィッシュ》自身を選択する」
【( ゚д゚ )】
《トライポッド・フィッシュ》【魚】@☆3→☆4
《アビス・ソルジャー》@☆4
(;'A`)「レベル4のモンスターが、2体……!」
( ゚д゚)「私は、レベル4の《アビス・ソルジャー》と《トライポッド・フィッシュ》の2体でオーバーレイ!」
( ゚д゚)「2体の水属性モンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚」
( ゚д゚)「現れろ、《バハムート・シャーク》!」
《バハムート・シャーク》:ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100 【エクシーズ】
( ゚д゚)「《忘却の都レミューリア》の効果で、攻守が200ポイントアップする」
【( ゚д゚ )】
《バハムート・シャーク》@ATK2600/DEF2100→ATK2800/2300
(;'A`)「けっ、けど! それでも《ホープレイ》と攻撃力は同じ! 攻撃しても相打ちだ!」
( ゚д゚)「攻撃などしない。《バハムート・シャーク》の効果発動」
( ゚д゚)「オーバーレイユニットを1つ使い、エクストラデッキからランク3以下の水属性エクシーズモンスター1体を特殊召喚する」
( ゚д゚)「現れろ、《潜航母艦エアロ・シャーク》!」
《潜航母艦エアロ・シャーク》:ランク3/水属性/魚族/攻1900/守1000 【エクシーズ】
('A`)「《エアロ・シャーク》? そんなモンスターで、何を……」
( ゚д゚)「……手札から、マジックカード《オーバーレイ・リジェネレート》を発動」
( ゚д゚)「このカードを、《エアロ・シャーク》のオーバーレイユニットとする」
【( ゚д゚ )】
《バハムート・シャーク》@ORU:1
《潜航母艦エアロ・シャーク》@ORU:0→1
('A`)「……」
( ゚д゚)「そして、オーバーレイユニットを1つ使い、《エアロ・シャーク》の効果発動!」
(;'A`)「なぁ!?」
(゚、゚トソン『ゲームから除外されている自分のモンスター1体につき100ポイント、相手にダメージを与えます』
(;'A`)「まっ、待てよ! ゲームから除外されたモンスターなんて、お前には……」
( -д゚)「……覚えていないのか?」
('A`)「……え?」
〜〜
( ゚д゚)「墓地に存在する他のモンスターが全て水属性のため、このカードを墓地から特殊召喚させてもらう」
(;'A`)「なっ、またかよ!?」
《フィッシュボーグ−ランチャー》:星1/水属性/魚族/攻 200/守 100 【チューナー】
(゚、゚トソン『自身の効果で特殊召喚した《フィッシュボーグ−ランチャー》は、フィールドを離れるとゲームから除外されます』
('A`)「そうか、エクシーズ召喚に使えば、フィールドを離れた扱いにはならないから……」
〜〜
〜〜
( ゚д゚)「わかっている…! リバースカード、オープン! 《フィッシャーチャージ》!」
( ゚д゚)「《雷神猛虎剣》が守れるのは《ZW》のみ。《フィッシュボーグ−ランチャー》をリリースして、《ジャンク・アタック》を破壊する!」
('A`)「チッ、気付いてたか……」
〜〜
(;'A`)「あ――ッ!!」
( ゚д゚)「そういう、ことだ。《エアロ・シャーク》の効果発動、100ポイントのダメージを受けろ!」
___ _--=ニ二三{ <ニ> }三二ニ=‐‐--__ _-=ニ二三三二ニ=-‐''''"゙''''‐-‐''"゛ ̄ ̄゛''''''l.l‐-=ニ二三三> ヽニ=-‐''" ̄/||丶、 /||丶、 |:::|:::|:::|:::| |:::|:⊥::|:::| l/ニニ\ /__ニニ \ //-‐''‐-\丶、 / /-‐''´ `''ヽ \ / /,,ィlwwww/-、ヽ/ ヽ/,,ィl^^^^^l-、ヽ〉 ⊂ニニニl l;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;l /二ニ=--=ニ二゙、l;;;;;l;;;;;;;;;;;;;ll;;;;l /ニニニ⊃ l::゙、゙、 l;;;;;;;;;;;;;;;l;/./二二二二二二゙、ヽlwwwwll;//:::i i::::ヽ ^^^^^^ / ゙、 =ニ二ニ= ii:::::i , -、,,-‐、⌒). i::::i `ヽニニ/ ` ̄| | ̄´ .i::::i /l\ l __ ヽ. ∨ | | | | ∨ /l 〉 \/ `ヽ ).. | | ∨ / l/ ゙、 \ .i `).. ∨ l /\\/ / l / ヽ\‐''" . i / ∠二\ ヽ. ニ=-" `  ̄'''' ̄´('A`)「そん、な――」 【LP:100】
ヽ` ´ ´. __,,:::========:::,,__ ...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐... ..‐´ ゙ `‐.. / \ .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;................. .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;...... ;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;; ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙ ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙ `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙ ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙ ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´ ( A )「うあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ.........」LP 100→ 0
【Win】
【( ゚д゚ )】
( A )「う、ぐ……ちく、しょう……」
( ゚д゚)「……お前自身の信念や、プレイスタイル。それ自体を批判するつもりはない」
( ゚д゚)「だが、それをカードや環境のせいにするのは、筋違いというものだ」
(; A )「……」
( ゚д゚)「勝てればそれでいいだとか、ガチカードがどうとか……聞くに堪えん」
( ゚д゚)「全ては、お前が弱かっただけのこと」
(; A )「……なん……だと……?」
( ゚д゚)「そうだ。環境を、カードパワーを、跳ね返すだけの力が、お前にはなかった」
( ゚д゚)「お前のカードが弱いわけでも、私のカードが強いわけでもない」
( ゚д゚)「お前が、弱い。それだけだ」
( A )「……く、そ……が、……」
( A )「……」
( A )死ーん
( ゚д゚)「――さて」ズルズル
( A )ズルズル
(゚、゚トソン『……あの、何してるんですか?』
( ゚д゚)「こいつを、私の事務所に連れて帰る」ズルズル
(゚、゚トソン『……すごく、デジャブを感じる光景なんですけど』
( ゚д゚)「《CNo.》といい、《ZW》といい、わけのわからないことだらけだ」
( ゚д゚)「目を覚ましたら、こいつに直接聞くのが一番だと思うがな」
(゚、-;トソン『……まあ、そうですかね。わかりましたよ、早く帰ってきてくださいね』
( ゚д゚)「ああ」
( ゚д゚)「……やれやれ。謎のほうから、こちらに飛び込んできてくれるのだからな」
( ゚д゚)「まったく、世話がなくて助かるものだ」
( ゚д゚)彼はカードプロフェッサーなようです 第3話おわり
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久々に来てみたら更新されてた。
シャーク・ドレイクを使いたいと思ってる俺には
すごい参考になります。
ヴァイスが登場するのか楽しみです!