人物

  • 主人公(デフォルト名:古林智士)
イノグレ作品で最年少な主人公、ぶっちゃけショタデザイン。
「古林智士」は「コバヤシ サトシ」と読む。本作では名前が変更できるため、「きみ」で呼ばれることが多い。
かわいい顔して下半身スペックが高め。
あかね役の高井戸雫さんは彼のマフラーがお気に入りのよう。
進め方次第で3日間で4人の女性と次々に関係を持つスケコマシ君。
  • 切原想子
本作の裏のメインヒロイン。本名は「七月歌音」であり、「クロウカシス」は彼女の復讐劇である。
巧妙かつ大胆(ときに杜撰)なやり方で次々にターゲットを惨殺し、証拠隠滅を計る。
彼女が大火傷のあと病院を抜け出し、どうやって「切原想子」になったのかは「クロウカシス」最大の謎か。
イノグレ作品のTRUEENDはヒロインがろくな目見ないことが多いが、その中でも救いがあった方かもしれない。
  • 七月紅緒
サブヒロインなのだが、ほとんどメインヒロインか。
あじ秋刀魚のラジオパーソナリティもあってか販売前から人気が高く、彼女のエンディングルートも館モノのお約束があったりと好評。
彼女だけ本編で和服を愛用している。エンディングでは洋服姿も見れる。(CG回想ではスクロール可能)
彼女も含め本作ではほくろ美人が多い。(紅緒、摩夜、なるみ)
本作女性キャラでは実質ただ一人の処女。そして最年少でもある。
七月家の娘は高校どころか、義務教育も行ってなさそうなのだが、後日談では見事日本の最難関大に合格している。どんな裏技か。
オカルト本を読むために独学でドイツ語とヘブライ語を習得したらしいので、頭脳明晰なのだろう。
  • 七月詩音
パッケージにも描かれているし、メインヒロインなのだが、存在感が希薄。ただし、Hシーンは全キャラ最多。
過去のイノグレ作品の例に漏れず思い通りになってくれない。「またか!」と感じた人も多いのでは。
アルビノ体質で髪も肌も白く、目は赤くなっている。
手帳では18歳で三女だが、実際には紅緒より年長。
  • 七月藍
本作である意味一番かわいそうだった人。トゥルーは彼女を死なさなければ辿りつけない。
3種類も死に方が描かれているのは彼女だけ。
詩音を愛しており、レズビアンと思いきや、救済されると主人公にいきなり体を迫ってくるなど、バイセクシャルかつお盛ん。
  • 七月摩夜
主人公とのHシーンがない唯一の女性(御巫とはある)
webラジオで「優しいと言われてる人に限って優しくない」とあった通りで、悪の元凶。
  • 燈山あかね
紅緒といっしょに販売前のラジオパーソナリティを努めた。
序盤から虐げられていたり、探していた姉は死んでおり、展開によっては焼死体になってしまうなどかわいそうなキャラ。
健気で真面目なメイドらしく、後日談でも献身的に七月家に仕える彼女の姿が見れる。
御巫に想いが届く日は来るだろうか。
  • 水守なるみ
日本人女性と思えない長身。男性キャラの高嶺に次いで高い。
販売前はそれほどでもなかったが、販売後は間違いなく最も人気をあげたキャラクターだろう。
彼女の言動、正体、ラストの探索が人気を呼んだのだろうか?
後日談では和服姿の彼女が見れる。
  • 辻村星次
優しく丁寧な館の管理人。住人達からの信頼も厚い・・・のだが
ある意味、主人公(特に詩音目当てだった人)から全てを奪ってくれたキャラ。
詩音TRUEエンドでは見事に駆け落ちしている。
  • 御巫博士
摩夜と愛人関係を持っていた七月家主治医。
首は斬られないが、彼の殺害現場が本作で最も凄惨なシーンかもしれない。
同姓の人物がイノグレ過去作品に出てくるが、関連性は不明。
作中、いくつもの事件で主人公にヒントをくれる彼が、六曜勇の本性を見抜けていたかは謎である。
  • 六曜勇
事件の発端となった人物。
ただ、彼すら生き残るルートも存在しており、そのシーンと序盤シーン合わせて「アナルファッカー」で呼ばれることとなった。
  • 高嶺仁
強面弁護士。
死亡フラグな台詞を連発していたが、どのルートでも最後まで死なない人。
館内の発言だと小心者に思えるかもしれないが、山小屋の火事事件で歌音と詩音を救助するなどかなり勇敢。
事件後の弁護も行っており、刑を軽くするなど一番ヒロインたちを救った人なのかもしれない。
  • 美園あかり
あかねの実姉で御巫の想い人。七月家でメイドとして仕えていたが、摩夜によって惨殺されてしまっていた。
美園は父方の姓で、燈山は母方の姓。
  • マリノ・リーシェ
ドイツ人で歌音と詩音の実母。嫉妬に狂った摩夜によって焼死させられた。
摩夜に「メイドの写真」について尋ねると見事知らんぷりされる。
  • 七月恒星
亡くなった七月家当主で音楽家。婿入りで旧姓は辻村。
摩夜とは長年子供が出来ず、藍と紅緒の実父ではない。
一度の浮気でマリノとの間に出来た子供が歌音と詩音。
彼の遺産の分配は摩夜、藍、紅緒での均等分配であったが、彼の残した未発表曲はマリノ、歌音、詩音へ捧げられたものだった。
  • 御巫士郎
御巫博士の父で元主治医。摩夜と愛人関係にあり、出来た子供が藍と紅緒。
人妻に手を出すような男だが、彼の六曜家に対する見解は強ち間違ってはいなかったことが後々明らかに...

時代背景など

劇中は岩手山奥の2月、年は後日談・紅緒でわかる。イノグレ作品では最も現代に近い。
  • 東京オリンピック(昭和39年10月10日)
  • 新幹線開通(昭和39年10月1日)
  • 海外旅行自由化(昭和39年4月1日)※想子の「日本語なんてハワイでも通じる」はフライング気味かも・・・。ハワイの日系移民の事を言っていたのかもしれないが。
  • 三種の神器(昭和30年代の流行家電。白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫のこと。七月家には全てない)

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